ストラバの自転車で使うべき機能5選
ランニングやスイミングなど、多くのスポーツで自分の活動を記録するのに便利なストラバ。機材スポーツであるサイクリングでは特にできることが多く、その持ち味もいかんなく発揮できます。そのために使うべき便利な機能をご紹介します。
何が便利?①ポストルートラボ!ルートビルダー
自転車に適した感覚的な作図機能
現在ルート作成の定番として使われているYahoo!のルートラボが2020年3月で終了することが発表されました。その後継として注目され始めたのがルートビルダーです。ルートラボに近い感覚でコースが作成できて、自転車に最適化された使い勝手の良さや機能が盛り込まれていることから、既にルートビルダーに変更するユーザーが急増しています。
何が便利?②あらゆるフィットネスデバイスに対応
とびぬけた互換性
最近ではスマホのみならず、スマートウォッチ、心拍計、サイクルコンピュータ、パワーメーターと、自分のトレーニングのデータを記録するデジタル機器が出回っています。ストラバは実に380以上ものこうしたデバイスと連携することが可能。タイムや走行距離の記録は使い慣れたサイコンやスマートウォッチで、計測や分析は後からストラバにアップして行う、といった使い方が容易になるのです。データは全てストラバで一括管理されているので、これらの機器を変更しても失われることなく、継続して使えるのも大きなメリットです。
何が便利?③メーターがなくても測れる!推定パワー機能
更なる記録更新を目指すには、自分が現在どれだけの力を出すことができるかを知ることが大事です。できることならパワーメーターは欲しいですがなにぶん高額ですね。でもストラバなら大丈夫です。
推定パワー機能とは
ストラバでは初期設定で自分の体重を入力しておくと、体重と速度、距離などから推定パワーを割り出してくれます。あくまでも数値は推定であり正確ではありませんが、たとえおおよそでも自分のパワーの目安がわかるのは便利ですね。
何が便利?④zwiftを始め様々なアプリとも連携
ストラバは他のランニングやサイクリング系ウェブサービスとも積極的に連携をしています。データのインポートやパフォーマンスの分析、企業の健康増進活動への参加など様々な有料無料のアプリが開発され、ストラバでそれらのデータが使用できるようになっています。
zwiftとも連携
中でもサイクリストに好評なのがzwiftとも連携できること。zwiftと言えばホビーレーサーから世界のトッププロまでが利用するインドアバーチャルサイクリングの定番です。この連携機能により、zwiftのコースを走った時の速度やパワー、走行距離までがストラバのアクティビティとして反映、記録されるのです。
何が便利?⑤プライバシー機能
ルートを作成する場合、自宅をスタート地点に設定することも多いと思います。ですがストラバがSNSでもある以上、不特定多数のユーザーに自宅の位置を特定されたくはありませんね。ストラバはセキュリティ面でも安全に配慮しています。
プライバシー機能
- 幅広い設定が可能:自宅や職場、実家、よく行くお店など知られたくない場所を複数設定可能。その地点の周囲半径最大1kmまでを非公開にできます。
- 後からの変更も可能:自分の秘密のトレーニングコースを他人に教えたくない時などは、そのコース自体を非公開に設定・変更することも可能です。
- 公開範囲を選べる:自分のみ、フォロワーのみ、全員の3種類で任意に設定、変更できます。この辺はFacebookを使っている人にはわかりやすいですね。
有料版について:無料版と何が違うか
これだけの機能が無料で使えるストラバですが、よりアクティビティを突きつめていくと無料プランでは物足りなく思えてくると思います。そんな方にはsummitと呼ばれる有料版のサービスがあり、自分の目的や用途に応じてトレーニング・セーフティ・アナリシスの3つのパックが用意されています。もちろん1つずつでも、3つまとめて申し込んでも大丈夫です。
- トレーニングパックでできること:専門のトレーナーがオンラインでトレーニングプログラムを組んでくれたり、走行距離や速度などのリアルタイムデータを知ることができることや、トレーニングの効果を確認するなどの機能があります。
- セーフティパックでできること:自分の現在位置を家族など特定の相手に知らせることができるbeaconや、自分のお気に入りルートを確認できる機能があります。
- アナリシスパックでできること:ランニングもなさる方や、GPSや心拍モニター、パワーメーターを持っている方向けですが、これらの機器で計測したデータを項目別により詳細に分析して見やすく可視化できるパックです。今いる区間でリアルタイムで競争ができるLive Segment機能も含まれています。
3つのパックは全部購入しても月額525円(年間プラン)で、単品でも月額208円なので、一つ申し込んでみて違うパックにも変更できます。いずれも最初の30日間は無料で試せますし、興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はストラバ(ストラーバ)でできること、サイクリストには何が便利な機能なのか、をご紹介しました。他にもここでは紹介しきれない豊富な機能がまだまだ備わっており、使いこなせばこなすほど皆さんのサイクリングや、時にはランニングでの活動に欠かせないものになってくれるでしょう。無料で気軽に登録し参加できますので、パフォーマンス向上に、仲間との交流に、ぜひとも活用していただければと思います。