秋冬用サイクルウェアの選び方＆防寒に適したおすすめのウェア5選！

では実際に、どんなウェアが冬装備や冬のスタイルに適しているのでしょうか。冬のライドを快適にするためのポイントを押さえた、おすすめウェアをパーツごとに紹介しましょう。

日本のサイクルウェアブランドとして多くのライダーに支持される「パールイズミ」のウインタージャージです。素材は柔らかく伸縮性や保湿力、吸汗速乾性能にもすぐれています。動きやすく体にぴったりフィットし、汗冷えを抑えてさらっとした着心地をキープします。

走っていると裾がずり上がることもしばしばありますが、裾の内側にシリコン可能が施されているのでずり上がりを抑えることができます。また、バックポケット下部には、再帰反射素材を使用しており、夜間の視認性を確保してくれます。

カジュアルでおしゃれなサイクルウェアブランドとして人気のカペルミュール。そのハイエンドレーシングブランドである「リオン・ド・カペルミュール」のウインドブレーカーです。身頃部分に防風・撥水機能、サイドにストレッチ性のあるメッシュ素材を使用しているので、正面からの冷たい風は防ぎながら、ウェア内の湿気は外に逃がすことができます。

ややゆとりのあるシルエットですが、ぴったり着たければ1サイズ下げても問題ありません。サイドのストレッチ性のあるメッシュが体にしっかりフィットさせるだけでなく、動きやすさも確保してくれます。

ロードバイクのライダーなら知らない人はいない、コンポーネントをはじめ自転車パーツで世界的に有名な「シマノ」の冬用ジャケットです。インナーエプロンにより防風・保温性能に優れ、またインナーエプロンは取り外しができるので温度調節が可能です。

生地には撥水加工が施してあり、複数回洗濯をしても効果は持続します。背面にはバックポケットが3つあり、その真ん中のポケット内側にはスマホ専用の内ポケットを配置するなど、使い勝手もばっちりです。

シマノのこのインナーウェアは、伸縮性と通気性に優れ、背面と脇下メッシュにより汗冷えを防止します。また、内側表面に体の汗を熱に変える「ブレスハイパー」という機能を採用しているので、寒い日でも快適にライドができます。

高いクッション性のロングライド用パッドを装備した「パールイズミ」のサイクルタイツです。腿と膝、脛部分が3分割の立体設計になっているためにスムーズなペダリングが可能となります。冬の備えとしては、前面に防風性と保温性を兼ね備えた素材を使用し、全体的に透湿機能にも優れているので、蒸れや汗冷えを抑えてくれます。

寒い冬でも温度に適した服装をすれば、ロードバイクは夏より乗りやすいといえるでしょう。ただし、冬のライドを楽しむための服装選びで注意すべきは「防寒」「防風」「吸汗速乾」の3点です。この3つに注目して服装を選べば、きっと快適な冬のライドを送ることができますよ。