ソノマアドベンチャーの2019年モデル
一般的にスポーツバイクメーカーでは、毎年新しいモデルを発表しますが、ライトウェイ(RITEWAY)の自転車のモデルチェンジは、基本的に2年ごとです。ソノマアドベンチャーは、2019年にモデルチェンジが行われたので2020年は変更点はなく、次回モデルチェンジは2021年の予定です。ただし、2019年には2018年から大幅な変更がありました。
2020年も最新モデルに乗れる
2018年まではフレーム素材が鉄とクロモリだったのが、2019年モデルからクロモリだけになりました。また、コンポーネントも2019年からクラリスメインに変更、さらに、タイヤが2種類から選べるなど、大きな変更がされています。2020年モデルは2019年モデルから変更はないので、この進化したモデルに乗ることができます。
ソノマアドベンチャー 主要スペック
- フレーム、フォーク クロモリ製(軽量ダブルバデッドツーリング)
- ホイール径 700C または 650B
- コンポーネント シマノ クラリスミックス
- タイヤ RITEWAY アーバンフルグリップタイヤ 700×35C (700モデル)
KENDA Flintridge650×45B(650Bモデル) - ブレーキ TEKTRO 機械式ブレーキ(シマノセンターロックローター)
- 付属品 ベル、センターキックスタンド、アルミバルブキャップ、スマホホルダー
- 価格 89,800円(税抜)
ソノマアドベンチャーのインプレ
実際にソノマアドベンチャーを購入した人や試乗などで乗った人は、どんなインプレや評価を抱いたのでしょうか。概要を紹介してみましょう。
スピードに乗ると高速巡行もラクラク
見た目もポジションもほとんどロードバイクなので、同じ感覚で乗ると、漕ぎ出しは少し重めに感じたというインプレがありました。これはクロモリフレームとフォーク、さらにロードバイクよりはるかに太いタイヤという点が大きな理由でしょう。ただ、いったんスピードに乗ると、30㎞/hでの巡航もラクラク問題なくできるといった試乗評価もありました。
乗り心地もいい
未舗装路を走っても高速を維持しやすく、クロモリフレームがしなりを持ちながら衝撃を吸収するので、乗り心地はまったく悪くなく、芝生や砂利道、ぬかるみなどのオフロードも難なくクリアする点が高評価です。ただし、コーナリングではロードバイクやクロスバイクよりもゆったり曲がる感じなので、それらに乗り慣れている人には多少慣れが必要だろう、との評価もありました。
バイクパッキングに秀逸
バイクパッキングは、ダボ穴が非常に多い点が高評価です。ボトルケージが最大7個まで装着できるので、500mlボトルなら3.5Lの水を運ぶことができるのですから、近くに水場がなかったりしても十分対応できるでしょう。わざわざキャリアなどを購入しなくても、サドルバッグなどを駆使すれば間に合うのがうれしいというインプレも多かったです。
メリットを活かす使い方
クロモリフレームなので、カーボンのように破損に気を遣う必要はありませんし、未舗装路に突っ込んでいく快感を味わっている人も多いようです。普段は700Cホイールで通勤や通学、ポタリングを楽しみ、週末は650Bホイールに変えてバイクパッキングでキャンプと、ソノマアドベンチャーならではの使い方を楽しむなど、ソノマアドベンチャーを満喫しているというインプレもたくさんあります。
コスパの高さも高評価
現在人気のグラベルロードが10万円以下で手に入るのですから、価格に対してはおおむね高評価です。また、センターキックスタンドやスマホホルダーが最初から装備されている点、一般的な樹脂製とは違い丈夫なアルミバルブキャップを採用している点など、コスパに優れている点も評価が高い理由です。
まとめ
ライトウェイ(RITEWAY)のソノマアドベンチャーは、その名前の通り「アドベンチャー」に持ってこいのバイクです。フレア形状のドロップハンドル、しなやかで衝撃に強いクロモリフレーム、オンとオフで使い分けのできるホイールとタイヤ、拡張性の高い数多いダボ穴、などなど、ただ速く走るだけでなく、自転車で遊び尽くしたいという人におすすめの「グラベルロードバイク」です。
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