スピードプレイってどんなビンディングペダル?特長とインプレを解説!

スピードプレイってどんなビンディングペダル?特長とインプレを解説!

ビンディングペダルの人気製品、スピードプレイの特徴とインプレを詳しく解説。スピードプレイの5つの特徴とインプレ、3つのデメリットと人気モデルのインプレ、スピードプレイ専用シューズについても紹介しています。スピードプレイの購入を検討しているという方、必見です。

記事の目次

  1. 1.ビンディングペダルとは
  2. 2.スピードプレイはSPD-SL の人気モデル
  3. 3.スピードプレイの特徴とインプレ①
  4. 4.スピードプレイの特徴とインプレ②
  5. 5.スピードプレイの特徴とインプレ③
  6. 6.スピードプレイの特徴とインプレ④
  7. 7.スピードプレイの特徴とインプレ⑤
  8. 8.スピードプレイのデメリット
  9. 9.スピードプレイ の人気モデル
  10. 10.スピードプレイ専用シューズ
  11. 11.まとめ

スピードプレイのデメリット

出典: https://www.jpsg.co.jp/speedplay/

特徴とインプレを解説してきましたが、実際使うならデメリットもきちんと把握しておきたいところ。実際に使っているユーザーのインプレをもとに、価格やペダルとクリートのメンテンナンス頻度の高さ、また最初に装着するときの固さなど、デメリットとして挙げられている点を詳しく解説します。

スピードプレイのデメリット① 価格が高い

デメリットと指摘される値段ですが、人気のスピードプレイゼロのチタンシャフトペダルは¥41,800(税抜)と、実際ビンディングペダルの中ではかなり高額なモデルです。シマノ デュラエースのSPD-SLペダル、PD-R9100が¥23,322円(税抜)であるのと比べても、気軽に購入できる製品とは言えません。

スピードプレイのデメリット② 最初が固い

スピードプレイは、初めてクリートをペダルに装着するとき、固く感じるユーザーが多くいます。原因は、クリートねじの締め付けがきつすぎるなどのセッティングの問題以外に、そもそも新品のクリートがかなり固いということがあります。スムーズに着脱できるようになるまでには、着脱を繰り返す必要がありますが、使っていくうちに固さは解消されていきます。

スピードプレイのデメリット③ メンテが必須

スピードプレイを長く使うには、定期的なメンテナンスが欠かせません。クリートは1回~2回の使用ごとに、バネ部分とペダルのかみ合う場所にドライタイプの潤滑油を塗布する必要があります。ペダルについても半年、または少なくとも5000km走行するごとにグリースの交換が求められています。メンテナンス頻度が高いので、ほかのビンディングペダルより手間がかかります。

スピードプレイ の人気モデル

出典: https://www.jpsg.co.jp/news/4138/?state=4

現在、さまざまな状況に対応する6種類のビンディングペダル、2種類のフラットペダルが販売されています。その中でも人気の高い4つのモデルの重さや価格などの特徴と、それどれのインプレをご紹介します。初めてのビンディングペダルを探している方も、現在のものから付け替えを検討中の方も、その幅広いラインナップをチェックしてみましょう。

人気モデル① スピードプレイ ゼロ

出典: https://www.jpsg.co.jp/news/6019/?state=4

価格 クロモリシャフトペダル ¥17,800(税抜)重さ 216g
   ステンレスシャフトペダル¥22,800(税抜)重さ 206g
   チタンシャフトペダル    ¥41,800(税抜)重さ 206g

エントリーモデルとして人気の高いZERO/ ゼロには、スピードプレイの基本的な性能が一通りそろっています。スピードプレイを試したいけれど、どれにしようか迷っているというかたは、こちらから始めるのがおすすめです。シャフトの素材によって、クロモリ、ステンレス、チタンと3つの選択肢があります。

人気モデル② スピードプレイ ゼロ エアロ

出典: https://www.jpsg.co.jp/news/2696/?state=4

価格 ステンレスシャフトペダル ¥26,800(税抜)  重さ 210g

スピードプレイZERO AEROは、名前の通り空気抵抗を最大限抑えた設計のビンディングペダルです。ブラッドリー・ウィギンスが2015年にアワーレコードに挑戦した際にも使用され、プロの間でもエアロ効果の高いビンディングペダルとして評価されています。シューズカバーやヘルメット以外のパーツでも、エアロ性能にもこだわりたい方におすすめです。

人気モデル③ ウルトラ ライト アクション

出典: https://www.jpsg.co.jp/news/6019/?state=4

価格 クロモリシャフトペダル ¥17,800(税抜) 重さ 210g

ウルトラ ライト アクションは、XシリーズとZEROシリーズの良い点を組み合わせ作られたモデルです。初心者からプロまでを視野に開発されたこちらのモデルでは、スピードプレイゼロで聞かれた、ペダルをはめる時のクリートの固さも改善されています。インプレでもその点に言及しているユーザーが多いです。

人気モデル④ スピードプレイ シザー

出典: https://www.cypara.com/item/cpo-1908080118-pa-038600143

クロモリシャフトペダル ¥21,300(税抜) 重さ 338g(ペア)
ステンレスシャフトペダル ¥26,300(税抜)重さ 312g(ペア)

スピードプレイのオフロード用モデルです。クリートの前後にセラミックコーティングされたローラーカムを配置することで、どんなに悪路を走っても泥詰まりを起こしません。クリート側にある詰め上のファンネルガイドが、ペダルキャッチを助け簡単に装着できます。特許を取得したマイクロアジャストフロートテクノロジーによって、10度の範囲でフロートを調整可能です。

スピードプレイ専用シューズ

スピードプレイのクリートはかなり特殊な構造をしているため、一般的なビンディングシューズに取り付けるには、アジャスト用のパーツを間に挟み込む必要があります。しかし、スピードプレイに対応するように作られた専用のビンディングシューズを使えば、その必要がないので取り付けも簡単です。ここではスピードプレイ専用ビンディングシューズを3つご紹介します。

① シディ ショット スピードプレイソール

出典: https://www.jpsg.co.jp/speedplay/sidi-shot-sp.html

価格¥43,000(税抜) 

こちらのスピードプレイ専用シューズは、サイクリングシューズメーカー、SIDIの最新モデルであるSHOTをベースに作られています。ワイヤー式クロージャ―のシステムを搭載し、足全体をしっかりと包み込みます。また、ボタン一つで簡単に緩むので、シューズを脱ぐのもスムーズ。もちろんスピードプレイのクリートにも、しっかりと対応しています。

専用シューズにクリート取り付けの際は別途プロテクーシムキットを用意する。

②ヒュージョン フォー スピードプレイ

出典: https://item.rakuten.co.jp/qbei/pi-608827/

価格:27,600円(税抜)

ヴィットリアシューズは、イタリアのシューズブランド。イタリアの自社工場で職人のハンドメイドで生み出される品質の高い製品は、多くのプロロードレーサーからも支持されています。そんなヴィットリアから日本限定で発売されたのが、こちらのモデル。メッシュ素材のベンチレーションで、通気性もばっちりです。

③リンタマン アジャストロードプロ SP

出典: http://www.vehicle-cyc.co.jp/shopdetail/000000017699/

価格  ¥30,500円(税別)

こちらはカナダのブランド、リンタマンのスピードプレイ専用シューズです。軽量性に優れた100%カーボンファイバーソールを採用し、かかとの部分に配置したヒートモールダブルヒールカップは熱を加えることで足に合わせて形を変化させられます。横方向だけでなく縦の方向でもサイズ調整が可能で、どんな足に対応してぴったりとフィットします。

まとめ

人気ビンディングペダルのスピードプレイについて、その特徴とインプレをご紹介してきました。ビンディングペダルも他のパーツと同様、メーカーごとに、さまざまな特徴のある製品が販売されています。初めてのビンディングペダルを検討している方も、今のペダルからの乗り換えを考えている方も、メリット・デメリットを把握して、自分の用途に最適なペダルを選びましょう。

伊豆Y
ライター

伊豆Y

長野県在住の30代です。 国内外のサイクルロードレース観戦が趣味。毎年、地元開催のツアー・オブ・ジャパン南信州ステージが近づくとソワソワしています。最近は、ポッドキャストで自転車関係の番組を聞くのがマイブームです。 

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