バーテープの選び方①耐水性能
通勤・通学の利用時は特に注意
バーテープの目的のひとつは、汗や雨で手が滑らないようにすることです。したがって、水分に対してどれくらい耐性があるかというのは、大きなポイントです。特に通勤や通学でロードバイクを使うという人は、雨の日にも乗らざるを得ませんよね。
本革やDSPがおすすめ
また、汗をかきやすい人はもちろん、長時間バイクに乗っていると汗をかきやすいです。雨や汗といった状況で乗る機会の多い人は、耐水性の高いスウェードをはじめとする本革やデュラソフトポリマー(DSP)といった素材がおすすめです。本革は価格が高いから、手入れが面倒というなら、合成皮革でもいいでしょう。
バーテープの選び方②衝撃吸収性能
路面からの振動は疲労の原因
路面からの振動や衝撃は手の痛みや疲れだけでなく、身体全体に負担が掛かり、疲労の原因となります。したがって、特に長距離ではバーテープの衝撃吸収性能は重要なポイントとなります。ロングライドで少しでも手や身体への疲れを抑えたいのであれば、厚手で衝撃吸収性の高い素材を選ぶといいでしょう。
おすすめはEVA樹脂やポリウレタンなど
ロングライドや女性の場合は、グリップ力の高いバーテープもおすすめです。グリップ力が高ければ握る力が少なくて済むので、疲れにくくなります。衝撃吸収力やグリップ力の高い素材には、EVA樹脂やポリウレタン、デュラソフトポリマー、コルク、ジェル入りといったものが挙げられます。
バーテープの選び方③価格
価格も選択の際の重要なポイントです。バーテープの価格は、1,000~3,000円程度が一般的、それ以上は高級という目安で選ぶといいでしょう。
バーテープの選び方④色(デザイン)
バーテープ交換で気分転換
ロードバイクの印象は、フレームやハンドルの色で大きく変わります。フレームの色を変えるのはかなり難しいですが、ハンドル部分ならバーテープを交換するだけなので簡単です。長い間乗っているバイクに飽きてきたからと、気分転換にバーテープの色を交換する人も少なくありません。
統一感でおしゃれに
色やデザインでバーテープを選ぶ際には、統一感に注意しましょう。統一感といっても、ただフレームと同じ色にするのではなく、何か「テーマ」を作ってそれに合わせるということです。たとえば、バーテープからフレーム、ジャージまで同じ色にする、また自分の好きなレースチームのイメージカラーにするといった方法もおしゃれですね。
バーテープでコーディネイト
バイクのフレームとのコーディネイトとしては、フレームカラーと同系色にするのか、逆に補色といわれる反対側の色を選ぶかによって、大きく印象が異なります。フレームカラーが白や黒なら、どんな色のバーテープでも問題ありません。
続いて、おすすめのバーテープ4種を紹介!