クロスバイクでの輪行のやり方!輪行のメリットや輪行袋の使い方を解説!

クロスバイクでの輪行のやり方!輪行のメリットや輪行袋の使い方を解説!

クロスバイクでの輪行の使い方をはじめ、おすすめの輪行袋や持ち運び方、輪行袋へクロスバイクの入れ方など、わかりにくい部分を中心に説明します。電車での持ち運びなど、輪行によって行動パターンが広がるため、今後クロスバイクで輪行をしてみたい人は参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.クロスバイクでの輪行とは
  2. 2.クロスバイクで輪行する際におすすめの輪行袋
  3. 3.クロスバイクでの輪行の方法①輪行の準備
  4. 4.クロスバイクでの輪行の方法②分解
  5. 5.クロスバイクでの輪行の方法③輪行袋への入れ方
  6. 6.クロスバイクでの輪行の注意点
  7. 7.まとめ

クロスバイクでの輪行の方法①輪行の準備

輪行するためにクロスバイクを分解する前に、やらなければいけないことを確認しましょう。いざ輪行となると気持ちがはやり、すぐに分解し始めがちですが、やるべきことを怠ると、持ち運びが困難になったり、輪行袋に入らないなどアクシデントが生じます。まずは落ち着いてひとつづつ確認していきましょう。

著者撮影
スタンドやキャリアがついていると輪行袋に入らない場合が出てきます

準備①輪行袋に入らないものを外す

輪行する際にクロスバイクを分解するのですが、多くの自転車に初めからついているキックスタンドは、輪行袋に入れるときに、フレームの大きさからはみ出してしまうため、輪行袋に入りません。またスタンドをその場で外そうとしても、六角レンチが必要であったり、スタンド単体が大きくて持ち運びに不便だったりします。そのためあらかじめスタンドを外しておくか、キックスタンド以外の輪行の邪魔にならないスタンドに替えて置くことをおすすめします。

輪行におすすめのスタンド UNICO(ユニコ)Bikeguy QRスタンド

Bikeguy QRスタンド クイックリリース取付スタンド

参考価格: 2,461円

出典: Amazon
出典: Amazon
出典: Amazon
出典: Amazon
出典: Amazon
出典: Amazon
出典: Amazon
Amazon2,461円
楽天

輪行の際におすすめのスタンドはUNICO(ユニコ)Bikeguy QRスタンドです。ホイールのクイックリリースに取り付けるタイプで、クロスバイクを分解する際に、ホイールと一緒に取り外しすることができるため、面倒にならないです。またスタンド自体の重量が軽いため、持ち運びにも苦労しません。対応可能なホイールの系も24インチ~700Cと幅広いので安心です。

準備②最初に輪行する場所を探す

Photo by torisan3500

駅や乗船所などについて、さあ輪行の開始だ!となったときに、何も考えずにいきなりクロスバイクを分解し始めてしまうと、通行人の邪魔になったり、ホイールを直置きにするしかなくスペースを無駄に取ってしまいます。クロスバイクを分解するときには、思った以上にスペースを使用するため、できる限り人通りが少ない、通行人の邪魔にならない場所を探しましょう。

輪行の準備には壁際がおすすめ

輪行の準備をする際には通行人の邪魔にならないように、通路などの端や広い場所で行った方が良いですが、その中でも壁際のスペースを探しましょう。クロスバイクを分解する際に、リュックや分解後のホイールなどの置き場所に困ります。そんな時壁際のスペースであれば、荷物を立てかけておくことが可能ですし、必要以上にスペースを取らなくて済むので邪魔になりにくいです。しかし、壁がガラス張りだったり、窓の時はホイールを立てかけると傷ついてしまうので止めましょう。

輪行の準備には点字ブロックに注意

Photo by chidorian

当たり前のことですが、点字ブロックをふさがないように注意しましょう。公共のスペースで、輪行をしているので他の人の迷惑にならないことは基本です。特に点字ブロックをふさいでしまうと、視覚障害を持った人が気づかずに転んで怪我を負わしてしまうことがあります。点字ブロックには注意しましょう。

準備③輪行の邪魔になるものを取り外す

輪行するための場所を見つけて、「さあクロスバイクを分解するぞ、自転車をひっくり返そう!」となる前に、輪行の邪魔になるものを取り外しましょう。具体的にはサイクルコンピューターやライト、スマートフォンホルダーなど、ハンドル回りについていてクロスバイクをひっくり返したときに、地面と接触してしまうものを取り外しましょう。

準備④ボトルの中身を抜いておく

輪行する際に、ボトルの中身が入ったままだと単純に重くなってしまいます。また、輪行している最中に、ボトルの中身がこぼれてくると、電車の中などで輪行袋から水漏れして、非常に迷惑が掛かります。可能であればボトルの中身を抜いておきましょう。クロスバイクのハンドルは基本的にフラットなタイプなので、ロードバイクのドロップハンドルと違って、ハンドルを曲げた時にボトルが邪魔になりにくいので、ボトルはつけたままで大丈夫です。

クロスバイクでの輪行の方法②分解

輪行する前の準備が整ったら、ここからはクロスバイクを分解する方法を説明します。

著者撮影
ギアをアウタートップ(どちらもチェーンが一番外側に来る状態)にする

分解手順①ギアをアウタートップにしましょう

クロスバイクの後輪を外す際に、チェーンを一番緩めるために、後ろのギアをトップ(一番重い状態で、チェーンが一番外側に来る状態)にします。後輪を外すことだけを考えれば、前のギアもチェーンを緩めるために、インナー(一番重い状態で、チェーンが一番内側に来る状態)にするのですが、輪行をする際にはチェーンリングの歯が輪行袋に当たるのを防ぐために、前のギアはアウター(チェーンが一番内側に来る状態)にします。

分解手順②Vブレーキを外す

著者撮影
Vブレーキを外す方法
①左右のブレーキアーチを内側に寄せる
②たるんだブレーキワイヤーを上にあげる

多くのクロスバイクに採用されているVブレーキですが、クロスバイクをひっくり返してから外そうとすると、手が届にくく外しづらいです。そのためひっくり返す前に外しましょう。外し方としては上の画像のように両端をつまんで、引き寄せて、上げるだけと簡単です。前輪後輪忘れずに外しておきましょう。

分解手順③クロスバイクをひっくり返して前後輪を外す

著者撮影

ここまで来たら、ようやくクロスバイクをひっくり返していきましょう。両手で上の画像の所(シートチューブとフロントフォーク)を持って、手首を回してひっくり返します。

著者撮影
後輪を外す方法
①クイックリリースを緩めて、左手でリアディレーラーのプーリーの部分を軽くあげる
②右手でホイールを持ち上げて、ホイールを右にずらして外す

次は後輪を外していきます。上の画像のようにクイックレバーを緩めて、そのままホイールを上に持ち上げて、チェーンが引っかかるのでリアディレーラーのプーリーの部分を持ち上げて、ホイールをずらすことで簡単にホイールが外れます。

著者撮影
前輪を外す方法

前輪はもっと簡単に外すことができて、画像のようにクイックレバーを緩めて、ナットを緩めてホイールを上げるだけで簡単に取れます。

ホイールを外した後の注意点

著者撮影

ホイールは外した後、邪魔にならない場所に置きましょう。場所探しで説明したようにホイールは横に置いてしまうと、邪魔になって自分で間違えて踏んでしまったり、歩行者に踏まれてしまったりしてしまうの、できるだけ邪魔にならない場所に置きましょう。壁際で輪行する場合ではホイールは壁に立てかけておきましょう

続いて、クロスバイクでの輪行の方法③輪行袋への入れ方を紹介!

次のページ

クロスバイクでの輪行の方法③輪行袋への入れ方

関連記事

Article Ranking