チェーン引きの使い方とチェーンの調整方法
チェーンがたるんでいると、漕ぎ出しがもたつき、スタートダッシュがスムーズにできません。スタートで出遅れないために、チェーン引きの使い方とチェーンの調整方法を順番に説明します。チェーンは、自転車の大切なパーツのうちの一つで、調整がうまくできておらず、サイクリング中にチェーンが切れてしまうこともあります。自信がない場合は、一度自転車屋さんでチェーン引きの使い方を見てから、自分で行うようにしてください。
チェーン引きの使い方①タイヤのナットを外す
まずは、スパナかラチェットスパナを使ってタイヤを固定しているナットを外します。
チェーン引きの使い方②ナットが付いていた部分にチェーン引きを接続
外したナットの部分にチェーン引きを取り付けます。チェーン引きの向きは、自転車のフレーム側にチェーン引きの平らな面が向くようにし、柄が下になるように取り付けます。そしてチェーン引きの上からまたナットを取り付けます。ナットは左右両方取り付けるのですが、このときに完全に締めてしまわずに、仮止め程度で軽く留めておくのがポイントです。
チェーン引きの使い方③チェーン引きにプレートを装着する
次に、チェーン引きのナットにプレートを装着するのですが、出っ張っている面がタイヤ側になる向きで取り付けます。
チェーン引きの使い方④チェーン引きに付いているナットを回してチェーンを引き締める
チェーン引きについているナットを回していくことで、タイヤが後ろに引っ張られ、チェーンが引き締められる仕組みになっています。このとき、完全にチェーンを張ってしまわず、7〜8割程度の張り具合にしておきましょう。
チェーン引きの使い方⑤ナットを締める
チェーンを7〜8割に張ったら、ナットを本格的に締め直します。このときに、さらにチェーンが張られるので、④ではチェーンを7〜8割に張っておくのがポイントです。
まとめ
チェーンがたるんだときに、チェーン引きを装着せずにナットを締めることでチェーンを調整してしまうと、ピストバイクなどの自転車のフレームが歪んでしまったり、パーツが傷ついてしまったりすることもあるので、うまくチェーン引きを活用しましょう。
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