もしも自転車防犯登録をしなかったら?
Amazonなどのネット経由で自転車購入した場合は、防犯登録されていませんが、防犯登録しないまま自転車に乗ると、どうなるのでしょうか?実は、憲法で自転車の防犯登録は義務ですが、防犯登録手続きをしないことでの、罰則はありません。しかし防犯登録しないまま自転車に乗ると、3つデメリットが発生する可能性があります。
自転車防犯登録をしない場合のデメリット
防犯登録しない場合、どのようなデメリットが発生するのでしょうか?デメリットは主に以下の3点考えられます。
- 自転車が盗まれた時、ほぼ見つかることがない
- 警察に盗難自転車の疑いをかけられる
- 自転車盗難のリスクが上がる
3つのデメリットについて、詳しく解説していきます。
①自転車盗難にあった場合、ほぼ見つからない
自転車は駐車するの場所により、盗難のリスクがつきものです。もし盗難されてしまった場合、防犯登録済であれば、警察側で自転車の情報を照合できるので、盗まれた自転車が見つかる可能性は出てきます。しかし防犯登録をしていない場合は、盗難された自転車の情報が警察にないので、自身で探すしかなく、見つかる可能性はほぼゼロに近いと覚悟しなければなりません。
②警察に盗難車の疑いをかけられる
自転車で違法運転をしていた場合、警察官に職務質問を受けます。このとき、自転車の防犯登録も確認をします。
防犯登録していないと盗難車の疑いがかかる
本来、自転車の防犯登録は義務です。警察は自転車防犯登録協会から発行されたシールで防犯登録番号を確認し、盗難車かどうかを確認します。もし防犯登録していなかった場合は、盗難車の疑いをかけられるかもしれません。知人からもらった自転車だから、Amazonで買ったものだから、と主張しても警察官には信じてはもらえません。証拠がなければ、盗難車の疑いが晴れるまでに時間がかかり、無駄な拘束を受けなければいけない可能性があります。
③自転車を盗まれるリスクが上がる
自転車防犯登録後は、自転車防犯登録協会の防犯登録シールを自転車に貼り、自転車を利用することになります。防犯登録のシールが、自転車本体のわかりやすい場所に貼ってあるだけも、盗難の抑止力となり、ある程度の盗難のリスクは下げられるでしょう。しかし防犯登録をしていない場合、盗難された自転車情報が警察に記録されていないので、盗まれても犯人を捜しにくくなり、盗難のリスクが上がると考えなければなりません。
まとめ
最後に、自転車をネットや通販で購入したときや、中古で買ったとき、もらった場合の防犯登録する方法について、まとめていきます。
- Amazonなどのネット経由で購入した場合は防犯登録は自身で行う
- 防犯登録は基本的に義務である
- 防犯登録には必要なもの、費用を用意し、手続き可能な店舗へ行く
- 中古自転車購入時はどこから買うまたはもらうのか?により、相手に先に用意してもらう書類が異なる
- 防犯登録しない場合は、盗難にあってもすべて自己責任になる
防犯登録しないまま自転車に乗るのは、賢明な判断とはいえないでしょう。どこで買った自転車にせよ、誰かにもらった自転車にせよ、自分の自転車として、防犯登録をすることを強くおすすめします。
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出典:写真AC