フリーパワーはどこで手に入るの?
フリーパワーは自転車量販店「サイクルオリンピック」で取り扱われています。専門の整備士が最適なシリコンゴムを選び取り付け作業も行うため、通信販売は行われていません(2020年4月時点)。フリーパワーについて、専門店では二通りの入手方法があります。
入手方法①フリーパワー搭載車を購入する
フリーパワー構造のクランクがはじめから組み込まれた自転車を購入することが、最も簡単にフリーパワーの効果を手に入れる方法です。サイクルオリンピックで取り扱っているフリーパワー構造が搭載された自転車は、以下の四車種のラインナップがあります。
①FreePowerクラシック
フリーパワークラシックは、都市にも馴染みやすいクラシカルなスタイルな車種です。変速はついていないシンプルなつくりながら、漕ぎだしや坂道ではフリーパワーが効果的にアシストしてくれます。またLEDのダイナモライトが標準搭載されているため、夜道も安心です。
②calad(サラダ)
「健康的で楽しい自転車生活」の実現を込めた車種で、買い物やお出かけに便利なバスケットとリアキャリアが搭載されています。内装3段変速かつフリーパワーが搭載されていることで、荷物をたくさん積んでも軽快に走れます。
③DIVIDE(ディバイド)
フロントバスケットに加え、シマノ製の6段変速が搭載された通勤通学にも最適な車種です。耐パンクタイヤが取り付けられているため、スポーティかつタフな作りとなっています。
④amitie(アミティ)
「愛着・愛情・友情」を意味するこの車種は、スタイリッシュでありながら街なかの風景になじむシルエットになっています。もちろんフリーパワーは搭載されており、漕ぎだしのストレスが少ないシティサイクルです。
入手方法②フリーパワークランクを自転車に取り付ける
上記の4車種以外にも、フリーパワーを後から取り付けることができます。サイクルオリンピックで購入できるフリーパワー非搭載の新車、あるいは持ち込み自転車への取り付けも可能です。その場合は、自転車に適合するフリーパワー搭載クランクを専門店で選びましょう。
フリーパワーのクランクの種類
- FREE POWER 48T(FG1-M48PP) 歯数:48T
- FREE POWER 48T(FG1-M42PP) 歯数:42T
- FREE POWER 36T(FG1-M36PP) 歯数:36T
- FREE POWER 32T(FG1-M32PP) 歯数:32T
取り付け困難な車種に注意
さまざまなメリットがあるフリーパワーですが、取り付けが困難な自転車があります。また、取り付け可能な車種でもチェーンやペダルの交換が必要な場合があります。そのため、手持ちの自転車への取り付けの際は、ショップでの相談をおすすめします。
フリーパワー取り付けが困難な車種
- フルカバータイプのチェーンケース搭載車
- フロント変速機が装着されている自転車
- すべての電動アシスト自転車
- ベルトドライブ自転車
- シャフトドライブ自転車
コンセプトショップも開設!
フリーパワーの歴史が味わえるコンセプトショップが、東京都国分寺市に開設されています! ここでは、店内に設置した坂道やバーチャル空間でフリーパワーの乗り心地を存分に味わうことができます。そのほかにもフリーパワーの歴史や仕組みまでわかる、カフェのようなショップです。
まとめ
自然に優しく、楽に乗れる「フリーパワー」
電動アシスト自転車での充電残量の問題を解決し、電気を使わないため経済的かつ自然に優しいフリーパワーはテレビ番組の「がっちりマンデー」では「世紀の大発明」とも絶賛されました。シリコンゴムを使った画期的なアシストの仕組みが日常の走行を助けてくれます。
電動自転車よりも車体重量が抑えられる
そして、電動アシスト自転車に対して隠されたメリットもあります。それは、電動アシスト自転車よりも車体重量が増加しないことです。車庫やエレベーターに入れる手間や取り回しにも有利なため、マンションや職場など狭い住環境にも最適です。まずは、ぜひ一度試乗して体験してみてください!
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