ボトムブラケット(BB)とは?その種類・規格や選び方をご紹介!

ボトムブラケット(BB)とは?その種類・規格や選び方をご紹介!

この記事ではボトムブラケット(BB)の基礎知識や種類、特徴などについて紹介していきます。また、基礎知識に加えて各メーカーのBB製品の種類や価格などについても紹介していきたいです。今後のボトムブラケット選びににも役立つ知識満載です。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ボトムブラケットとは?
  3. 3.おすすめボトムブラケットメーカーと代表商品
  4. 4.おわりに

ボトムブラケットのサイズ

以前は、BBのシェルの幅が68mmか70mmの2種類が占めていました。しかし、近年では、様々なサイズのシェル幅の商品が登場しています。しかし、今回は、現在においてもBBのサイズの中心的な存在である68mmと70mmのシェル幅について取り上げて紹介していきます。BBの交換を考えている方はぜひ参考にしてください。

68mmのボトムブラケット

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この68mmの規格は一般的に「JIS(日本工業規格)」や「イギリスの工業規格(BSC)」に採用されることが多く、68mmサイズのBBの多くは日本やイギリスの自転車に採用されています。しかし、近年では世界的に68mmBBの普及率が高まっています。また、シマノの68mmサイズのBBは、通常のねじ山が右に回すのに対して、反対の左に回すと締まるといった特徴も備えています。

70mm のボトムブラケット(BB)

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70mmのBBは、主にヨーロッパで生産されるロードバイクなどのレース用自転車に多く採用されています。したがって、ロードバイクなどを趣味にしている方などの多くは70mmのBBを利用しています。また、ネジ自身にもねじ山が左右ともに右に回すと締まるといった特徴があります。

ボトムブラケット(BB)の種類

BBはクランクとの接触部分の形状によって種類が分けられています。そこで、ここではそのBBの種類をいくつか紹介するとともに、簡単に特徴なども紹介していきます。

スクエアテーパー式

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スクエアテーパー式のBBの例です

スクエアテーパー式は従来からあるBBの型です。そのため、シェル幅などの種類が豊富であるといった特徴があります。しかし、ベアリングが小さくスクエアテーパー式ではBBの破損が起きやすくなっているといったデメリットもあります。

ベアリング:日本語では軸受けと訳される部品でモノの回転を助ける役割を担っている部品です。

ホローテックⅡ形式

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ホローテックⅡを使用したBBの例です

スクエアテーパー式の剛性を高めるため改良した「オクタンク」、それをさらにシマノが改良し、より剛性を高めたのがホローテックⅡです。シャフトの幅は24ミリで剛性を重視したタイプと言えます。

次のページでは、おすすめのBBメーカーを紹介します。

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おすすめボトムブラケットメーカーと代表商品

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