電動自転車のバッテリー寿命はどれくらい?長持ちさせるコツはある?

電動自転車のバッテリー寿命はどれくらい?長持ちさせるコツはある?

電動自転車のバッテリーは、価格が高いためになかなか交換に踏み切れないもの。いつの間にか寿命がきて使えなくなってしまった、なんてこともありますよね。こちらでは電動自転車のバッテリーの寿命を判断するポイントや、長持ちさせるコツについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.電動自転車のバッテリーの特徴
  3. 3.電動自転車のバッテリーの寿命
  4. 4.電動自転車のバッテリーを長持ちさせるコツ
  5. 5.まとめ

電動自転車のバッテリーの寿命

フリー写真素材ぱくたそ

電動自転車のバッテリーは消耗品ですが、劣化が明確に見えないため、寿命の目安をなかなか判断しにくいものです。ある日突然バッテリーが使えなくなり、止むを得ず廃棄・交換となると、価格が高いだけに家計には痛手になりますよね。バッテリーの寿命は、どのように判断すればよいのでしょうか。

「バッテリー本体の充電回数」で寿命を判断

出典:いらすとや

電動自転車のバッテリーは一般的に、700回〜900回の充放電を行うと、充電できる容量が元の状態の半分程度になるといわれています。バッテリー交換の具体的な時期について悩む方は、自転車を購入した時期から今までに、週あたり・月あたり何回充電器に乗せているかを試算して、現在の消耗の具合を調べてみるのがおすすめです。

「バッテリーと自転車の使用期間」で寿命を判断

出典:いらすとや

充放電の回数はユーザーの使用状況によって変わるものです。ざっと期間で寿命を表すなら、充放電による劣化や使用による品質の変化を含めて3〜4年程度が寿命といえます。バッテリーが満充電でも1〜2日で充電しないと持たないという場合には交換がおすすめです。

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またバッテリーは消耗品であり、「自転車1台に対して何回バッテリーを買い換えるか」もポイントになります。2度目のバッテリー交換になる場合には、自転車本体の廃棄が必要かどうかも検討してみるとよいでしょう。タイヤ、チューブ、ブレーキ周辺部品などの交換にかかる費用や、日常使用による操作パネル・充電器などの電動部品の傷み具合によっては、新車に買い換えた方が安くつくこともあります。

「バッテリー診断」で寿命を判断

出典:写真AC

もっと具体的に寿命を知りたい場合、バッテリー診断がおすすめです。電動自転車の販売店では、バッテリー診断器を使用してこれまでの使用状況を診断してもらえたり、自己診断機能が搭載されているバッテリーでは、これまでの充電回数や残容量を確認してもらえたりします。バッテリー交換か自転車を廃棄して新車にするかを検討している場合にも、バッテリー診断と合わせて自転車店に相談してみるのがおすすめです。

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電動自転車のバッテリーを長持ちさせるコツ

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