ケイデンスセンサーとは?役割や使い方とおすすめの商品6選を紹介!

ケイデンスセンサーとは?役割や使い方とおすすめの商品6選を紹介!

ケイデンスセンサーというと、より本格的に走る人のものと思うかもしれません。ですがその役割や使い方を知れば、単に趣味で走るだけでも大きな恩恵を受けられるのです。この記事ではそんなケイデンスセンサーの使い方や、おすすめ商品についても解説していきましょう。

記事の目次

  1. 1.ケイデンスセンサーの機能と役割
  2. 2.ケイデンスセンサーの使い方
  3. 3.おすすめケイデンスセンサー
  4. 4.ケイデンスセンサーを使って快適に走ろう!

ケイデンスセンサーの機能と役割

Photo by GR167

ケイデンスセンサーとは、ケイデンス、つまり一分間に何回ペダルを回したかの回転数を計測する機器です。ではそのケイデンス計測がロードバイクに乗るうえで、いったいどんな役割を果たし、私たちのライドにどんな影響をもたらすのでしょうか。

自分のペースを知るのに便利

Photo by Chelsom Tsai

ロードバイクの効率的な走り方はギアの重さと回転数で決まります。ギアが重ければ少ない回転数で走れますが、長時間持続できず脚が疲れてきます。逆に軽いギアで極端に回転数が高すぎても、結局息切れして長くは持ちません。長く効率的に走るには、自分にとって最適な回転数でペダルを回し続けることが重要なのです。そのためのケイデンス計測に使うのが、ケイデンスセンサーなのです。

最適なケイデンス値って?

ケイデンスは1分間のペダル回転数で測定し、rpmという単位で表します。ロードバイクの場合、おおよそ80〜100rpmで回し続けられるのが最適とされています。ただこれはあくまでも目安ですので、初心者の方は70rpmからなど無理なく持続できる数字を設定しましょう。

ケイデンスがわかればギア選択もわかる!

Photo by Glory Cycles

ロードバイクはギアが多すぎて、最適なギア選択が難しいという人も多いですね。そんな悩みもケイデンスさえわかれば解決です。やみくもに適当なギアを選んでも、回転数の落ちる登り坂ではギアが重すぎて脚が終わり、逆に回転数の高い平坦でギアが軽すぎても、脚が空回りして疲れるだけです。そうならないためには、自分のベストなケイデンス値を目安に、その数字に近づくようにギアを選べば良いのです。

手軽にバーチャルサイクリング

Photo by Glory Cycles

いまや世界中のサイクリストが利用するようになったバーチャルサイクリング。Zwiftを筆頭にこれらのサービスを手軽に始めようと思うなら、必ずしもスマートトレーナーがなくても大丈夫です。手ごろな価格のローラー台と、BluetoothかANT+に対応したスピードセンサーかケイデンスセンサーを用意するだけで、あなたもすぐに仮想空間をライドできるようになります。

ケイデンスセンサーの使い方

それでは実際にケイデンスセンサーを付けてその使い方を見ていきましょう。現在流通しているケイデンスセンサーにはクランク取り付け型とチェーンステー取り付け型の2種類があります。チェーンステー型は一台でスピードセンサーも備えているものが多く、価格も安いのが魅力です。一方クランク取り付け型は外からの見た目があまりわからないので、ロードバイクのデザインを損なうのが嫌な方にはおすすめです。

使い方①センサーを取り付ける

筆者撮影

クランク取り付け型の場合

まず電池を入れたセンサー本体を自転車に取り付けます。クランク型は左足のクランクにセンサーを付けて、付属のバンドでしっかりと固定すればOKです。基本的にはクランクの内側なら好きな所に付けて大丈夫ですが、ペダリングの際にフレームに当たらないようにしましょう。

チェーンステー取り付け型の場合

一方チェーンステー型は、チェーンステーの左側のクランクに近い所に本体を取り付けます。次に左足クランクのペダル付近にマグネットを留めます。ペダルを回した時、マグネットがセンサーの横を重なって通過するように位置を調整しましょう。最後に3mmほどの隙間を目安にマグネットとセンサーの距離を調整して、センサーが反応すれば完了です。
 

スピードセンサーと一体型の場合、さらにホイールのスポークにもマグネットを付ける作業がありますが、ここでは省略します。

使い方②メーターとペアリングする

センサーの位置を合わせ、無事作動することを確認したら、サイクルコンピューターやスマートフォンから設定して、ペアリングを行います。設定画面にセンサーの名称が正しく表示されていたら、選択してペアリング完了です。試しにクランクを回してみて、サイクルコンピューターのケイデンス計測メーター画面に回転数がちゃんと出ていれば、正しく接続されていることになります。

使い方③Zwiftで使うには?

Zwiftをはじめとするバーチャルサイクリングへの接続のしかたも、基本的には各メーターへのペアリングと同じです。アプリを立ち上げてログインし、少しクランクを回せばBluetooth経由でセンサーを認識してくれます。自分の使ってるケイデンスセンサーと同じものが表示されたら選択し、ペアリング完了です。

おすすめケイデンスセンサー

では実際にケイデンスセンサーを購入するにあたり、どんな商品がおすすめなのでしょうか。ここでは多くのユーザーからの人気も高い、高機能で使いやすいケイデンスセンサーを紹介していきます。クランク型センサーの多くはスピードメーターとのセット販売がお得ではありますが、もちろんケイデンスセンサー単品でも購入できます。予算や用途と相談の上で決めてください。

おすすめ①XOSSケイデンスセンサースピードメーター

XOSSケイデンスセンサースピードメーター

参考価格: 2,350円

出典: Amazon
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Amazon2,350円
楽天

  • 価格:2,350円(参考価格)
  • タイプ:クランク型・マグネット不要
  • 通信規格:Bluetooth/ANT+
2つの通信規格に対応したクランク取り付け型としては、驚くほどの低価格を実現。にもかかわらず、多くのサイコンやメーターとも良好な通信品質を誇ります。スピード/ケイデンス兼用で、スイッチ一つで簡単にモードを切り換えられる機能がユニークです(同時使用は不可)。

おすすめ②Wahoo Fitness RPM ケイデンスセンサー

Wahoo Fitness RPM ケイデンスセンサー

参考価格: 5,658円

出典: Amazon
出典: Amazon
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出典: Amazon
Amazon5,658円
楽天

  • 価格:5,250円(税別)
  • タイプ:クランク型・マグネット不要
  • 通信規格:Bluetooth/ANT+
スマートトレーナーや心拍系で高いシェアを誇るwahoo。その技術が余すところなく発揮されている高性能なケイデンスセンサーです。何よりも魅力的なのが実に7gというその軽さで、シューズに装着しても使用可能。水深1.5mまで対応するIPX7の防水機能も備えます。

おすすめ③Bryton スマートケイデンスセンサー

Bryton スマートケイデンスセンサー

参考価格: 4,950円

出典: Amazon
出典: Amazon
Amazon4,950円
楽天

  • 価格:4,500円(税別)
  • タイプ:クランク型・マグネット不要
  • 通信規格:Bluetooth/ANT+
近年サイクルコンピューターでの評価が高まっているブライトン。ケイデンスセンサーも高性能でお手頃価格なのがうれしいですね。同メーカーのサイコンとのセット販売も充実しているので、合わせて購入しても良いでしょう。

おすすめ④GARMIN ケイデンスセンサーDual

GARMIN ケイデンスセンサーDual

参考価格: 6,523円

出典: Amazon
Amazon6,523円
楽天

  • 価格:6,400円(税別)
  • タイプ:クランク型・マグネット不要
  • 通信規格:Bluetooth/ANT+
ガーミンと言えば、サイクルコンピューターのトップブランドとしてその名を知らぬサイクリストはいないでしょう。2種類の通信規格に対応したこのケイデンスセンサーも、高い精度と信頼性を誇る定番商品となっています。

おすすめ⑤LEZYNE CADENCE SPEED FLOW SENSOR

LEZYNE CADENCE SPEED FLOW SENSOR

参考価格: 5,868円

出典: Amazon
出典: Amazon
出典: Amazon
Amazon5,868円
楽天

  • 価格:5,500円(税別)
  • タイプ:チェーンステー型・マグネット付属
  • 通信規格:Bluetooth
手頃な価格でスピード/ケイデンス両センサーを使える人気商品。同社製品の特徴でもある、堅牢さとスマートを両立させるデザインはここにも反映されており、どんなバイクにも違和感なくなじみます。

おすすめ⑥Cateye ISC-12

Cateye ISC-12

参考価格: 5,516円

出典: Amazon
出典: Amazon
出典: Amazon
出典: Amazon
Amazon5,516円
楽天

  • 価格:7,000円(税別)
  • タイプ:チェーンステー型・マグネット付属
  • 通信規格:Bluetooth
サイクルコンピューターの代表的な国内ブランド、キャットアイが展開するスピード/ケイデンス両用センサー。自社製品はもちろんのこと、他社サイコンとの接続品質も安定しており、19.2gと軽量でコンパクトな点も魅力です。

ケイデンスセンサーを使って快適に走ろう!

筆者撮影

自分はガチで乗るわけじゃないからケイデンスなんて関係ない、と思っていた方も、無駄な疲労をためずに長く快適に乗るためにはケイデンスが大事だということがおわかりいただけたかと思います。そしてそのために欠かせないのがケイデンスセンサーというわけです。この記事を参考に、より効率的でより楽しいライドができるようになっていただければ幸いです。

ちゃりぶらりあん
ライター

ちゃりぶらりあん

自転車、特にロードバイクをこよなく愛し、チャリでブラブラするのが好きな図書館司書(ライブラリアン)。 すなわち「ちゃりぶらりあん」とは私のことです。 怠けているので速くはなく、稼ぎはないので高いパーツも買えませんが、走る楽しさは何よりの宝物です。 海外レースもよく観戦します。

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