ロードバイクのオーバーホールとは?必要な頻度や料金の相場もご紹介!

ロードバイクのオーバーホールとは?必要な頻度や料金の相場もご紹介!

ロードバイクと長く付き合っていくためには、オーバーホールでのメンテナンスは不可欠です。しかし、オーバーホールを行うにはどのタイミングでどこに依頼すればいいのかわからない方もいるでしょう。今回はロードバイクのオーバーホールの概要を紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.ロードバイクも定期的な車検(オーバーホール)が必要?
  2. 2.ロードバイクのオーバーホールはどんなことをする?
  3. 3.オーバーホールの詳細と作業工程
  4. 4.オーバーホールにかかる費用
  5. 5.オーバーホールを行うべきタイミング
  6. 6.オーバーホールの前に日頃のこまめなメンテナンスをしよう
  7. 7.まとめ

オーバーホールを行うべきタイミング

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オーバーホールの詳しい内容は説明しましたが、1年の中でオーバーホールに適したタイミングなどはあるのでしょうか?  オーバーホールを行う上でのおすすめのタイミングを紹介します。

1年に一度のフルメンテナンスが目安

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頻繁に乗る場合は1年に一度がおすすめ

週に複数回乗る機会がある方は、そのぶん走行時間や走行距離が長くなるので、消耗しやすくなります。そういった頻繁に乗る方は1年に1度はフルメンテナンスでのオーバーホールを行うことをおすすめします。

週末サイクリングでも2、3年に一度がおすすめ

週末だけにサイクリングに出かける程度の方は、頻繁に乗る方に比べると消耗が少ないです。そのため1年に一度のこまめなオーバーホールは必要ありませんが、それでも2、3年に一度はフルメンテナンスのオーバーホールをしたほうがいいでしょう。特にブレーキやチェーンの消耗には注意をはらいましょう。

タイミングとしてはオフシーズンがおすすめ

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フルメンテナンスは時間がかかる

フルメンテナンスのオーバーホールはパーツを外して、洗浄という作業があるのでどうしても時間がかかってしまいます。

オフシーズンは乗れなくても困ることが少ない

11月から3月くらいは寒くなったり、地域によっては雪が降ったりなどして気候が悪くなるので、1年のなかでも自転車のオフシーズンとなる方が多いです。自転車に乗る方がないオフシーズンであれば、しばらく乗れなくても困りません。1年のなかで、そういったタイミングでオーバーホールに出すようにすると、乗りたいのに乗れないといったことはありません。そのためタイミングとしてはオフシーズンがおすすめです。

自転車ショップに依頼した方が安心

トラブル時の対応が大変

自分でオーバーホールを行うときにどうしても不安に思ってしまうのが、トラブルに見舞われたときです。単純なトラブルであれば解決できるかもしれませんが、複雑なトラブルであった場合は、自分では対処できないこともあるでしょう。

ショップでは安心できる

自転車ショップにオーバーホールを依頼することでトラブルにあったりなど困ることがありません。また、専門家にパーツの確認や交換、洗浄を行ってもらえることで安心することができます。自分自身の手間もかからなくて楽ができます。そのため、オーバーホールの費用が掛かってしまいますが、自転車ショップで行うことをおすすめします。

メンテナンス方法を教えてもらえる

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自転車ショップでオーバーホールを依頼することでのメリットとしてもう一つあります。それは実際にオーバーホールの作業を見ながらメンテナンス方法のレクチャーを直接受けられることです。専門家から直接教えてもらえることで正しい知識と技術を手に入れることができます。

オーバーホールの前に日頃のこまめなメンテナンスをしよう

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オーバーホールは1年に一度の大切なメンテナンスですが、それ以上に日頃からのメンテナンスが大切です。そのなかでも洗浄作業は基本中の基本です。そこで基本的なチェーンやフレームの洗浄作業方法の紹介をしていきます。

洗車はメンテナンスの基本

パーツの不具合に気づくことができる

普段はあまり直接パーツやフレームを観察することはありませんが、洗浄作業を行うことで、自然と視線がパーツに近づきます。そのときにもしなにか異常があったりしたときには早期に気づくことができます。ただきれいにするだけでなく、不具合を未然に防ぐこともできるので、定期的な洗浄作業を行うようにしましょう。

チェーンの洗浄方法

チェーンはロードバイクのパーツの中でも一番汚れやすいです。汚れた状態のチェーンはチェーン自体の消耗を進めるだけでなく、スプロケットの歯を削ってしまったりすることもあります。チェーンの汚れはディオグリーザーで古いオイルを落としたあとに、中性洗剤で残った汚れを落としましょう。最後に水気をふき取ってから新しいオイルを塗ればきれいになります。

フレームの洗浄方法

フレームの汚れも定期的にきれいにしましょう。いきなりスポンジでこすると付着した砂でフレームを傷つけてしまうので、必ず水でおおまかな汚れを落としてからスポンジを使用しましょう。フレームも中性洗剤できれいにすることができます。

雨の日のライド後は必ず水気をふき取る

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チェーンのサビを防止する

金属は水分でサビてしまいます。そのため雨の日のライド後は必ずその日のうちに水気をふき取る必要があります。パーツの保護のためにも、必ずふき取るように習慣化しておきましょう。

まとめ

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今回は愛用しているロードバイクを長く付き合っていくために不可欠なオーバーホールについての紹介をしました。どうしても乗っていると消耗はしてしまうものなので、消耗したパーツと知らずに使用し続けて何かしらの事故や破損を引き起こさないためにも、定期的なオーバーホールは必ず行うようにしましょう。オーバーホールは定期的なメンテナンスで重要ですが、それ以上に日頃からのメンテナンスが重要です。洗車はメンテナンスの基本なので、めんどくさがらずに取り組むようにしましょう。

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TS Rider
ライター

TS Rider

ロードバイクでアマチュア実業団E1カテゴリーでのレースを走っています。自転車の知識を伝えながら、自分自身の勉強になったらと思っています。

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