ミニベロとは?自転車としての定義とおすすめモデルを8つご紹介!

ミニベロとは?自転車としての定義とおすすめモデルを8つご紹介!

小さいタイヤが特長のミニベロとはどんな自転車なのでしょう?おしゃれでかわいい印象ですが、走行性能や実用性はどうなのでしょうか。この記事ではミニベロの特長や名前の由来、小径車ならではのメリットやデメリット、おすすめの人気モデルなどを紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミニベロとは?
  2. 2.ミニベロのメリット・デメリット
  3. 3.ミニベロのおすすめ人気モデル8選!
  4. 4.ミニベロを選ぶときのポイント
  5. 5.ネットや通販で購入した場合の注意点
  6. 6.まとめ

ミニベロとは?

Photo by mihimaru

小さなタイヤが特長の「ミニベロ」は、普段使いの街乗りに適したタイプからロードバイクさながらのスポーツタイプまで幅広いラインナップがあり、さまざまな楽しみ方ができる自転車です。この記事では、そんなミニベロの歴史や名前の由来、魅力などを紹介していきます。

名前の由来

「ベロ」とはフランス語で自転車という意味です。小さい(ミニ)自転車(ベロ)のことを「ミニベロ」と呼んだのが名前の由来とされています。日本語では小径車と呼ばれ、コンパクトで小回りの利く使い勝手の良さから、今や世界中で人気の自転車です。

ミニベロの定義

ミニベロは一般的に、ホイールの大きさが20インチ以下の自転車を指します。子供用自転車やBMXは含まれず、ミニベロとは「大人が乗れる小径車」と言えるでしょう。

ミニベロの特長

Photo by chinnian

ミニベロの最大の特長は、小さいタイヤと車体により、とても小回りが利くことです。そのため買い物や遊びに気軽に乗っていけます。小さな車体は、街中での駐輪や室内での保管がしやすいのも大きな利点です。折りたたみ機構があるミニベロであればさらにコンパクトなるので、狭い場所でも収納できます。

街乗りに最適

市街地を走ることを「街乗り」といいます。コンパクトなミニベロなら曲がり角や障害物の多い場所もスイスイ走れ、細い道や信号も多い市街地には最も適した自転車と言えるでしょう。

ミニベロの歴史

ミニベロの歴史を遡(さかのぼ)ると、盗難の多い海外では自転車を室内に保管する必要性があり、収納性に優れた小さいタイヤの自転車が生まれました。かわいい見た目や走りの軽快さが気軽な普段使いの足として人気となり、用途に合わせて折りたたみ機構を持たせたタイプやスポーツタイプなど、さまざまな形態に進化していきました。

ミニベロのメリット・デメリット

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他の自転車とは一線を画す特長的なミニベロは、そんな歴史があって現在の形になったんですね。それでは今度はそんなミニベロのメリットとデメリットをそれぞれみていきましょう。

ミニベロのメリット

まずはミニベロのメリットからみてみましょう。小さいことによりさまざまな効果が得られ、普通の自転車にはない利点や魅力がたっぷりです。

メリット①個性的な見た目

ミニベロの魅力は何といっても小さいタイヤと車体が見た目にかわいく、おしゃれなデザインが多いところでしょう。街角に停まっている姿はなんとも絵になります。個性的なヴィジュアルは人々の目を惹きつける不思議な魅力がありますね。

メリット②小回りが利く

ミニベロはタイヤが小さくハンドルを切りやすい自転車です。とても小回りが利くので、障害物の多い街中でもスイスイ走れます。また、小さいタイヤは停車状態からの漕ぎ出しが軽く、ストップアンドゴーもストレスなくこなせます。信号待ちの多い街乗りには最適と言えるでしょう。

メリット③収納性がよい

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コンパクトサイズのミニベロは、街中での駐輪や家で収納するのに少ないスペースで済む利点があります。折りたたみ機構がついていればさらに小さくすることができ、室内保管もしやすいです。防犯効果もありますし、おしゃれな室内のインテリアとしても映えることでしょう。

メリット④持ち運びしやすい

ミニベロは持ち運ぶことを想定して設計されているモデルも多く、車や電車への持ち込みも比較的楽に行えます。車に積んでドライブ先でサイクリングすることや、ちょっと遠い場所まで走って帰りは電車などで輪行(※)なども気軽に楽しめるのも魅力です。

※輪行:自転車を袋に収納して、公共交通機関などを使って移動すること。「輪行袋」という自転車専用の収納袋を使うのが一般的です。

メリット⑤小柄な人も乗りやすい

ミニベロは適応身長が幅広いのも大きな利点で、小柄な方でも乗れるモデルがたくさんあります。タイヤやボディが小さいこともありますが、ハンドルやサドルの高さを身長に合わせて簡単に調整できるモデルも多くあります。一台のミニベロを身長差のある人同士でシェアするといったことも可能です。

ミニベロのデメリット

では今度はミニベロのデメリットをみていきましょう。メリットだけではなくデメリットも理解することは、ミニベロは本当に自分に合っているのかを判断するのに必要不可欠です。

デメリット①長距離走行には不向き

ミニベロは車体とタイヤが小さいため、一般的な自転車に比べて衝撃吸収性に劣ります。そのため、長い距離を走ると疲労が蓄積されやすく、折りたたみモデルはさらにその傾向が強まります。走行性能を高めたレーサータイプのミニベロもありますが、長い距離を走るにはロードバイクやクロスバイクには敵わないのが正直なところです。

デメリット②安定性に欠ける

小回りが利くということは、逆に言えばふらつきやすいということになります。ハンドルを切りやすいことが、安定性という面ではデメリットとして働いてしまうのです。基本的にタイヤ径が小さいほどその傾向は強くなります。

次のページでは、いよいよミニベロの人気モデルを紹介していきます。

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ミニベロのおすすめ人気モデル8選!

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