世界のロードバイクメーカーまとめ!各社の特徴と人気のモデルを紹介!

世界のロードバイクメーカーまとめ!各社の特徴と人気のモデルを紹介!

ロードバイクを買おうとお考えの方で迷うのは、一体どこの自転車を選ぶべきかということでしょう。そこで今回は世界のロードバイクメーカーの種類をまとめてみました。有名どころからちょっと馴染みのないメーカーまで、各社の特徴と人気モデルも紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.ロードバイクのメーカーはいくつある?
  2. 2.世界のロードバイクメーカー①イタリア
  3. 3.世界のロードバイクメーカー②ドイツ/スイス
  4. 4.世界のロードバイクメーカー③その他ヨーロッパ
  5. 5.世界のロードバイクメーカー④台湾
  6. 6.世界のロードバイクメーカー⑤日本
  7. 7.世界のロードバイクメーカー⑥アメリカ・カナダ他
  8. 8.奥深いロードバイクの世界:あなたはどれを選びますか?

世界のロードバイクメーカー③その他ヨーロッパ

Photo byHilmarBuschow

その他のヨーロッパ諸国でも、もちろん有名なブランドは数多くあります。自転車が国技としてレースも盛んなベルギー、グランツールが開催されるフランスやスペインでは、自転車ファン憧れのメーカーがめじろ押しです。

リドレ―/RIDLEY(ベルギー)

リドレ―は、長年プロのレースで愛用されているベルギーのトップブランド。もと塗装業の技術を活かした美しいフレームは、ベルギー独特の石畳で耐久実験が施されており信頼性も抜群です。

  • リドレーの人気モデル/FENIX SL

荒れた路面のレースでも戦えるエンデュランスモデル。特徴的なダイヤモンドチューブやしなりのあるシートステーで高い快適性を実現し、ロングライド初心者にもおすすめの一台です。

BH(スペイン)

BHは、プロチームをサポートしていることでも知られるスペイン屈指のメーカーです。特にヒルクライムに強い製品が多いですが、比較的くせがなく万人向けで品質にも優れているので、初心者にもおすすめです。

  • BHの人気モデル/GC

軽量でエアロ性能も高いながら、ロングライドに適したオールマイティーなバイクです。価格も手ごろなので、初めての一台にはうってつけと言えるでしょう。

オルベア/ORBEA(スペイン)

オルベアは、銃器製造から自転車に転身したスペイン最大のメーカーで、同じフレームでもサイズごとに製法を変えて品質を整える独自の技術を持ちます。拠点のあるバスク地方は山がちなため、ヒルクライムに強いバイクが多いのが特徴です。

  • オルベアの人気モデル/ORCA M20

オールラウンドモデルのオルカの中でも、エントリーモデルに近い価格帯になります。各コンポーネントやパーツがきめ細かく選べるのも魅力です。

ラピエール/LAPIERRE(フランス)

ラピエールは、長年にわたり地元フランスのチームに機材を提供しているメーカー。プロレースでのフィードバックをもとにした技術と、曲線美あふれる有機的なフレームデザインが光ります。

  • ラピエールの人気モデル/XELIUS SL

シートステーがシートチューブをまたぐような形で伸びている、独特のフレーム形状が特徴。より効率の良い空気の流れを作るような工夫が随所に施され、空力性能にも優れたオールラウンドバイクです。

タイム/TIME(フランス)

タイムは、フランス屈指の高級バイクメーカーです。プロへの機材供給は少ないものの、ヒルクライムなどに強い高品質な軽量オールラウンドバイクを得意とします。

  • タイムの人気モデルALPE D’HUEZ 01 Disc

ヒルクライム最強を目指すライダーのためのハイエンドなフラッグシップモデル。タイム独自のRTM工法で軽量化と剛性アップを突き詰め、登りにも下りにも強い走りを実現しています。

エディメルクス/Eddy Merckx(ベルギー)

エディメルクスは、史上最強のレーサー、エディ・メルクス氏が創設したバイクブランドです。モデル名にはメルクス氏が勝利を挙げた年と地名が入るのが特徴で、現在はリドレーの傘下に入っています。

  • エディメルクスの人気モデル/サンレモ76

ライダーのパワーに踏み負けない剛性を確保しながらも、快適性も兼ね備えたセカンドグレードモデル。完成車で41万円とお手頃ながら、プロにも供給されるその実力は価格以上です。

ファクター/FACTOR(イギリス)

ファクターは、2007年創設と新しいイギリスのメーカーです。航空宇宙産業をベースにした高い技術により、既に多くのワールドツアーで活躍を見せています。

  • FACTORの人気モデル/ONE

今年のツール・ド・フランスでも使用されたハイエンドエアロロード。独創的な双胴のダウンチューブで丸型チューブの23倍もの空力向上が可能になります。

世界のロードバイクメーカー④台湾

Photo bytravelphotographer

実は台湾は世界の自転車産業の一大拠点です。その優れた製造技術に注目して現地工場を設けたりOEM生産を依頼するメーカーも多く、世界各国の一流ブランドは台湾製が珍しくありません。そのため台湾のブランドは高品質ながらコストパフォーマンスの高い優良企業が軒を連ねます。

ジャイアント/GIANT

台湾のみならず、世界一の売上を誇る文字通り自転車界の巨人企業がジャイアントです。優れた技術とコストパフォーマンスの高さは他の追随を許しません。またジャイアントはロードバイクにスローピングフレームを初めて採用するなど、新しいことへの挑戦も積極的です。

  • ジャイアントの人気モデル/DEFY ADVANCED 2

より高い快適性に加え、さまざまな状態の路面にも対応する走行性能も兼ね備えたジャイアントが誇るエンデュランスロード。ロングライドやグランフォンドなど、タフで距離の長い走りでその真価を発揮します。

メリダ/MERIDA

メリダは台湾No.2のバイクブランドで、世界でも高いシェアを占めます。ヨーロッパ各国のOEMで鍛えられた高い技術が自社製品にも活かされ、ワールドチームでの活躍も著しいものがあります。

  • メリダの人気モデル/REACTO4000

日本のエース、新城幸也選手も乗るメリダリアクト。その最上位モデルのノウハウを活かした新型REACTO CF3 Ⅳフレームと105コンポを組み合わせ、30万円を切る価格は魅力です。初心者から本格派までおすすめのモデルです。

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