ロードバイクにリアライトを必ずつけよう
自転車は認識されにくい
自転車の夜間の走行において、リアライトは非常に重要な役目を果たします。昼間でさえ自動車から認識されにくい自転車は、夜や暗い場所ではさらに見えにくくなり非常に危険です。自動車をはじめ周りからの視認性を確保して事故のリスクを減らしてくれるアイテムが、リアライトです。
リアライトか反射板が必要
リアライトの装着は義務ではなく、リアライトがついていなくても赤いリフレクター(反射板)が装着されていれば問題はありません。道路交通法では、リフレクターかリアライトのいずれかを装着しなければならないと定められています。
ロードバイクには自分で装着しなければならない
しかし、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクにリアライトは標準装備されていません。一方、反射板をつけているロードバイクはほとんどないので、自分自身でリフレクターかリアライトを装着する義務があるのです。
ロードバイクの安全のためにぜひ
ロードバイクやクロスバイクといったスポーツバイクだけでなく、自転車は軽車両扱いとなるので本来車道を走らなければなりません。リアライトは特に夜間や暗い場所での視認性を高めてくれます。夜間を安全に走行するためにも、リアライトはぜひ装着したいのもです。
ロードバイク用リアライト選びの基本ポイント
ポイント①明るさと色
リアライトは視認性を高めるためのものですから、なるべく明るいほうが好ましいといえます。また、色は白や青といったものも販売されていますが、それらは霧の中などでは見えにくいうえに、道路交通法においてリアライトは赤色と定められているので赤色を選びましょう。
ポイント②バッテリータイプ
電池か充電か
リアライトのバッテリーは、電池タイプかUSB充電タイプのいずれかが大半です。電池式は比較的使用時間が長く持つことや電池が切れればコンビニで購入することができる点がメリットですが、充電タイプに比べると若干明るさに劣ることやランニングコストが増える点がデメリットとなります。
使い方で選ぼう
USB充電タイプのメリットは電池式より明るいことやランニングコストに優れている点が挙げられますが、電池が切れると使えなくなってしまいます。そのため、常時モバイルバッテリーを携帯するか小まめに充電するよう注意しなければなりません。それぞれのメリット・デメリットを考えて、自分に合った方を選べばいいでしょう。
おすすめプラスアルファの機能付きリアライト9選
最近のリアライトには視認性だけでなく、より安全により便利にと、いろいろな機能が付加された商品もたくさんあります。それらを機能別に紹介していきましょう。
機能①防水性能
雨の中を走るのであれば、防水性能のあるモデルがいいでしょう。雨の日は乗らないという人でもライド中に突然雨に降られる可能性は否定できません。IPXの数値の大きいほうが防水性能に優れるので、なるべく数値の高いものを選ぶことをおすすめします。
防水性能おすすめ①Gaciron(ガシロン) W10
Gaciron(ガシロン) W10
参考価格: 2,050円
点灯と点滅(5ルーメン・2ルーメン)の3モードのUSB充電タイプリアライトです。IPX5相当の防水性能なので、突然の大雨でも安心です。シートポストにラバーバンドで簡単に取り付けできます。重量は34gと軽く、価格も手ごろで人気です。
防水機能おすすめ②ziyue セーフティーライト
ziyue セーフティーライト
参考価格: 1,689円
IPX5の防水・防塵性能を持ち、1度の充電で最長約56時間の連続使用が可能なUSB充電タイプのリアライトです。常時点灯の他、スローフラッシュ、サイクルフラッシュ、常時点滅、キラキラ点滅、常時フラッシュの点灯モードがあります。高輝度LED電球は200m以上先から視認できるほどで、夜間走行も安心です。
機能②自動点灯
夕方のライドなどで、フロントライトと比較してリアライトは点けるのを忘れがちですし、トンネルではいったん自転車から降りて点灯させなければならないのは面倒です。そんなときに便利なのが、自動点灯(オートライト)機能のついたモデルです。
自動点灯おすすめ①キャットアイ RAPID micro AUTO
キャットアイ RAPID micro AUTO
参考価格: 3,481円
センサーが明るさと振動を感知して、走行中にトンネルに入ったときや周囲が暗くなったとき、また夜間は自転車を動かすだけでライトが自動的に点灯します。常時点灯モードなら、常時点灯させることができます。点灯パターンは3つあり、最長のラピッドなら約35時間の連続使用が可能です。
自動点灯おすすめ②I live(アイリブ) 自動点滅タイプ
I live(アイリブ) 自動点滅タイプ
参考価格: 1,650円
単4電池2本で約200時間の点滅が可能なオートライト機能付きリアライトです。暗い場所では自動的に点灯するのはもちろん、信号待ちなどでは約40~60秒点灯状態がキープされるので、停車中でもアピールできます。高輝度LED3個とチップボードLED2個により明るさも十分です。
機能③ソーラー充電
太陽光の光でバッテリーの充電ができるリアライトもあります。これなら電池切れの心配はいりませんし、ランニングコストも不要です。ただし、日の当たらない場所に駐輪する人や夜ばかり自転車に乗る場合には、充電ができないため向いていません。
キャットアイ(CAT EYE) ソーラー充電式テールライト
参考価格: 2,655円
直射日光下4時間の充電で約22時間の点滅点灯が可能です。電池が切れてもリフレクターがついているので視認性もあり、道路交通法にも違反しません。また、暗い場所で自動で点滅を開始するオート機能も搭載しています。
機能④ブレーキランプ
ブレーキをかけて速度が落ちると、自動車のブレーキランプのように数秒間点灯する機能です。自転車が走行中にブレーキをかけても自動車の運転手からは速度が落ちたことがなかなか認識されにくいのですが、ライトが点灯することで注意喚起し、安全につながります。
ブレーキランプ機能おすすめ①キャットアイ RAPID X2 KINETIC
キャットアイRAPID X2 KINETIC
参考価格: 4,782円
減速を感知すると、内蔵された加速度センサーにより約2.5秒間ハイモード点灯してブレーキライトの役目をしてくれます。点灯パターンは3つあり、最大緒点滅で約30時間使用でき、電池残量が少なくなると自動的に点滅に切り替わるバッテリーオートセーブ機能を搭載しています。
ブレーキランプ機能おすすめ②ENFITNIX テールライト
ENFITNIX テールライト
参考価格: 2,200円
ブレーキをかけて速度が落ちると自動的に点灯して、後方への視認性を高めてくれます。その他、明るい場所では自動消灯、暗い場所ではバイクの振動を感じて自動点灯といったオートライト機能やIPX5防水、バッテリー残量インジケータなど、さまざまな便利機能が満載ながらこの価格は、非常にコスパがいいといえるでしょう。
機能⑤盗難防止・防犯
駐輪中に誰かが自転車を動かそうとすると、振動を感知してアラーム音がなるので防犯に期待できる機能です。特に高級ロードバイクやクロスバイクなど盗難被害に遭いやすいスポーツバイクの盗難防止におすすめです。
防犯おすすめ①LAOPAO スマートテールライト
LAOPAO スマートテールライト
参考価格: 2,760円
振動を感知し大音量でベルが鳴って警告する盗難防止システムが搭載されています。ロックやロック解除の他、輝度モードなどの操作はリモコンで行えます。50ルーメンの明るさは視認性もよく、USB充電3時間でラピッドモードなら約40時間使用できます。
防犯おすすめ②nubeam(ヌービーム)NB-600J
nubeam(ヌービーム)NB-600J
参考価格: 10,780円
振動を感知して大音量のアラームが鳴るシステムで、操作は付属のリモコンで行います。アラームが鳴り始めるとリモコンでも音と光で知らせてくれるので、リモコンを常に持っておけば多少離れたお店の中でも気がつきます。またウインカー機能も搭載しているので、夜もより安全に走行できるでしょう。
リアライトでまわりにアピール
ロードバイクやクロスバイクの夜間の走行になくてはならないリアライト。いろいろなメーカーからさまざまなモデルが販売されていますが、どうせ買うなら多機能なリアライトをおすすめします。安全にかかわるいろいろな機能で、とにかくまわりにアピールすることがよりセーフティライドにつながります。
https://www.cateye.com/jp/products/safety_lights/TL-LD700-R/