ガレージは、屋根付きの自転車小屋としては最も頑丈です。屋外保管の悩みの一つである盗難を防ぐ能力も高く、より確実に愛車を守れます。ここまで来ると、もう自転車用の一戸建てレベルです。それだけに、広い置き場がないと設置できませんし、コストも20万円以上かかります。とはいえ、屋外保管の方法としては最強です。
⑫イナバ バイク保管庫 FXN-1322HY
イナバ バイク保管庫 FXN-1322HY
参考価格: 196,350円
イナバのバイク保管庫 FXN-1322HYは、シャッター付きのガレージです。防犯性が高いディンプルキーを採用しており、盗難から大切な愛車を守ります。スポーツ車や電動アシスト付きのママチャリなど、価格が高い自転車でも安心して保管できます。シャッターにおしゃれなイラストなどを入れて、個性を持たせても楽しそうです。
⑬住たくeco工房 木製タイニーハウス 2.5畳タイプ
価格:49万円~(税別)
住たくeco工房の木製タイニーハウス 2.5畳タイプは、多彩なカスタマイズが可能なコンテナハウスです。例えば、戸建て住宅用の窓やドアを取り付けたり、屋根の上にテラスを作ったりすることができます。防湿や断熱ができる仕様もあり、ほとんど戸建て住宅です。倉庫や物置に留まらず、自転車を楽しむ趣味の空間も作れます。
⑭無印良品の小屋
価格:300万円~(税込)
無印良品の小屋は、名前のとおり「小屋」です。しかし、小屋と言っても、人が生活することを前提に作られています。物置や倉庫のような屋外収納庫ではなく、もはやワンルームの戸建て住宅です。予算と置き場がないと難しいですが、自転車と一緒にいられる究極のスペースを実現できます。
条件によっては固定資産税がかかる
ガレージでも以下の3つの条件がすべて当てはまる場合は、固定資産税の対象となることがあります。
- 屋根と3方以上の壁がある
- 基礎などで底面が土地に直接触れている
- 居住、作業、貯蔵に使える
おすすめの自転車小屋:サイクルポート
サイクルポートは主に屋根と柱で構成された、いわゆる「自転車置き場」です。壁や扉がないので、自転車の出し入れが簡単にできます。倉庫や物置では圧迫感がありすぎて、設置が難しい玄関先などにも設置しやすいです。しかし、屋根で雨が遮れる以外は、屋外とあまり差がありません。
⑮LIXIL(リクシル) ネスカRミニ
LIXIL ネスカRミニ
参考価格: 66,282円
LIXILのネスカRミニは、部材バリエーションが豊富なサイクルポートです。屋根の部材には遮熱や遮光ができるものがあり、雨だけではなく直射日光からも自転車を保護できます。戸建て住宅のみならず、あらゆる住宅設備の総合メーカーだけあって、サイクルスタンドなどのオプションも豊富です。自転車を3~5台収納できます。
⑯山善 サイクルポート PCクリアボード仕様 LCP-3S
山善 サイクルポート PCクリアボード仕様 LCP-3S
参考価格: 69,060円
山善のサイクルポート PCクリアボード仕様 LCP-3Sは、3面囲い付きで横からの風雨にも強いです。物干し竿がかけられるフックを標準装備しているので、物干し場としても活用できます。仕様では幅1.3mで自転車が3台収納できるとしていますが、結構ギリギリです。ハンドル幅の広いママチャリやビーチクルーザーでは、3台は難しいかもしれません。
⑰[hisasix(ヒサシックス)] RufRuf(ルフルフ)
hisasix RufRuf
参考価格: 82,500円
hisasixのRufRufは、自転車1台分を収納できるコンパクトなサイクルポートです。奥行はわずか80cmなので、広い置き場がない一戸建て・一軒家でも設置できます。屋根の部材はUVカット加工されており、自転車を直射日光による劣化から守ります。杉材を使った柱がクラシカルな雰囲気で、おしゃれです。
⑱ケノフィックス 自転車置き場ひさし
ケノフィックス 自転車置き場ひさし
参考価格: 121,410円
ケノフィックスの自転車置き場ひさしは、壁に後付けするタイプのサイクルポートです。奥行と幅はカスタマイズ可能で、設置場所や自転車の台数にあわせて作れます。高さも壁に固定できる範囲で自由に決められるので、既製品ではあわせにくいところでも設置が容易です。
わからない点は事前に相談を
設置場所の環境や状況は、それぞれ異なります。設置に不向きとされる場所でも、加工次第では設置できることもあります。自転車小屋は大型になるほど高額なうえに、間違えたときの修正も難しいです。しかも、トラブル発生後には返品できないこともあります。こうした事態を回避するためにも、わからない点は購入前に取り扱い店でよく相談しましょう。
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筆者作成