体重の重い人がロードバイクを選び方のコツ(4つ)
体重の重い人がロードバイクの購入を考えた場合には、考慮したほうがいいコツがあります。市販されているロードバイクのほとんどは体重の重い人が乗っても問題はないはずですが、選択の際には以下の4つの点を念頭においておくことをおすすめします。
選び方のコツ① 有名自転車メーカーを選ぶ
世界最古の自転車メーカービアンキや自転車世界最大シェアを誇るジャイアントをはじめとする有名メーカーのロードバイクは、世界や各国で数々のレースに出場し、その結果を製品にフィードバックしています。そのおかげで、生産される製品は耐久性や信頼性の高いものとなります。たとえエントリーモデルでも、ノンブランド品とはあらゆる点において別格です。
選び方のコツ② フレーム素材にこだわる必要はない
フレーム素材は、クロモリであろうとアルミであろうとカーボンであろうと、適正に使用すれば200㎏くらいまでの体重の人まで対応できます。そもそも、体重が重くて破損したといったリコール報告はありません。クロモリもアルミもカーボンもそれぞれに特徴があるので、体重を気にせず自分の気に入ったものを選ぶことをおすすめします。
選び方のコツ③ コンポーネントの内容に注意
すべてのパーツのグレードをチェック
コンポーネントというと前後のディレーラーがすぐに思い浮かびますが、体重の重い人が注目するのはブレーキです。たとえば、ロードバイクにおいてシマノの105グレードのコンポは十分信頼できるのですが、バイクによってはすべてのパーツに105グレードが使用されているとは限らず、ブレーキを含め一部パーツに廉価部品を採用しているケースもあります。
ブレーキのグレードアップがおすすめ
ブレーキ性能はロードバイクにおいて最重要ポイントですが、特に体重の重い人は軽い人に比べてブレーキの各パーツにかかる負荷が増えます。ブレーキが廉価部品だった場合は、105グレードに交換することをおすすめします。
選び方のコツ④ 最初はエントリーグレードでOK
エントリーとハイエンドの主な違いはフレームとコンポ
エントリーモデルとハイエンドモデルとの違いは、主にフレーム素材とコンポーネントといっても過言ではありません。有名メーカーのロードバイクであれば適正な仕様をしている限り、フレーム素材がなんであれパーツ、タイヤ、ホイールなどの主要部分への信頼は問題ありません。したがって、特に初心者がハイエンドモデルを選ぶ必要はないのです。
2~3㎏の重量差をどう考える?
ハイエンドモデルのバイクのフレームにはカーボンが使用されているケースが多く、クロモリやアルミが多くを占めるエントリーモデルと比較すると2~3㎏程度軽量です。しかし、車体を軽くするためにカーボンモデルを購入するのもいいのですが、それより体重を落とすほうが安上がりでしょう。
ハイエンドモデルはダイエットに成功してから
カーボンとアルミやクロモリとでは数万円から数十万円の金額差、モデルによっては倍以上というケースも珍しくありません。その金額差は体重を2~3㎏落とすことでカバーできるのです。最初はエントリーグレードから始め、自転車ダイエットに成功してからハイエンドモデルの購入を考慮してもいいのではないでしょうか。
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