サイクリングダイエットの効率的なやり方【ロードバイク・クロスバイク編】
ロードバイクやクロスバイクは前傾姿勢になり、体全体を引き締めるのに効果的です。女性に嬉しい美脚効果や体幹を鍛えられます。ロードバイクやクロスバイクに乗ったことのない初心者もやり方は簡単なので、ダイエットを機会に始めるのもおすすめです。
①回転数を60~90回になるよう調節する
ロードバイクやクロスバイクはギアを10段階以上の調節ができ、組み合わせも7~24個以上あります。ロードバイクやクロスバイクのギアは1番軽くし、ペダルの回転数が約60~90回になるようにしましょう。
サイクルコンピューターを使うと簡単
ペダルの回転数がわからない場合はサイクルコンピューターで測れます。使っているロードバイクやクロスバイクにサイクルコンピューターを設置し、自転車を走らせましょう。
②無理のない乗車ポジションにする
ロードバイクを始めたばかりの初心者や、乗り慣れない場合は無理のない乗車ポジションにしましょう。前傾姿勢にこだわらずこぎやすく体に負担のない姿勢にし、長距離を毎日続けて乗れるようにするのがポイントです。走行前にストレッチし、体を慣らしながら一定の期間続けられるようにしましょう。
クロスバイクは少し高さをあげるのがポイント
クロスバイクはサドルの位置を座りやすい高さから約5cmあげるとダイエットが効率的に取り組めます。上半身が不安定になり体幹や背筋などが鍛えられ、体全体を鍛えるのに効果的です。
③サイクリング道路を走る
ロードバイクの平均速度は時速約20km~30kmです。一般道ではなくサイクリング用の道路を走ると、ロードバイクに一定のリズムで長距離を何キロも乗れダイエットが効率的に行えます。
クロスバイクは通勤・通学でOK
クロスバイクの平均時速は18~25kmのため、一般道路でも一定のリズムで乗れます。初心者や女性の場合、通勤や通学に使うようにして乗りごこちに慣れましょう。ママチャリよりスピードがあるので気をつけて走るのがポイントです。
④乗る時間
ロードバイクでダイエットする場合の時間の目安は、約30分~40分以上がよいでしょう。ママチャリよりも平均時速が早いので、長めに乗ってペダルの回転数を増やします。クロスバイクの場合も同じ目安で、約30分~40分走りましょう。
⑤乗る頻度
ロードバイクやクロスバイクでダイエットする場合、毎日乗らなくても大丈夫です。週に4日~5日ほどにし、体に無理のないやり方にしましょう。一定の期間続けられるよう、疲労を蓄積せず体を慣らすのがポイントです。
サイクリングを楽しむくらいの気軽な気持ちで取り組むのがおすすめですよ。
サイクリングダイエットの効率的なやり方【エアロバイク編】
エアロバイクでするダイエットのやり方は簡単で、室内に設置してこぐだけです。天候の影響がなく、いつでも隙間時間にでき、時間を効率的に使えます。音楽を聴いたりテレビを見ながら毎日楽しんで取り組めるでしょう。
①サドルの位置を調整する
室内にエアロバイクを設置したら、サドルの高さを調整しましょう。サドルに座り、膝が伸びきらない位置にします。股関節の可動域を広くなり、膝にかかる負担を減らす効果があります。サドルに座る位置は後ろ側にするとおしりが痛くならず、毎日取り組みやすいでしょう。
ペダルのこぎ方もポイント
エアロバイクの場合、太ももの筋肉ではなくおしりの筋肉を使ってこぐように意識しましょう。股関節から足を動かし、少し前傾姿勢にすると筋肉を鍛えられます。背筋が曲がりすぎると、腰に負担がかかるため注意しましょう。
②負荷を設定する
エアロバイクでダイエットをする場合、負荷は軽めに調節しましょう。最初から重くすると体に疲労が溜まり、毎日続けられなくなります。慣れてきても軽めの負荷にし、ペダルの回転数を増やして有酸素運動になるようにしましょう。
③乗る時間
エアロバイクに乗る時間は約30分~40分がおすすめです。30分以上こぐと体内の脂肪が燃焼し、ダイエットの効果が出ます。室内でのんびり取り組み、好きなテレビや音楽を聴き楽しみながら無理なく続けましょう。
走行距離や心拍数がわかる機能がついてるエアロバイクもあるので、何キロ走ったかデータを見ながらやるのもおすすめです。
④乗る頻度
エアロバイクに乗る頻度は毎日続けるのがおすすめです。初心者の場合は週に2日~3日、隙間時間に約20分~30分取り組み、ゆっくりと日にちと時間を増やしていくと長期間できるでしょう。
目標を決めるとやる気アップにつながり効率がよくなりますよ。1ヵ月~2ヵ月で達成するなどできるだけ明確なものにしましょう。
サイクリングダイエットの効果をあげるポイント
サイクリングダイエットを効率的にするにはいくつかのポイントを押さえましょう。やり方に気をつけて取り組めば体に負担がかからず毎日続けられます。体を大切にし、無理のないダイエットをしましょう。
①始める前にストレッチする
自転車でダイエットに取り組む場合、事前にストレッチしましょう。筋肉をほぐし体を柔らかくすると体の疲れも蓄積されず、効率的にダイエットが行えます。準備運動すると膝や腰への負担が減り、怪我を避けられるでしょう。
ストレッチのやり方は足を伸ばす、アキレス腱を伸ばすなど使う箇所を重点的にやりましょう。上半身もやると安心です。
②走行終了後はクールダウンする
サイクリングダイエットで一定の距離を走ったあとは、クールダウンするのがポイントです。筋肉や体を休めると疲労が軽減し、怪我の予防につながります。自分の体をいたわり、毎日続けられる体づくりを目指しましょう。
③無理な負荷はかけない
サイクリングダイエットに慣れても無理な負荷はかけないのが長期間続けるポイントです。負荷をかけるやり方はダイエット効果も少なく、体への負担も多くなり、膝を痛めるなど思いがけない怪我につながります。
④こまめな水分補給を
サイクリングダイエットは30分以上体を動かすため、こまめな水分補給しましょう。水分補給しないと脱水症状や熱中症の危険が高まります。喉の渇きを感じたら無理せず早めに水分を補給しましょう。
サイクリングダイエットで楽しく痩せよう
サイクリングダイエットは流れる景色を楽しみ、季節を感じながら体を理想の体型にできるダイエット方法です。気軽に誰でも始められ、体への負担も少なく長期間毎日続けられます。自転車に乗ることを楽しむつもりで始めてみましょう。
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ロードバイクもクロスバイクも一定のリズムを保ち、減速しないで走るのがポイントです。