スプロケット交換をすると
自転車の後輪の変速機全体を2万4千円の値段で買える「シマノフロントディレイラー変速機」に交換すると走り方が変わります。この変速機は、トップギアなら最小11T、最大14T、ローギアなら最小25T、最大30Tまで対応が可能です。最小11T、最大14TのTとは、ギア比のことです。ギア比はペダル1回転させたときの回転数のことで、ギア比は歯数が少なければ大きくなり数値は小さくなります。
ギア比とは
ギア比の数値が小さいということは、ペダル1回転させる回転数が少なくなるため速度は上ります。逆にギア比の数値が大きいことは、回転数が多くなり、速度は上がりません。またギア比の数値が小さいと加速力は下がり、大きいと加速力は上がります。シマノフロントディレイラー変速機に交換することは、通常の変速機より走り方を変えることができるのです。
自転車の変速機ギヤ数と走り方の関係
ビアンキなどのクロスバイク、ロードバイクのようなスポーツ自転車に言えるのが、後ろのギア枚数と走りの違いです。ギアが多くなれば、多くなるほど走り方がアップします。自転車のグレードも上で値段が高くなります。
重いギアに切り替えができるから
前3枚後ろ8枚の「24段変速機」より前3枚後ろ9枚の「27段変速機」搭載した自転車の方が値段は高くなります。ギヤ枚数が3枚少ないことは、スピードを出したくてもギアがないためペダルが軽い状態のままとなります。ペダルが軽い状態のため現状以上のスピードが出にくく、24段よ27段の変速機の方がスピードが出るのは、重いギアに切り替えができるからです。
スピードが出るのは
スピード出して走っている自転車をより速く走らせるには、現状のギアより重いギアで漕ぐ必要があります。ギア枚数が多いということは、重いギアで漕ぐことが可能になるということです。そのため24段より27段の変速機の方がスピードが出せます。
変速機の調整や交換を覚えて自分に合った走り方しましょう
ビアンキなどのクロスバイク、ロードバイクといったスポーツ自転車は、変速機のギア数の選びで走り方が変わることが理解できたのではないでしょうか。自転車の変速機の不具合は、快適な走り方を邪魔します。そんなときの調整方法や交換方法も知ることができました。また値段が高い変速機に交換することで自分が好む走り方ができるようになります。つまり、普通変速機より走り方のバリエーションが増えることを意味しています。調整方法や交換方法を覚えていつも快適に自転車を走れるようにしましょう。
- 1
- 2
