Eバイクはなぜオススメ?他のバイクとの魅力や性能を比較解説!

Eバイクはなぜオススメ?他のバイクとの魅力や性能を比較解説!

最近Eバイクの人気が急上昇中で、多くのメーカーからさまざまなモデルが発売されています。なぜEバイクはこんなに人気が高く、またどこに魅力があるのでしょうか。普通の自転車やスポーツバイクと比較しながら、その魅力や性能について考えてみましょう。

記事の目次

  1. 1.Eバイクとは
  2. 2.Eバイクのおすすめな点や魅力(6つ)
  3. 3.Eバイクとママチャリ電動アシストとの比較
  4. 4.Eバイクとロードバイクの相違点(4つ)
  5. 5.Eバイクのデメリット(3つ)
  6. 6.まとめ

Eバイクとママチャリ電動アシストとの比較

出典: https://www.giant.co.jp/giant19/showcase/escape-rx-e/

Eバイクもママチャリの電動アシスト自転車も、ペダルを漕ぐときにモーターによる助け(アシスト)を受けるのは同じです。しかし、Eバイクとママチャリ電動アシスト自転車との違いは、ただ車体の形や雰囲気が「スポーティ」というだけではありません。

Eバイクの定義

厳密にいうと、Eバイクとママチャリ電動アシスト自転車との違いについて明確な定義はありません。ただ、クロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクなどのスポーツフレーム、または高ケイデンスに対応する36V以上の高トルクユニットを搭載したバイクがEバイクとされています。2018年のEバイク元年に発売されたモデルのほとんどはこの2つを満たしています。

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/ypj-r/

Eバイクとママチャリ電動アシスト自転車の相違点

  • スポーツフレームか否か
  • 36V以上のユニット搭載か否か

Eバイクとロードバイクの相違点(4つ)

Photo byweareaway

Eバイクとロードバイクを比較したとき、モーターによるアシストがあるかないかということ以外に、異なる点はあるのでしょうか。ロードバイクとの差異を知ることにより、Eバイクに対するイメージをさらにつかむことができるでしょう。

相違点① ロードバイクは趣味性が高い

フリー写真素材ぱくたそ

ロードバイクを買ったまま乗っている人もいますが、かなり少数派といってもいいでしょう。多くの人にとってロードバイクはスピードを得るための乗り物です。したがって今よりもっと速く走りたいと、軽量ホイールや上級なコンポーネントに交換したり、さまざまなパーツの軽量化をしたりと、いろいろなカスタマイズを始めます。これにはお金が掛かりますから、ロードバイクはかなり趣味性の高いものだといえるでしょう。

相違点② Eバイクは手を加えなくていい

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/ypj-r/gallery.html

Eバイクは、完成車を買ってそのまま乗るのが基本です。車体を軽くするために軽量のホイールにしたり、上級なコンポーネントに交換してもあまり意味はありません。カスタマイズをするにしても、目的に合わせたアレンジ程度で済みます。つまり、コスト面において趣味性はさほど高くないというわけです。

相違点③ Eバイクはスピードを求めるものではない

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/ypj-c/

Eバイクに乗っていても、速く走りたいと思う人もいるかもしれません。しかし、電動アシスト自転車は、道交法により時速24㎞になるとアシストが止まるようになっています。もちろん、これ以上の速度も人力でペダルを漕げば出すことができます。

速さを求めるならロードバイクの方が優秀

Eバイクは普通のロードバイクと比較してモーターやバッテリーで車重が重い分だけ、出せる速度には限界があります。速さを求めるだけなら、Eバイクでなく普通のロードバイクを手に入れることをおすすめします。

相違点④ 楽しみ方や乗る目的

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/ypj-c/

ロードバイクで遠くへライドに出掛けても、観光などせず一心不乱に走りだけを楽しんで帰ってくるという人も少なくありません。一方で、Eバイクは自転車で走る楽しみは当然ながら、好きな場所へ行き、そこで過ごす時間も満喫できます。どちらがいい悪いということではなく、そもそもEバイクとロードバイクでは乗る目的が異なっているのです。

Eバイクのデメリット(3つ)

出典: http://merida.jp/lineup/e_bike/ebs_600.html

Eバイクにはたくさんのおすすめする点や魅力があります。しかし、デメリットも存在するので、今後Eバイクの購入を検討するのであれば、ぜひ知っておくことをおすすめします。

デメリット① 価格が高い

Photo bySkitterphoto

普通のクロスバイクなら5万円程度から、ロードバイクのエントリーモデルなら10万円程度で購入できますが、Eバイクはそれぞれその倍以上の価格となります。価格の安いものもありますが、それなりの走りや性能のモデルとなると、やはり結構な値段になってしまいます。

デメリット② 重量が重い

http://cycle.panasonic.jp/products/ewmd/

いくらスポーツタイプの電動アシスト自転車とはいえ、バッテリーやモーターなどのドライブユニットを搭載しているため、車重は普通のスポーツバイクと比較するとかなり重くなっています。一般的なロードバイクと比較すると、倍以上の車重のものも珍しくありません。

デメリット③ バッテリー切れの心配がある

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/ypj-c/

一旦バッテリーが切れると車重が重い分、普通のスポーツバイクはもちろん、一般的なママチャリより漕ぐのが大変になります。以前よりバッテリーの性能がアップしたことで、エコモードなどを使えば100㎞近く走行できるモデルもありますが、常にバッテリーのチェックは欠かせませんし、バッテリーが切れたからといって、簡単に充電できる場所があるとは限りません。

まとめ

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/ypj-c/

Eバイクはスポーツバイクの楽しみ方の新しい扉を開いてくれました。特に年齢や体力を理由にスポーツバイクを諦めていた人たちにとって、自転車が身近な存在となりつつあります。ただ2018年が日本でのEバイク元年といわれるように、Eバイク自体の歴史は最近始まったばかりです。今後の楽しみ方や将来性に大いに期待したいものですね。

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S.ジャイアン
ライター

S.ジャイアン

週1ペースでライド、ポタリングに出掛けています。記事を通して多くの方と自転車の楽しみを共有できればと思っています。

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