パナソニックのロードバイクの特徴は?オーダーメイドできるPOSとは?

パナソニックのロードバイクの特徴は?オーダーメイドできるPOSとは?

パナソニックというと家電製品のイメージがありますが、実はロードバイクも販売しています。そしてただ販売しているだけでなく、ロードバイクを自分好みにオーダーできるPOSというシステムがあります。その注目のオーダーシステムPOSについて紹介していきましょう。

記事の目次

  1. 1.パナソニックのロードバイクについて
  2. 2.パナソニックの提供するPOSとは?
  3. 3.初心者から上級者までに対応するカスタムオーダーロードバイク
  4. 4.カスタムオーダーロードバイクは4モデル
  5. 5.プロライダーやこだわりを持つライダーのためのフレームフルオーダーロードバイク
  6. 6.シミュレーションでイメージがチェックできる
  7. 7.パナソニックの受賞ロードバイクを期間限定で受注!
  8. 8.まとめ

パナソニックのロードバイクについて

Photo byKonevi

街にはたくさんのロードバイクをはじめとするスポーツバイクが溢れていますが、パナソニックのロードバイクを目にすることはあまりありません。パナソニックのロードバイクの現状は、どうなっているのでしょうか。

パナソニックの自転車はサイクルテックで製造・販売

出典: https://www.panasonic.com/jp/home.html

パナソニックは長きにわたり総合家電メーカーのトップ3の座を保っている一大家電メーカーのひとつです。したがって、家電メーカーのイメージが強いのですが、実はパナソニックの前身である「ナショナル」の創業者の松下幸之助が自転車屋の丁稚奉公をしていたのが、ビジネスの始まりです。その後、紆余曲折はあったものの、現在は「サイクルテック」という自転車の製造・販売を行っている会社も運営しています。

自転車本体からアクセサリー類まで

サイクルテックでは、シティサイクルといった一般自転車から折り畳み自転車、電動アシスト自転車、さらにはライト、鍵、ヘルメット、タイヤ、カバーなどの自転車用アクセサリーまで製造・販売をしています。

現在パナソニックのスポーツバイクはe-バイクのみ

出典:http://cycle.panasonic.jp/products/elhc/

「ナショナル」という社名の総合家電メーカーとして国内外で親しまれたのち、2008年に社名を変更したパナソニックは、ロードバイクなどのスポーツバイクの製造・販売に力を入れていた時期もありましたが、現在一般的なスポーツバイクは、近年人気の高い電動アシストスポーツ自転車である「e-バイク」として、オンロード、オフロードにそれぞれ数モデルラインアップしているのみとなっています。

パナソニックの提供するPOSとは?

出典:http://cycle.panasonic.jp/products/pos/custom_order/frtc02/

パナソニックのPOSとは「Panasonic Order System」(パナソニック オーダー システム)の略で、自分の好みや体力、脚力、また使用目的などに合わせて、ロードバイクをカスタムオーダーしてくれるサービスのことです。パナソニックの電動アシスト付ではないロードバイクが欲しいと思ったなら、現在はこのシステムで発注することになります。

ライダーにとって夢のようなシステム

自転車部門へも力を入れているパナソニックの、世の中の自転車ライダーの夢を叶えてくれるサービスシステムがPOSなのです。自分にジャストフィットする自転車に乗ることで、より速く、快適な自転車ライフを送ることができるでしょう。

POSは初心者にこそおすすめ

Photo byEM80

「でも、オーダーなんて敷居が高い」「ビギナーには関係のない話…」と思っている人も少なくないかもしれません。しかし、POSは上級者はもちろん、ビギナーにこそおすすめしたいのです。サイズもルックスも自分にぴったりフィットしていれば、乗り心地も満足度も最高になること間違いなしです。どうせ買うなら、最初からそんなバイクに乗りたくありませんか。

2つのオーダー方法がある

POSには、2つのオーダー方法があります。ひとつは、ステップに沿ってサイズやパーツを選ぶ「カスタムオーダー」です。もうひとつは、サイズは1mm刻みまで、パーツの角度の指定までできる「フレームフルオーダー」です。

初心者から上級者までに対応するカスタムオーダーロードバイク

Photo by Chelsom Tsai

カスタムオーダーでは、ステップに沿ってパーツやサイズを選ぶことで自分だけのバイクが手に入ります。初心者から上級者まで、さらにレースから日常での使用など、自分の使用状況に応じたバイクをオーダーすることができます。

オーダーステップの4つの内容

オーダーステップ① フレームサイズ

フレームサイズは、460~610mmの10mm刻みから選びます。

オーダーステップ② フレームタイプ

出典:http://cycle.panasonic.jp/products/pos/custom_order/frtc02/

F.Pセレクトはガッチリとした剛性の高い太めのチューブ構成のVersion Hか、しなやかさ重視のやや細めのチューブ構成のVersion Lか、また変速タイプはワイヤー専用か、Di2専用かを選びます。

オーダーステップ③ コンポーネント

出典: https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/ultegra.html

完成車をオーダーする場合は、コンポーネントをULTEGRAにするか、105にするかを選択します。さらに、クランクサイズやスプロケット、ホイール、ハンドルバー幅、ステム突き出し長さ、ペダルの有無をそれぞれチョイスします。

オーダーステップ④ カラー・デザイン

出典:http://cycle.panasonic.jp/products/pos/custom_order/frtc12/step.html

バーテープの色、サドルのタイプ、アウターワイヤーの色、フレームやフォークの色、デザインと仕上げ方法、光沢の有無、Panasonicのロゴマークの色とサイズなどを決めます。また、車体にネームまで入れられるのですから、これこそ世界中で1台だけのオリジナルバイクです。

カラーの選択肢は34色も!

出典:http://cycle.panasonic.jp/products/pos/fpos/#trackracer

フレームの色は自転車の印象を左右しますが、市販のモデルでは多くても3~4色、中には1色だけしか選択肢がないというケースも少なくありません。しかし、POSでは何と34色ものカラーがラインアップされています。色だけでなく、ソリッドやパール、メタリック、また光の当たり具合で色が変わる仕様もあります。さらに、手吹きのフッ素クリア塗装により、長きにわたって美しさを保つことができます。

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