【2021年モデル】人気メーカーの最新グラベルロード5選
人気自転車メーカーのラインナップにはトレンドが反映されますので、業界の流れや人気のバロメーターになります。そこでここでは、ロードバイクを特集した際に毎回名前が上がるような人気メーカーの最新、新型グラベルロードを紹介します。
【2021年モデル】人気メーカーの最新グラベルロード①Bianchi(ビアンキ):VIA NIRONE 7 ALL ROAD
【2021年モデル】人気メーカーの最新グラベルロード②SCOTT(スコット):SPEEDSTER GRAVEL 40
出典:SCOTTジャパン
参考価格(税込):¥184,800
フレーム/フォーク材質:アルミ/カーボン
サイズ:XS/49、S/52、M/54、L/56(cm)
メインコンポ:シマノ・ティアグラ
タイヤサイズ:700×35c
スコットの大人気アルミロード「SPEEDSTER」のグラベルロードモデルです。上位グレードがグラベル専用パーツを多く使用しているのに対し、こちらはコンポを中心にロードバイク用のパーツを使用しており、通勤、通学やツーリングなどで舗装路メインの乗り方にもおすすめです。
【2021年モデル】人気メーカーの最新グラベルロード③MERIDA(メリダ):SILEX 400
出典:MERIDA
参考価格(税込):¥208,890
フレーム/フォーク材質:アルミ/カーボン
サイズ:XS/44、S/47、M/50、L/53(cm)
メインコンポ:シマノ・GRX400
タイヤサイズ:700×38c
フレーム成形技術とコスパの高さに定評のあるメリダらしく、軽量かつこのグレードにしてはハイレベルなパーツが組み合わされたグラベルロードです。高圧、低圧どちでも路面に合わせて使用できる38cタイヤや油圧式ディスクブレーキが、快適な走りを可能にしてくれます。
【2021年モデル】人気メーカーの最新グラベルロード④SPECIALIZED(スペシャライズド):Diverge Comp E5
出典:SPECIALIZED
参考価格(税込):¥253,000
フレーム/フォーク材質:アルミ/カーボン
サイズ:49、52、54、56、58(cm)
メインコンポ:シマノ・GRX400
タイヤサイズ:700×38c
スペシャライズドはMTBを中心に40年以上未舗装路用バイクに携わってきました。その経験の積み重ねと技術を結集して作り上げられたのが新型Divergeです。スペシャライズド独自のサスペンション機構「Future Shock」が、グラベルでも速く快適に走れ、正確なコントロールを可能にしてくれます。
【2021年モデル】人気メーカーの最新グラベルロード⑤GIANT(ジャイアント): REVOLT 2
出典:GIANT
参考価格(税込):¥137,500
フレーム/フォーク材質:アルミ/カーボン
サイズ:430(XS)、450(S)、470(M)
メインコンポ:シマノ・ソラ
タイヤサイズ:700×38c
軽量アルミフレームにOVERDRIVE規格のフルカーボンフォークとロードバイク用パーツを組み合わせた、コスパに定評のあるジャイアントらしい2021年新型モデルです。「D-FUSE」シートポストや38cタイヤなど衝撃吸収性に優れたパーツを使用し、長距離ツーリングにも対応する仕様です。
グラベルロードの選び方
ここまでグラベルロードの2021年最新モデルを紹介してきましたが、最後にこれまでのまとめも兼ねてグラベルロードの選び方を解説します。ロードバイクとは似て非なるものですので、しっかりと選び方を確認して自分に最適なものを選んでください。
グラベルロードの選び方①タイヤサイズで選ぶ
グラベルロードは一般的なロードバイクに比べ太いタイヤを装備していますが、モデルによってその差は10~20mmあります。30c(30mm)を基本にそれより細くなると舗装路向きになり、太くなるにつれて未舗装路をこなしやすくなります。舗装路を時速30km/h程度で走るなら30c以下、未舗装路を確実に安定して走破したいなら40c前後がおすすめです。
購入後のカスタムも考えて
グラベルロードは最初に装備されているタイヤよりも、太いタイヤを装備できるクリアランスが確保されているモデルが多く、あくまで太いタイヤを前提としています。あまり太いタイヤを好まない方も、購入後に細くすることもできますので、最初はメリットが大きい太めのタイヤをおすすめします。
グラベルロードの選び方②ディスクブレーキで選ぶ
グラベルロードはほとんどがディスクブレーキ装備ですが、ディスクブレーキには機械式(mechanical)と油圧式(hydraulic)があります。ワイヤーの抵抗がない油圧式は、軽い力でレバーを引け、安定して強い制動力が望めます。価格は高くなりますが、未舗装路や急坂でも構わず走り抜けたいグラベルロードには油圧式がおすすめです。
グラベルロードの選び方③拡張性で選ぶ
グラベルロードでは荷物を積むためキャリアや泥除けを装備できる仕様になっているモデルが多いですが、その数や場所はそれぞれ異なります。例えばキャリアを前後両方に取り付けられるモデルもあれば、フレームに直接バッグを取り付けられる仕様になっているモデルもあります。自分の用途次第ですが、なるべく拡張性の高いモデルの方が用途を広げられるメリットがあります。
グラベルロードの選び方④コンポで選ぶ
ロードバイクの選び方としてコンポはそれほど優先順位が高くありませんが、グラベルロードには専用コンポをおすすめします。今回紹介したモデルの中では「シマノ・GRX」が専用コンポになります。GRXは未舗装路でもチェーンが暴れにくい仕様になっていたり、シフターがグラベルロードに多いフレアハンドル対応で握りやすくなっています。また、ギア比のカバー域もかなり広く、全モデルが油圧式ディスクブレーキ装備など、非常に走破性の高い仕様になっています。
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出典:Bianchi
参考価格(税込):¥184,800
フレーム/フォーク材質:アルミ/カーボン
サイズ:47、50、53、55、57(cm)
メインコンポ:シマノ・GRX400
タイヤサイズ:700×32c
ビアンキの人気エントリーモデル「VIA NIRONE 7」の新型グラベルロードモデルです。最大40mmのタイヤ幅に対応し、泥除け、キャリアの取り付け可能、手首が開いてリラックスしやすいフレア形状のハンドルなど、フレーム、パーツ共にグラベルロードの基本がしっかり押さえられています。