2021年グラベルロードおすすめ14選!人気メーカーの最新モデルは?

2021年グラベルロードおすすめ14選!人気メーカーの最新モデルは?

今回はグラベルロード2021年モデルのおすすめを紹介します。ロードバイクに比べ未舗装路でも力強く走れるため、ツーリングに限らず通勤、通学、街乗りにもおすすめです。グラベルロードは今最も注目されていますので、2021年最新モデルの情報をぜひチェックしてみてください。

記事の目次

  1. 1.グラベルロードとは?
  2. 2.コスパ最強!2021年最新グラベルロード【10万円台】おすすめ6選
  3. 3.本格ライドに!2021年最新グラベルロード【20万円以上】おすすめ3選
  4. 4.【2021年モデル】人気メーカーの最新グラベルロード5選
  5. 5.グラベルロードの選び方

グラベルロードとは?

Photo by 8bar BIKES

グラベル(gravel)は「砂利道」という意味で、モータースポーツではラリーコース内の未舗装路全体を指す言葉でもあります。ロードバイクは舗装された路面を速く走るために開発されており、本来未舗装路を走るには不向きです。しかし、ロードバイクも広く普及し様々な楽しみ方も増え、ツーリング、サイクリング中に砂利道やダート(砂地)を走るシーンもあるということで開発されたのが、「グラベルロード」というジャンルです。

グラベルロードの特徴

Photo by 8bar BIKES

グラベルロードは一般的なロードバイクに比べタイヤが太く、上体を起こした姿勢で乗れるフレーム形状になっています。また、雨天の際や急坂でもしっかり止まれるディスクブレーキを装備していますし、パーツも様々な用途に対応するために汎用性が高く頑丈なものがセレクトされています。そして、最近ではキャンプや1泊程度の小旅行向けに荷物や荷台を装備できるモデルも急増しており、グラベルとツーリング車を融合させた「アドベンチャーロード」というジャンルも確立されつつあります。

ロードバイクは不向きと思っている人こそグラベルロードを!

ロードバイクはレース機材として開発されており、舗装路をいかに速く、効率的に走れるかが重視されています。そのため、通勤、通学などの普段使いや街乗り、また、マイペースでのツーリングやサイクリングにはやや不向きです。しかし、グラベルロードの特徴はこれらの用途において大きなメリットとなり様々な選び方も可能なため、ロードバイクを自分には不向きと考えている人にこそおすすめなのです。

コスパ最強!2021年最新グラベルロード【10万円台】おすすめ6選

Photo by Glory Cycles

ここからはグラベルロードの2021年最新モデルを、価格帯別に紹介します。まずは初心者の方にもおすすめの、比較的価格の安い10万円台のモデルから紹介していきます。

コスパ最強!最新おすすめグラベルロード【10万円台】①fuji(フジ):JARI 1.5

出典:fuji
参考価格(税込):¥187,000
フレーム/フォーク材質:アルミ/カーボン
サイズ:46,48,52、54、55.5(cm)
メインコンポ:シマノ・ティアグラ
タイヤサイズ:700×40c

日本にルーツを持つアメリカブランドらしく、グラベルの日本語訳「砂利」をそのまま名前にしたグラベルロードです。1.5は軽量アルミフレームにカーボンフォーク、油圧式ディスクブレーキを組み合わせ衝撃吸収性と走行性に優れていますので、マルチな用途に対応します。

コスパ最強!最新おすすめグラベルロード【10万円台】②gios(ジオス):MITO GRX400

出典:ジョブインターナショナル
参考価格(税込):¥173,800
フレーム/フォーク材質:クロモリ/クロモリ
サイズ:480、510、540(mm)
メインコンポ:シマノ・GRX
タイヤサイズ:700×38c

イタリアのgiosはトップグレードのロードレースチームに機材を提供する一方、乗りやすく扱いやすい街乗りバイクにも定評のある、ラインナップのバランスが秀逸なメーカーです。「MITO GRX400」は走破性と走行性能のバランスに優れ、キャンプや小旅行などアドベンチャーライドにも対応するモデルです。

コスパ最強!最新おすすめグラベルロード【10万円台】③BREEZER(ブリーザー):RADAR EXPERT

出典:BREEZER
参考価格(税込):¥140,800
フレーム/フォーク材質:クロモリ/クロモリ
サイズ:45、48、51(cm)
メインコンポ:シマノ・Deoreミックス
タイヤサイズ:700×45c

ブリーザーはMTB創始者の1人である「ジョー・ブリーズ」が立ち上げた老舗のオフロードブランドで、近年はグラベルロードの開発にも力を入れています。RADARは軽量かつ高剛性のダブルバテッドのクロモリフレームに、2.1インチ(約53mm)までのタイヤクリアランスや、5つのボトルケージ台座にワイドなギア構成などが特徴です。キャンプやツーリング、普段使いまで対応するアドベンチャーロードとしての資質も十分です。

コスパ最強!最新おすすめグラベルロード【10万円台】④MARIN(マリン):FOUR CORNERS

出典:MARIN
参考価格(税込):¥132,000
フレーム/フォーク材質:クロモリ/クロモリ
サイズ:S、M
メインコンポ:シマノ・ソラ
タイヤサイズ:(Sサイズ)650B×42c/(Mサイズ)700×42c

マリンはMTBのトッププロライダーがカリフォルニアで立ち上げたブランドで、「デザイン性に優れ、軽量で、長く乗れるバイクを作る」というコンセプトのもと、グラベルロードにも力を入れています。「FOUR CORNERS」は舗装路30%、未舗装路70%というバランスでツーリングや通勤向きのグラベルロードです。

コスパ最強!最新おすすめグラベルロード【10万円台】⑤cannondale(キャノンデール):Topstone 4

出典:cannondale
参考価格(税込):¥129,800
フレーム/フォーク材質:アルミ/カーボン
サイズ:XS、SM、MD、LG
メインコンポ:microSHIFT・Advent X
タイヤサイズ:700×37c

「アルミのキャノンデール」という異名もあったほど、高品質なアルミフレームで有名なアメリカメーカーです。「Topstone 4」はその軽量アルミを使用した新型グラベルロードで、安い価格ながら取り外し可能な泥よけのブリッジや、ドロッパーシートポストの装着も可能な仕様になっており、より本格的なグラベルロードにも対応する拡張性の高さが売りです。

コスパ最強!最新おすすめグラベルロード【10万円台】⑥JAMIS(ジェイミス):RENEGADE A1

出典:JAMIS
参考価格(税込):¥109,890
フレーム/フォーク材質:アルミ/アルミ
サイズ:44, 48, 51, 54, 56, 58, 61(cm)
※61サイズはフレームカラー「Ano Palladium」のみ
メインコンポ:シマノ・クラリス
タイヤサイズ:(44サイズ)650B×40c/(48-61サイズ)700×37c

アメリカのジェイミスはオフロード用バイクの製造に長けており、2021年のグラベルロード「RENEGADE」シリーズには7モデルもラインナップされていますので、フレーム材質やパーツで様々な選び方が可能です。こちらのA1は価格が安い上にアドベンチャーの要素も多く盛り込まれ、パーツも汎用的なもので拡張性も高い、まさに現代の理想的な入門用グラベルロードです。

本格ライドに!2021年最新グラベルロード【20万円以上】おすすめ3選

出典:CANYON

続いては、100kmを超えるようなツーリング中に山林道にも分け入っていくような、本格的グラベルライドにおすすめの価格20万円以上のモデルを紹介します。

本格ライドに!最新おすすめグラベルロード【20万円以上】①CANYON(キャニオン):Grizl CF SL 7

出典:CANYON
参考価格(税込):¥249,000
フレーム/フォーク材質:カーボン/カーボン
サイズ:2XS、XS、S、M、L、XL、2XL
メインコンポ:シマノ・GRX
タイヤサイズ:700×45c

ドイツのキャニオンが2021年の5月に販売を開始した新型グラベルロードです。Grizlには「どこでも走れて、何でもできて、必要なものは全部取り付けられる」というコンセプトがあります。レースからツーリング、通勤、MTBのようなトレイルライドに至るまでとにかくこの1台を乗りつくしてほしいというキャニオンの強い思いが込められた、グラベルロードの新時代を切り開く新型モデルです。 

本格ライドに!最新おすすめグラベルロード【20万円以上】kona(コナ):SUTRA LTD

出典:kona
参考価格(税込):¥235,400
フレーム/フォーク材質:クロモリ/クロモリ
サイズ:48, 50, 52, 54(cm)
メインコンポ:SRAM・Rival 1
タイヤサイズ:700×50c

コナはカナダのMTBやシクロクロスなど、未舗装路の分野で有名なブランドです。SutraはMTBとロードバイクを掛け合わせた新型バイクで、50cのタイヤで走破性に優れる一方、しなやかなクロモリフレームは長距離を乗り込んでも乗り手に疲れを残さない快適さをもたらせてくれます。

本格ライドに!最新おすすめグラベルロード【20万円以上】③TREK(トレック):Checkpoint ALR 5

出典:TREK
参考価格(税込):¥250,800
フレーム/フォーク材質:アルミ/カーボン
サイズ:49, 52, 54、56、58(cm)
メインコンポ:シマノ・GRX
タイヤサイズ:700×40c

トレックがラインナップの中でコスパ最強と謳うだけあって、このグレードとしては軽量ですし、グラベルに加えアドベンチャーライドに対応する要素も満載で、この価格は安いとさえ思えます。最大45cのタイヤクリアランスやシングルスピード化やチェンステーの長短を調整できる「ホリゾンタルドロップアウト」などパーツの拡張性も高く、レースから小旅行、ツーリングに通勤まで、実に幅広くマルチに使えます。

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【2021年モデル】人気メーカーの最新グラベルロード5選

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