しまなみ海道サイクリングの島々の特徴と楽しみ方
しまなみ海道サイクリングをより楽しむためには、自分にあったプランを立てることが大切です。とにかくライドのみを楽しみたいということで島を素通りする人以外は、各島での過ごし方によってスケジュールが異なるでしょう。ここでは、サイクリングコース上の6つの島々の特徴やみどころを紹介するので、ルートやプラン作りの参考にしてみてください。
向島(むかいじま)の特徴と楽しみ方
尾道に近いこともあってか、かなり都会的です。スイーツショップやパンのおいしいお店もたくさんあります。島の南側にある国立公園高見山の山頂からは、瀬戸内海に点在する島々を一望できます。島には尾道を舞台にした映画のロケ地が点在しているので、映画ファンの方はそれらを巡るのもいいでしょう。
因島(いんのしま)の特徴と楽しみ方
瀬戸内海有数のビューポイントの「白滝山」の頂上から見る360度のパノラマの景色は必見です。また、大山神社は通称「自転車神社」として知られ、たくさんのサイクリストが訪れています。大きな岩に彫られたお地蔵様にお願いすることで恋愛が成就するとして人気のある「地蔵鼻」は、絶景スポットしてもおすすめです。ただし、満潮時には近寄れなくなるので事前に潮位をチェックしてから出かけましょう。
生口島(いくちじま)の特徴と楽しみ方
瀬戸田サンセットビーチから見るすばらしい夕景はおすすめです。また、国産レモン発祥の地ということからレモンの栽培が日本一です。黄色く色づき始める12月から3月ごろは、特に緑の中に黄色く点在するレモンがきれいで、島中どこを見渡してもレモン・レモンの景色は圧巻で、レモンやかんきつ類を使ったスイーツも絶品です。
大三島(おおみしま)の特徴と楽しみ方
大山祗神社は「日本総鎮守のお宮」があることから、大三島は”神の島”ともいわれるしまなみ随一のパワースポットで、境内中央の樹齢約2600年のご神木の大楠が荘厳な雰囲気を醸し出しています。また、「多々良温泉」というしまなみ海道唯一の天然温泉もあります。サイクリングで疲れた脚をのんびりと温泉につかって癒すのもおすすめです。
伯方島(はかたじま)の特徴と楽しみ方
伯方島は全国的にも知られた「伯方の塩」の発祥の地で、”塩の島”として有名です。伯方の塩を使ったアイスクリームや塩ラーメンなどが人気です。春には約千本のソメイヨシノが咲き乱れる「開山公園」で見られる瀬戸内海の島々と桜の織り成す景色は一度見ると忘れることができないでしょう。
大島(おおしま)の特徴と楽しみ方
「亀老山(きろうざん)公園」のパノラマ展望台ブリッジからは、世界初の三連つり橋「来島海峡大橋」と日本三大急潮のひとつ「来島海峡」の潮流を見ることができます。また、来島海峡の潮流を間近で体験できるクルーズもあります。大島は第11回本屋大賞を受賞した和田竜作の「村上海賊の娘」の舞台としても知られており、村上水軍の魅力を味わえる「村上水軍博物館」はぜひ立ち寄りたいものです。
次ページでは、しまなみ海道サイクリング時の服装や持ち物を紹介!
出典:http://www.oideya.gr.jp/shimanami_cycling/contents/around30/shimanami/hakatajima/page1.htm