サイクリング初心者必見のしまなみ海道の魅力とは?楽しみ方や必要知識を解説!

サイクリング初心者必見のしまなみ海道の魅力とは?楽しみ方や必要知識を解説!

しまなみ海道サイクリングに行ってみたいけれども「初心者でも大丈夫?」「服装はどうすればいい?」など不安な点もあるかもしれません。ここでは、特に初心者向けにしまなみ海道サイクリングの魅力をはじめ、楽しみ方、準備や服装など必要な知識・情報を紹介していきましょう。

記事の目次

  1. 1.しまなみ海道サイクリングコースとは
  2. 2.しまなみ海道サイクリングの基本知識(7つ)
  3. 3.しまなみ海道サイクリングの島々の特徴と楽しみ方
  4. 4.しまなみ海道サイクリングの服装(初心者編)
  5. 5.しまなみ海道サイクリングの服装(上級者編)
  6. 6.しまなみ海道サイクリングの荷物や必需品(7つ)
  7. 7.まとめ

しまなみ海道サイクリングコースとは

出典:https://www.hiroshima-kankou.com/cycling/cycling/shimanami

しまなみ海道は、本州と四国を結ぶ高速道路のひとつです。正式名称は「西瀬戸高速自動車道」で、広島県尾道市と愛媛県今治市を結んでいます。この高速道路と伴走して走っている自転車専用道路が、日本国内だけでなく世界的にも有数な「しまなみ海道サイクリングコース」です。

日本国内だけでなく世界有数のサイクリングコース

出典:https://www.hiroshima-kankou.com/cycling/cycling/top

しまなみ海道サイクリングコースが海外でも有名になったのは、世界でNO.1のシェアを誇る自転車メーカージャイアントの創業者劉金標氏が、2012年愛媛県知事の招へいでしまなみ海道サイクリングコースを走破し、景色と設備を絶賛したことが挙げられます。また、2015年にCNNトラベルが「世界の魅力的なサイクリングロード」として取り上げたのも理由のひとつでしょう。

6つの島を結ぶサイクリングコース

出典:http://www.oideya.gr.jp/shimanami_cycling/map/index.htm

尾道市から今治市を結ぶしまなみ海道は、その間、向島(むかいじま)・因島(いんのしま)・生口島(いくちじま)・大三島(おおみしま)・伯方島(はかたじま)・大島(おおしま)の6つの島を経由するルートで、しまなみ海道サイクリングコースもそれらの島を結んでいます。

初心者でも完走できるけれども…

サイクリングコースの全長は約70㎞、健脚のサイクリストなら3~5時間、初心者でも8~10時間ほどあれば完走できる距離でしょう。ただ、6つの島それぞれに特徴や魅力があるので、単に走破することだけを目的にするより、のんびり観光しながら途中の島で1泊するといったスケジュールやプランを組むのが、しまなみ海道サイクリングをより楽しむことができるコツです。

ゆっくり走ろう!しまなみ海道

出典:https://www.hiroshima-kankou.com/cycling/cycling/shimanami

70㎞のすべてのコースをガッツリ走る必要はありません。島から島へのひと区間だけでも瀬戸内海に点在する島々の魅力を楽しむことができます。1泊でもしながらゆっくりと走らなければもったいないほどの景色と魅力の詰まったコースだからこそ、しまなみ海道サイクリングは初心者でも満喫できるのです。

しまなみ海道サイクリングの基本知識(7つ)

出典:https://www.hiroshima-kankou.com/cycling/cycling/shimanami

しまなみ海道をサイクリングするにあたって、まず基本的な情報や知識を知っておくことは大切です。ここでは、しまなみ海道サイクリングの詳細を紹介していきましょう。

基本知識① 自転車は通行無料

しまなみ海道の最大の特徴は、車やバイクだけではなく、原付や自転車、さらにはウォーキングでも橋を使って島々を訪れることができる点でしょう。その際、車やバイクは高速料金が掛かりますし、原付もそれぞれの橋で50~200円の支払いが必要ですが、自転車は無料で尾道・今治間を通行できます。

基本知識② サイクリングコースの距離は70㎞

出典:http://www.oideya.gr.jp/shimanami_cycling/contents/honki_rider/page2.htm

しまなみ海道の全長は59.4㎞ですがこれは自動車の通る高速道路の話で、サイクリングロードの距離は全長約70㎞です。この約10㎞の差は、自転車の場合は橋を渡った後、島の一般道路を走るからです。多くの箇所で高速道路に並走しているのですが、島の海岸線を走る部分も少なくないため、自動車よりも距離は長くなっています。また、どのルートを取るかによっても走行する距離は変わります。

基礎知識③ 所要時間は上級者3時間~初心者10時間

出典:http://www.oideya.gr.jp/shimanami_cycling/contents/around30/shimanami/oshima/page1.htm

サイクリングコース全長距離は約70㎞、これは普段からスポーツバイクに乗り慣れている人なら約3時間で完走できますが、一般の人で5~6時間、初心者となると休憩や食事時間を入れて8~10時間掛かると見積もってプランを立てるといいでしょう。コースには尾道駅から今治駅までの車道の左端に「ブルーライン」という青い線が引かれているので、これに沿って走れば迷うことはないはずです。

基本知識④ コース内の高低差は少なくない

出典:http://www.oideya.gr.jp/shimanami_cycling/contents/around30/shimanami/mukaishima/page2.htm#sequel

サイクリングコースというので高低差はあまりないだろうとなめて走り出すと、泣きを見ることになるかもしれません。というのも、しまなみ海道はルートによってはアップダウンが激しいうえに、それぞれの橋を渡る際には橋の前後に設けられたスロープを通行しなければならないからです。特に初心者は、このスロープが結構なダメージになるかもしれないことを念頭においておきましょう。

基礎知識⑤ レンタサイクルが便利

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自分の自転車を持っていかなくてもしまなみ海道には自転車のレンタルができるお店が多く、シティサイクルだけでなく、スポーツバイク、さらに電動自転車やタンデム自転車などをレンタルしているところもあります。拠点となる尾道や今治だけでなく各島にも存在していますし、コース途中で乗り捨ても可能です。ただし電動アシスト自転車やタンデム自転車は乗り捨て不可、また乗り捨てた場合は保証金の返却もされないので要注意です。

基本知識⑥ しまなみ海道へのアクセス方法

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しまなみ海道サイクリングの拠点となる尾道と今治へのアクセスは、主に自家用車、JR、高速バス、飛行機となります。ただ、高速バスの場合出費は少なくて済みますが、アクセスするには時間が掛かるので、到着してから自転車でサイクリングをするのにはなかなかつらいものがあります。

尾道へのおすすめアクセス方法

出典:https://onoeki.jp/

尾道にアクセスする際は、鉄道を利用するならJR尾道駅が近いので、東からなら福山まで、西からは広島か三原まで新幹線、そこからは在来線への乗り換えがおすすめです。飛行機なら広島空港発着、そこから空港バスがあります。

今治へのおすすめアクセス方法

出典:http://www.jr-shikoku.co.jp/01_trainbus/kakueki/imabari/index.html

遠方から今治へはアクセスがあまりよくありません。したがって、おすすめは飛行機で松山空港まで行くことです。新幹線のJR予讃線に乗り換えて今治駅への到着となります。大阪からなら神戸から今治港までフェリー、福岡からなら小倉から松山観光港までフェリー、または門司港から松山観光港まで高速船という方法もあります。

基本知識⑦ 尾道から向島までは渡船を利用する

出典:http://www.oideya.gr.jp/shimanami_cycling/contents/around30/shimanami/mukaishima/page1.htm

しまなみ海道の高速道路は尾道からすぐにアクセスできますが、尾道と向島を結ぶ尾道大橋は歩道が狭いため自転車の安全な通行は向いていません。したがって、向島に行くには渡船を利用します。乗船時間は5分程度、料金は大人100円、自転車1台につき10円の計110円です。

次ページは、しまなみ海道の島々の魅力などについて紹介!

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しまなみ海道サイクリングの島々の特徴と楽しみ方

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