クロスバイクでの輪行の方法③輪行袋への入れ方
ここまででクロスバイクの分解はすべて完了したので、ここからは実際に輪行袋の使い方と、クロスバイクの入れ方について説明していきます。
入れ方①フレームが傷がつかないようにカバーをする
まずは、フレームに傷がつかないようにするためにフレームカバーをします。輪行する際には、フレームをホイールで挟む形になるので、スプロケットやクイックレバーで傷つきやすい、シートチューブとトップチューブの間をフレームカバーで覆います。また、後輪は後にエンド金具に使うクイックレバーを外して、スプロケットカバーを取り付けます。
入れ方②エンド金具を取り付けよう
スプロケットカバーを取り付けた時に取った、クイックレバーを使ってエンド金具を取り付けます。このときにチェーンを一緒に絡めることで、チェーンステーにチェーンが当たって、傷がつくのを防ぐことができます。
エンド金具を付けたら、リアのギアをトップからロー(チェーンが一番外側から一番内側の状態まで)に変えましょう。こうすることで、もしも輪行中に自転車が倒れてしまったときに、リアディレイラーが内側に入っているため、曲がってしまうといったことが少なくなります。
エンド金具の取り付けが終わったら、クロスバイクの後ろが下に来るようにして、エンド金具が地面ときちんと設置するか確認しましょう。少しずれている場合はエンド金具を押して調整しましょう。
入れ方③クロスバイクにホイールをセットしよう
クロスバイクにホイールを固定する前にクランクの位置を調整しましょう。具体的には、クランクはシートステイに沿ってチェーンがある方を上に、反対側を下にしておくといいです。クランクを中途半端な位置にすると、ホイールを固定するときに邪魔になったり、輪行袋に入らないことになります。また、上下を逆にすると、持ち運びの時にペダルがお腹に当たって邪魔になります。
ハンドルをチェーンと逆側に倒しましょう。クロスバイクはチェーンやリアディレイラーがついてる影響で、チェーン側の方が重くなっています。そのため、チェーンと逆側に倒すことで、バランスが取れますし、チェーン側に倒すと、余分に出っ張ってしまうため、周囲のものや人にぶつかってしまいやすくなります。クイックレバーを取って、体に突起物が当たりにくい後輪をチェーンと逆側に、前輪をチェーン側にセットします。
入れ方④クロスバイクを縛って固定しよう
クロスバイクにホイールを縛って固定しましょう。縛る場所は全部で三か所で、一つ目がダウンチューブとホイールが近くなっている場所。二つ目がチェーンステー、最後にサドルとホイールを縛ります。すべて縛り終えた後、もう一度しっかり縛れているか確認しましょう。他の部分を縛っている際に、ホイールが動いて、緩まっている場合がありますので、緩んでいる箇所はないか確認しましょう。
肩ひもはあらかじめ片方を輪っかにしておいて、BB付近を通して固定します。肩ひもの逆側は邪魔にならないように、フロントフォークにかけておきましょう。
入れ方⑤輪行袋に入れる
ようやく輪行袋に入れていきます。輪行袋には肩ひもを通すための穴が開いていますので、穴が開いている方をチェーンと逆側にして、クロスバイクを入れて袋を上げるときに、入らないことがないように、中身を広げておきます。固定したクロスバイクを輪行袋の底に置いて、変速機に引っかからないように注意して、袋を上げていきます。あらかじめつけて置いた肩ひもを袋の穴に内側から通して、下側のフロントフォークを通して、ステムにかかるくらいの長さに調節します。
最後にサドルの方から袋を上げて上で紐を結びます。そのままだとフロントフォークが入らないので、最後に袋を覆いかぶせて輪行袋に入れる作業の完了です。
クロスバイクでの輪行の注意点
注意点①あらかじめ輪行袋に入らない部分がないか確認しよう
クロスバイクによってはキックスタンドがついていたり、スタンドや泥はね防止のカバーがついているものがあります。そのままつけていると、いざ輪行をしようとなったときに、輪行袋に入らないことがあります。あらかじめ輪行袋への入れ方を実践して入らない部分がないかよく確認しておきましょう。また入らない部分に対して、取り外すか別のものに取り換えるかなどの処置をしておきましょう。
注意点②電車は混まない時間を選ぶ
電車で輪行するときに一番注意が必要なのは、電車が混まない時間に電車に乗ることです。電車が混んでいるときに乗ってしまうと、輪行はどうしても場所を取ってしまうため、他に電車を利用している人の邪魔になります。また電車に乗る前に、あらかじめどの車両が混みやすいか調べておくと、いざ電車で輪行をするときのトラブルになりにくいです。
まとめ
今回はクロスバイクでの輪行に焦点を置いて、輪行のメリットとデメリットや輪行袋のおすすめを紹介しました。また、輪行前の準備の方法、輪行袋の使い方、輪行袋への入れ方など輪行についてわかりにくい部分を説明しました。ぜひ輪行の使い方を習得して、より幅広い自転車の楽しみ方にチャレンジしてみてはいかがですか。
著者撮影
輪行での持ち運びの際に、クイックレバーなどが当たって傷つかないように、しっかりカバーしましょう