10万以下でおすすめのロードバイク8選！初心者向け入門モデルは？

世界最大の自転車メーカー、台湾のジャイアントが作るコンテンド2は、アルミフレーム+シマノ クラリスの構成となっています。上半身を起こした乗車姿勢であることと、サブブレーキレバーを備えているので、ドロップハンドルに不慣れな方でも使いやすいモデルです。フロントフォークもカーボン製を採用しています。

アレー スポーツは、アメリカ スペシャライズド社の初心者向けロードバイクです。価格は99,000円と他のモデルより少し高いですが、徹底的に軽量化されたモデルで、メーカー非公表ですが、車両重量は約9.2kgと言われています。フレームはアルミ製、フロントフォークはカーボン製、コンポーネントはシマノ ソラと、1クラス上の内容になっています。エントリーモデルではありますが、充実したその内容から、これも「お値打ち、安い」と言えるバイクでしょう。

「ジオスブルー」で知られるイタリアの老舗メーカー ジオスは、低価格品からプロ用まで、幅広いラインアップを持っています。カーボンフレームも作っていますが、丈夫なクロモリフレームが得意なメーカーのエントリーモデルが、この『フェニーチェ』です。コンポーネントはシマノ クラリスですが、前後にワイドギアを入れてありますので、きつい坂道でも楽に上ることができます。街乗りからツーリングまで、幅広く使える一台です。

イギリス ラレー社のミニベロモデルで、クラシカルな雰囲気が一番の特徴です。ミニベロならではの加速性と小回り性能の良さに加えて、フルサイズのランドナーとほぼ同等の巡航速度が得られる性能のよさが特徴です。フレームは、丈夫なクロモリ鋼で、コンポーネントはシマノ クラリスです。街中をオシャレに移動したり、のんびりとツーリングしたりといった使い方が似合う一台です。

コーダブルームは、2007年に創立された日本のスポーツバイクブランドで、日本人の体格と使用シーンに適したバイクづくりを行っています。現在、積極的にレースにも参加している同社のエンデュランスロードバイクが、『ファリーナ700-クラリス』です。アルミフレームにカーボン製フォークを採用し、9.4kgの軽量ボディを達成した同モデルは、「日本人が25km/hで最も快適に走れること」をコンセプトに開発されたモデルです。コンポーネントは、シマノ クラリスを採用しています。

アート・サイクル・スタジオは、大阪に本拠を置く通販専門のブランドで、販売するロードバイクはすべて自社設計、国内生産です。『S700』はこの価格でありながら、丈夫なフルクロモリフレームにシマノ ソラを組み合わせており、他の安価モデルとは一味違う、充実した内容の低価格モデルです。通販であること、納品が半組立状態であることに抵抗がなければ、検討に値するモデルです。

いかがでしたか。初心者向けの低価格モデルとはいえ、充実した内容のモデルが多いことに驚いたでしょう。軽量なアルミフレームを選ぶのもよし、丈夫さに注目してクロモリフレームを選ぶもよし、選択肢は豊富です。確かに絶対的な価格は安価ではありませんが、フレームや投入されている技術、コンポーネントを見ると「安いなあ」と感じられるが、低価格品とあなどれない充実したモデルばかりです。もっと購入価格を抑えたいのならば、通販も選択肢の一つですので、いろいろと検討され、納得のいくモデルを選んでください。