ホイールをグレードアップ!初めてのホイール交換の注意点とおすすめ4選

ホイールをグレードアップ!初めてのホイール交換の注意点とおすすめ4選

ロードバイクにしばらく乗っていると、より早く走るためにパーツを交換したくなるものです。そんなときに最も効果が実感できるのが、ホイールをアップグレードすることです。初めてホイールを交換しようと考えている人に、選ぶ際のポイントとおすすめホイールを紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.ホイールを交換しよう
  2. 2.ホイール交換のメリット
  3. 3.ホイールを交換する前の基礎知識
  4. 4.初心者におすすめのホイール4選
  5. 5.まとめ

ホイールを交換する前の基礎知識

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ロードバイクのホイールをアップグレードする際に、知っておくべき点がいくつかあります。それらを念頭に置いてホイール選びをすれば、より自分に適したホイール探しができるでしょう。

①ホイールの素材は2種類

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ホイールを交換する際の大きなポイントが、素材です。アップグレードしたホイール素材として一般的なのは、アルミとカーボンです。それぞれのメリット、デメリットをチェックしていきましょう。

アルミホイールのメリット・デメリット

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最大のメリットは価格が安い

アルミホイールのメリットは、カーボンと比較して値段が安いことです。また、剛性が高い点も挙げられます。重量はカーボンよりも重いとされますが、必要十分でカーボンに負けていないモデルもあります。

剛性の高さは両刃の剣

一方、メリットであった剛性の高さがデメリットとなる場合もあります。剛性が高いために乗り心地が今一つとされたり、しなやかなカーボンフレームなどとの相性がよくないというケースもあります。

カーボンホイールのメリット・デメリット

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メリットはいろいろ

カーボンホイールの最大のメリットは、なんといっても軽いことです。また、ディープリムにできるので、平地での空気抵抗を減らせて高速巡行が楽になる点も挙げられます。カーボンは剛性が低いと思われがちですが、ディープリムにすることでスポークが短くなり剛性がアップという点もメリットとなります。

デメリットもいろいろ

デメリットは、アルミホイールより価格が高いことです。また熱に弱く、長い下り坂でブレーキを多用すると効きづらくなるだけでなく、カーボン樹脂が溶けてしまうケースもあります。それを避けるためにカーボン専用のブレーキシューがありますが、アルミ用に比べて割高な点もデメリットになるでしょう。

②ホイールの種類は3つ

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ホイールには、クリンチャーホイールとチューブラーホイール、チューブレスホイールの3種類があり、それぞれ特徴が異なります。自分の乗り方などにあったものを選びましょう。

クリンチャーホイールの特徴

ロードバイクで最も一般的に使用されているホイールで、タイヤとチューブとホイールの3つの組み合わせとなっています。タイヤがパンクしてもチューブの交換で復帰しやすいことやランニングコストが少ないことがメリットで、初心者にもおすすめです。ただし、リムの強度を上げるために重めな点はデメリットとなります。

チューブラーホイールの特徴

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タイヤの原型とされるチューブラータイヤ用のホイールで、最も歴史があります。乗り心地がいいことや耐久性が高い点がメリットです。一方、タイヤをホイールに固定するために専用の接着剤が必要なことと、パンクすると修復が難しくタイヤは使い捨てになる点がデメリットといえます。

チューブレスホイールの特徴

チューブを使わずにタイヤのみで走ることができます。乗り心地がいいことやパンクしにくいこと、またパンクをしても急に空気圧が下がらないので安全なうえに短距離ならそのまま乗れることがメリットです。デメリットとしては、商品が少なく選択肢が多くないことや割高な点が挙げられます。

③その他の注意点

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ホイールサイズ

ロードバイクのホイールサイズは700Cが一般的で選択肢も多く、ほとんどのバイクに使用できます。ただ、身長の低い人や女性は、650Cを選ぶのもアリです。

ホイール重量

ホイールのアップグレードは軽量化が目的ですが、特に初心者があまり軽くしすぎると運転しにくいかもしれません。初めてホイールを交換するなら、200~300g程度軽くするだけでも十分に違いが体感できるでしょう。

リムの高さ

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特にカーボンホイールの場合、リムの高さが高くなるほど空力性能は多くなりますが、重量は増えてしまいます。また、横風を受けたりするとあおられて落車の危険性もあり得ます。初めてのホイール交換なら、20~30mm程度のローハイトリムがおすすめです。

ディスクブレーキか否か

ディスクブレーキのロードバイクなら、ディスクブレーキ用のホイールが必要です。また、ローターのタイプやエンドのタイプによって選ぶホイールが異なるので、自分のバイクの仕様をしっかりチェックしましょう。

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初心者におすすめのホイール4選

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