サドルメーカー紹介7社
①Fizik (フィジーク)
Fixik(フィジーク)は、イタリアの代表的な自転車サドルメーカー・Selle Royal(セラ・ロイヤル)社傘下のハイエンドパーツブランドです。設立は1996年と老舗の多いイタリアンブランドの中では歴史は浅い方ですが、欧州のトップチームでも高いシェアを誇り、多くのビッグレースで実績を残しています。豊富な商品ラインナップと体の柔軟性から最適なサドル形状を提案する「スパインコンセプト」が人気のブランドです。
②Prologo (プロロゴ)
Prologo(プロロゴ)は、イタリアのレーシングサドルメーカーです。ライダーとバイクが触れる接点にこだわりを持つメーカーで、同社のサドルには新しく斬新なテクノロジーが取り入れられています。特に、F1カーのシートにも使われている高機能滑り止め素材CPCは、自転車業界でプロロゴのみが使用を許可されていて、同社のサドルの大きなアドバンテージになっています。
③Selle Italia (セラ・イタリア)
Selle Italia(セラ・イタリア)は、1897年創業の老舗自転車サドルメーカーです。創業から現在に至るまで本拠地をイタリアの北イタリアのカゼッラ・ダゾロに構え、革のサドルが主だった時代から数々の革新的な自転車サドルを世に送り出してきました。いまでは珍しくないGELパッドやカーボンを使ったサドルをはじめ、中央に穴の開いたサドルもセライタリアが最初に開発した製品です。
④Selle San Marco (セラ・サンマルコ)
Selle San Marco(セラ・サンマルコ)は、80年以上の歴史を持つイタリアの自転車サドルメーカーです。1935年の創業から、サドルの快適性にこだわりを持ち、世界で初めて人体工学に基づいたエルゴノミック形状のサドルを開発しました。一貫して快適なサドルを追い求める姿勢は、コンコールやロールスをはじめ、数多の名作と呼ばれるサドルの開発を成功させています。
⑤Selle SMP (セラ・エスエムピー)
Selle SMP(セラ・エスエムピー)は、特徴的なデザインが目を惹くイタリアンサドルメーカーです。サドルとの接点を3次元的に捉えた独特な弓形形状は、病院の泌尿器科の協力を得て開発されたもので、サドルとお尻の圧迫状態を研究した結果たどりついた医学的な形状です。坐骨と臀筋の3点で形成する”面”で上半身を支える設計のため、ぴたりとポジションが決まれば極上の座り心地を体験できます。
⑥Brooks (ブルックス)
Brooks(ブルックス)は、創業150年を超える伝統あるイギリスの自転車サドルメーカーです。ブルックスのレザーサドルに使用される高品質の牛革は使い続けるほどに馴染み、一度魅了されれば手放せなくなるとも言われています。一方で、トレンドに沿った製品もラインナップされ、レールにカーボンやチタンを採用した「カンビウム」シリーズを発売するなど、幅広い選択肢が用意されているところも魅力のひとつです。
⑦Selle Anatomica (セラ・アナトミカ)
Selle Anatomica(セラ・アナトミカ)は、アメリカのレザーサドル専門メーカー。アメリカ国内でハンドメイドによって製造する高品質な天然皮革を使ったレザーサドルは、「世界で最も快適なツーリング革サドル」と評され、長時間乗ってもお尻が痛くないサドルとして有名です。快適性の鍵となっているのは、スロットと呼ばれる中央の穴。これによりサドルが足の動きに追随してしなり、座面にかかるストレスを軽減しています。
ロードバイクのサドル交換でお尻の痛みは解消する?
ロードバイクでのお尻の痛みはさまざまな要因によって引き起こされます。まず思い浮かぶのがサドルがお尻に合っていないことです。サドルは安いパーツではありませんが、自分に合うサドルを探し出すことができれば、驚くほど快適性が向上します。また、サドルの調整が原因となっている場合もあります。素人では原因を突き止めることが難しい悩みなので、一度専門家にポジションを確認してもらうのもおすすめです。
乗り始めの痛み
ロードバイクの乗り始めにお尻が痛くなることは珍しくありません。体がロードバイクの姿勢に慣れていないからです。自転車の構造上、ロードバイクに乗るには独特の前傾姿勢が求められるため、前傾姿勢に慣れていないと体に余計な力が入ってしまうのです。この場合、ロードバイクに乗り慣れることによって体が順応し、お尻の痛みが解消されます。
サドルの位置
サドルの位置はロードバイクのセッティング上、最も大切なことです。お尻に痛みを感じる場合は、サドルの高さや前後が正しい位置にあるか確認しましょう。また、股間の圧迫が気になる場合は、サドルの角度を見直してみてください。角度は地面と水平が基本ですが、乗車姿勢によって最適な角度が変わってきます。自分のライディングスタイルに合ったサドル位置を見つけるようにしましょう。
ライディングポジションを見直す
お尻の痛みはサドル自体が原因とは限りません。ライディングポジションとも深い関わりがあります。よく見受けられるのが、サドルへの荷重が多すぎることでお尻が痛くなることです。ハンドルとペダル、そしてサドルの3点でバランスよく体を支えることで、荷重をうまく分散して、各所の疲労を軽減させることができます。
満足のいくサドルを見つけて快適なロードバイクライフを
自分に合ったサドルでロードバイクに乗ると、痛みなく走れるばかりか、ペダルを回しやすくなったり、安定して高出力を出せたりと、走力のアップにもつながります。また、体への負担も少ないため、より遠くへ走ることもでき、自転車の楽しみを広げてくれます。ぜひあなたも満足のいくサドルを見つけて、快適なライドを楽しんでください。
今回紹介したサドル
Selle Anatomica x2
サイトを見るBROOKS B17 STANDARD
サイトを見るSelleSMP DRAKON
サイトを見るFizik ALIANTE R3
サイトを見るfabric cell elite radious
サイトを見るfizik アンタレス R1
サイトを見るSLR KIT CARBONIO FLOW
サイトを見るprologo NAGO EVO CPC NACK
サイトを見るTIOGA Spyder TwinTail-2
サイトを見るfizik LUCE R1
サイトを見るSelle SMP Dynamic Lady
サイトを見るselleITALIA DIVA GEL S.FLOW
サイトを見るSpecialized Power Arc Expert
サイトを見るprologo Dimension CPC Triox
サイトを見るfi'zi:k TEMPO R3
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