ビンディングペダルの取り付け方法
やはりロードバイクに乗っていると、ビンディングペダルには交換したいものです。ビンディングペダルの取り付けは比較的簡単にすることができるので、初心者でも自分で行うことができます。自転車のカスタマイズの手始めとして、ビンディングペダルを自分で取り付けてみてはいかがでしょうか。
ビンディングペダルの交換に必要な工具
ビンディングペダルの取り付けと取り外しには、8mmの六角レンチとグリスが必要です。汚れてもいいタオルも用意しておくと便利です。バイクスタンドもあると楽に作業をすることができます。
ビンディングペダルの取り付け方法①元のペダルを取り外す
まずは、ペダルを固定しているネジをクランクとアーレンキーを使って外します。右足側のペダルのネジは反時計回り、左足側のペダルは時計回りに回すとネジを外すことができます。この時にクランクギアにタオルをかけておくと、手を怪我するリスクを避けることができます。
ネジが固くて回らない時
- ペダルのネジが固くて回らない時には、ネジ部分に潤滑剤を使ってみてください。ネジ以外の部分に潤滑剤がかかってしまうと、ベアリンググリスが溶けてしまうことがあるので注意が必要です。
ビンディングペダルの取り付け方法②汚れを取ってペダルにグリスを塗る
まずは、元のペダルが付いていた付近の汚れをきれいに拭き取りましょう。次に、新しいペダルのネジにグリスを塗り込みます。グリスを塗っておかないと、次にペダルを取り外す時にネジが固くなりすぎてしまう可能性があります。
ビンディングペダルの取り付け方法③新しいペダルのネジをしめていく
いよいよ新しいペダルを自転車に取り付けていきます。元のペダルを外した時と反対方向にネジを回していきます。右足側のペダルは時計方向で、左足側のペダルは反時計方向です。アーレンキーでネジをしめ、はみでてきたグリスは、タオルで丁寧に拭き取ります。
ビンディングペダルの取り付け方法④クリート固定力の調整
最後に、クリートの固定力を調整して、ビンディングペダルの取り付けは終了です。反時計回りに回すと、クリートの固定力は弱くなっていきます。
最新のシマノのビンディングペダルPD-R7000
2018年に発売開始された最新のビンディングペダルです。現在は、こちらのビンディングペダルがシマノ105に採用されています。カーボンとステンレス製のビンディングペダルで、耐久性に優れています。また、ペダル踏面は幅広くなっており、力強いペダリングも可能です。ステンレス製のボディプレートのデザインを大幅に変更することで、重量が265gとPD-5800よりも20g程度軽量になっています。
ビンディングペダルの注意点
効率的なペダリングを実現してくれるビンディングペダルですが、注意しておかなければならないこともあります。ビンディングは、シューズとペダルを固定するシステムのため、バランスを崩した時やスリップした時に、足を出して転倒を防ぐことが、慣れていないととっさにはできません。また、ビンディングシューズは滑りやすく、濡れている場所では簡単に滑ってしまう点も注意する必要があります。
まとめ
ビンディングペダルは、効率的なペダリングを可能にし、体力の消耗をかなり減らすことが可能になります。ビンディングの付け外しは、慣れておかないと、停止時に転倒の危険があります。サイクリングに行く前に、家の前などでビンディングをスムーズに外す練習をしておいた方がいいです。シマノの誇るコスパ最強のPD-5800をぜひ試してみてください。
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