カスク（Kask）のヘルメットの特徴と魅力！おすすめも5つご紹介！

カスク（Kask）は、2004年に創業したイタリアのヘルメットの設計と製造を専門とするメーカーです。カスクが開発するヘルメットは、自転車だけでなく、スキーや登山、建設現場などさまざまな分野で使用されており、高品質で信頼性と安全性を与えてくれると高い評価を受けています。

ロードバイクやクロスバイクなどスポーツ自転車用のカスクのヘルメットにはいろいろな種類があり、日本でも人気です。では、カスクのヘルメットにはどんな特徴があり、どこが魅力的なのでしょう。

自転車用、特にロードバイクのヘルメットを被ると、キノコのような見た目の頭になってしまう人は少なくありません。この状態は「キノコ頭」といわれカッコ悪いので、なるべくなら避けたいですよね。しかし、日本人のみならずアジア人は頭の形が原因で、西洋人に比べてキノコ頭になりやすいとされています。

日本人がキノコ頭になりやすいのは、西洋人に比べて日本人やアジア人の頭が幅広なのが理由です。海外製のヘルメットは西洋人向けに横幅が狭いものが多く、日本人が被るときつく感じてしまいがちです。そのため、少し大きめのサイズのヘルメットを選ぶことによりキノコ頭になってしまうのです。

カスクのヘルメットは、イタリア製にもかかわらず幅広な作りになっているため、日本人の頭でもフィットしやすいのが特徴です。また、被る部分自体が小さめな造りなのもキノコ頭になりにくい理由です。キノコ頭になりにくいうえにおしゃれとなれば、人気が高くて当然ですよね。

カスクのヘルメットの特徴として、種類が多いという点も挙げられます。そして、ただ多くの種類があるというだけでなく、用途や使用目的に合わせて5つのカテゴリーに分類されているので、自分に合ったモデルが見つけやすいのは大きなメリットです。

カスクのヘルメットは、用途や使用目的によって「エアロ」「パフォーマンス」「パッション」「カジュアル」「オフロード」の5つのカテゴリーに分けられます。それぞれに特徴があるので、チェックしてみましょう。

UICワールドチーム「チームスカイ」と共同開発されて生まれました。名前の通り、通気性および空気抵抗に優れた効果を持つ形状のヘルメットで、タイムトライアルやトライアスロンなどで絶大な効果を発揮してくれます。とはいえ、一般的なライダーにとっては縁遠いモデルといえるでしょう。

カスクのロードバイク用ヘルメットのフラッグシップモデルにあたるのが「パフォーマンス」です。パフォーマンスには2つのモデルがありますが、いずれも通気性やエアロ効果に優れています。さらに快適性、安全性をも追及し、それらが高いレベルで融合されたハイエンドモデルです。

カスクのロードバイク用ヘルメットの定番商品として最も人気のあるのがこのカテゴリーで「パフォーマンス」より価格が抑えてられている点も魅力のひとつです。価格が抑えらているとはいえ決して安くはありませんが、コンパクトで軽量なミドルクラスのヘルメットという位置づけにあたります。

初心者向けのモデルでありながらも通気性が良好で、軽量化と強度の両方を兼ね備えている点は特筆すべきでしょう。転倒時に内部シェルを維持して衝撃を吸収するというカスク独自の衝撃吸収性を実現する技術により、高い安全性を誇ります。とにかくおしゃれなカスクのヘルメットが手軽な値段で欲しいという人におすすめです。

名称の通り、オフロードで使用するMTBやグラベルロード向けのヘルメットのカテゴリーです。他のメーカーのMTB用ヘルメットに比べて軽量です。フロント部分にマウントがあり、ライトやカメラが取り付けられるモデルもあります。