自転車ヘルメットに寿命はある?交換時期や長く使うための方法を紹介

自転車ヘルメットに寿命はある?交換時期や長く使うための方法を紹介

ロードバイクをはじめとした自転車の走行時には、安全のためにもヘルメットの着用が必要です。安全面において非常に大切なアイテムですが、ヘルメットには交換しなければいけない時期があります。今回は、安全に自転車に乗るために、ヘルメットの交換時期などについて解説します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.自転車にはそもそもヘルメットは必要?
  3. 3.ヘルメットを交換すべき理由
  4. 4.ヘルメットの寿命を縮めてしまう要因
  5. 5.ヘルメットを長く使用するためのポイント
  6. 6.ヘルメットを交換するタイミングの目安
  7. 7.まとめ

はじめに

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バイクの運転などでは、ヘルメットの着用は義務付けられています。最近になって、自転車でもヘルメットを着用することが強く勧められるようになってきました。安全には重要なヘルメットですが、ヘルメットにも自転車のパーツと同じく、交換すべきタイミングがあります。今回は、ヘルメットの交換時期や長く使用していくための工夫などについて解説します。

自転車にはそもそもヘルメットは必要?

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バイクは高速で移動する乗り物なので、ヘルメットが必要との認識は一般的な常識として広く浸透しています。しかし、自転車においては、ヘルメットが必要との認識にはばらつきがあります。しかし、ヘルメットは必ず着用すべきアイテムということは間違いありません。最初に、自転車でヘルメットが必要な理由について説明します。

安全面では欠かせないアイテム

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ヘルメットを着用するのは、人間の体で大切な部位の一つである、頭部を保護するということが最大の目的です。街中で走行しているときは、自転車はバイクほどは移動速度が速くないですが、移動していることに変わりはありません。また、ロードバイクなどのスポーツバイクなどは下り坂などでは40km/h以上の速度で走行することも珍しくありません。そのため、ヘルメットの重要性は自転車でも非常に高いです。

頭を強く打ち付けると後遺症が残ることも

自転車で走行していると、転倒してしまったり、車とぶつかるなどして事故に巻き込まれたりするときもあります。そのときに全身だけでなく、頭部を強く打ち付けることもあるでしょう。頭部は、強い衝撃には弱く、強く打ち付けたときには後遺症が残ってしまうことも珍しくありません。ヘルメットを着用して、頭部を保護することでそのようなリスクを少なくすることができます。

最近ではオシャレなヘルメットもある

ヘルメットを着用しないといけないとわかっていても、見た目のかっこ悪さを気にして、ヘルメットを着用しない方もいるでしょう。しかし、最近になっては、カラーやデザインがオシャレなヘルメットも販売されるようになりました。また、日本人の頭の形にフィットするように作られている、アジアンフィットモデルのヘルメットを着用することで、キノコ頭になりにくくなっています。

ヘルメットを交換すべき理由

安全に自転車を楽しむために、ヘルメットは必ず着用する必要があります。しかし、そのようなヘルメットも、他の自転車パーツなどと同じく、交換しなければいけない時期が存在しています。次に、ヘルメットを定期的に交換すべき理由について解説します。

理由①日々劣化が進んでいる

ヘルメットを着用して屋外を自転車で走っていると、常に紫外線などにさらされています。そのような環境で使用していると、次第にヘルメット内部の劣化が進んでいきます。どれだけ大切に扱っていたとしても、その劣化は内部で生じているため、外見からは確認できません。使用期間が長いヘルメットほど、内部の劣化が進行していると判断した方がいいでしょう。

理由②本来の保護機能を失ってしまう

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ヘルメットの内部は発泡スチロールのような素材で作られています。衝撃が加わったときに、発泡スチロール内部の気泡がクッションのような働きをすることで、頭部を衝撃から守っています。しかし、劣化したヘルメットは、発泡スチロール内部のガスが抜けてしまって、本来の衝撃吸収の性能を失った状態になっています。そのようなヘルメットを使用しても、万が一のときに頭部の保護を十分に行えません。

続いて、ヘルメットの寿命を縮めてしまう要因について解説!

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ヘルメットの寿命を縮めてしまう要因

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