ヘルメットの寿命を縮めてしまう要因
ヘルメットは寿命を迎えてしまうと、交換しなければいけません。しかし、ヘルメットは普段の扱い方で寿命が大きく異なってきます。ヘルメットの寿命を縮めてしまう原因にはどのようなものがあるのでしょうか? ヘルメットの寿命を縮めてしまう要因を解説します。
要因①紫外線による劣化
ヘルメットは着用して屋外を自転車で走行するため、晴れた日などでは紫外線を浴びた状態になっています。ヘルメットは紫外線を受け続けていくと、発泡スチロール部分にダメージが加わってしまって、少しずつ縮んでいってしまいます。そのため、使用時間が長くなればなるほど、紫外線による劣化が進んでいってしまいます。
要因②汗や雨による劣化
ヘルメットは、紫外線だけでなく、水分にも弱いです。自転車に乗りながらヘルメットを着用していると、汗などで濡れてしまいます。また、雨の日に乗った場合には、雨の水気がヘルメットに残っています。その水分を拭き取らずに、放置してしまうと、ヘルメットの発泡スチロールが縮んでしまいます。また、濡れたまま放置してしまったヘルメットは、汗などのニオイも強くなっていきます。
要因③強い衝撃を加えてしまう
ヘルメットの寿命を縮めてしまう原因で一番注意しなければいけないことは、強い衝撃を与えることです。強い衝撃を加えてしまうと、ヘルメットの発泡スチロール内部の空間がつぶれてしまいます。一度つぶれてしまった部分は元通りにはならないため、保護機能を低下させてしまいます。また、ヘルメットのプラスチック部分にひび割れなどを起こしてしまう原因にもなってしまします。
ヘルメットを長く使用するためのポイント
ヘルメットには寿命があり、その寿命を迎えてしまったヘルメットは交換する必要があります。しかし、できるだけ長い間ヘルメットを愛用したいと思うのが普通です。そのため、次にヘルメットをできるだけ長く使用していくために工夫すべきポイントについて解説します。
ポイント①保管は室内で行う
ヘルメットは紫外線によって劣化してしまいます。屋外で自転車に乗っているときに、紫外線を浴びてしまうのは、仕方がないです。しかし、保管場所にも注意することで、乗っているとき以外の時間に紫外線を浴びるリスクを少なくすることができます。そのため、ヘルメットを保管する場合、室内で紫外線が当たらないような場所で保管するようにすると、ヘルメットの劣化を進行させにくくなります。
ポイント②濡れたときは拭き取る
ヘルメットは濡れてしまった状態で放置すると、ヘルメットの寿命を縮めてしまいます。そのため、ヘルメットの寿命を伸ばしていくためにも、ヘルメットの水分は拭き取るようにするといいでしょう。雨だけでなく、汗の水分でも劣化は進んでしまうので、理想としては、着用した後に毎回、汗などの水分をふき取るように心がけましょう。そうすることで、ニオイの発生も防止することができます。
ポイント③強い衝撃を与えない
最後のポイントとしては、なるべくヘルメットには衝撃を与えないようにしましょう。ヘルメットの内部は一度つぶれてしまった部分は、元通りになりません。転倒した時の衝撃はもちろんですが、高いところから落としてしまった衝撃でも、ヘルメット内部がつぶれてしまうこともあります。そのため、ヘルメットの取り扱いには細心の注意を払うようにしましょう。
続いて、ヘルメットを交換するタイミングについて解説!