GTのマウンテンバイクおすすめ7選！ダウンヒルにも強く人気なのは？

GTのマウンテンバイクは、ダウンヒルだけで実力が発揮されるわけではありません。マウンテンバイクは未舗装路や山道の走破性はもちろんですが、ロングライドへの対応も求められることもあります。レースや競技だけで使用するのではなく、もっとさまざまな状況に応えられる、GTのおすすめ、また人気のマウンテンバイクも紹介しましょう。

山道や悪路を走りを楽しむためのトレイルバイクです。ただし、楽しみ方は人それぞれなため、トレイルカテゴリーのバイクは、非常にグレード差が大きいといえます。トレイルカテゴリーのZaskarシリーズは、数々のタイトルを獲得しています。Zaskar Al.Comp（ザスカー アロイ コンプ）は、Zaskerシリーズで最も価格が安いのですが、基本設計は上級モデルと同等です。

フレーム素材をアルミにしたり、コンポーネントのグレードを下げるといった変更により、Zaskarシリーズの最上級モデルと比較して半分以下の値段で手に入れることができるのですから、手軽にトレイルライドを楽しめるお買い得なモデルといっていいでしょう。

GTの歴史の中で最も息の長い、名車Zaskerの弟分といわれるハードテイルモデルがAvalancheです。2019年モデルからフルチェンジした新しい「フローティングステー・トリプルトライアングル」が、さらにしなやかなフレームを生み出してライダーへの衝撃を抑えることにより、従来モデルと比較して快適性が30％向上しました。

リアエンドも従来から6㎜ワイド化され、セミファットタイヤの装着が可能となりました。AVALANCHE EXPERT 29（アバランチェ エキスパート29）は、マウンテンバイクの世界的な広がりとなりつつある29インチホイールを装着していますが、ホイール径を大きくすると剛性の確保が難しくなりがちな点は、ハブのワイド化により高剛性を実現しています。

マウンテンバイクは非常に特殊性が高いので、1台に優れたハンドリング、堅牢な構造、そして快適な乗り心地のすべてを求めることは難しいのが実情です。しかし、Aggressorは、それらすべてを叶えてくれます。街乗りで急に現れたダートへの対応はもちろん、林道や山道を抜けてキャンプに出掛けるといった楽しみも味あわせてくれ、エントリーモデルとして人気です。

AGRESSOR EXPERT（アグレッサー エキスパート）の、ラフな路面に十分対応する頑丈なフレームのトップチューブは、大きなスローピングと軽いカーブを描いています。このおかげで足つきがいいので、トレイルはもちろん、街乗りでも快適です。剛柔いずれの状況もこなす点が「自転車におけるSUV」といわれる所以でしょう。

とりあえずマウンテンバイクに乗ってみたいといったビギナーにおすすめなのが、Palomar Al.（パロマー アロイ）です。ビギナー向けとはいっても、街中の快適さだけでなく、週末はダートへの挑戦といったGT伝統のレーシーなイメージはそのままで、日常に気兼ねなく使え、そして行動範囲を広げてくれるマウンテンバイクです。

しなやかで耐久性に優れたアルミのフレームに、取り回しやスピード、走破性のバランスがとれ、街乗りからトレイルライドまでに対応する27・5インチホイール、街中でもオフロードでも安心感のあるブレーキングを約束するVブレーキの搭載など、Palomar Al.特有のシステムや装備が特徴です。手ごろな値段でマウンテンバイクの楽しさを味わうのに、もってこいの1台といえます。

どのモデルも優秀なGTのマウンテンバイクですが、自分のライディングスタイルによって、サスペンションやタイヤの大きさ、コンポーネントの種類など、さまざまな選択肢があります。2020年モデルは、2019年モデルと変更されている点も少なくないので、まずはどんな乗り方や使い方をするのかをしっかり見極めたうえで、それにふさわしい1台を選ぶようにしましょう。