【2020年最新版】街乗りにおすすめのMTB（マウンテンバイク）4選！

MTB（マウンテンバイク）というと、ほとんどの人が砂ぼこりや泥水の中を疾走するオフロード競技といったイメージを持っているでしょう。そのため、MTBに興味があっても、自分はオフロードを走ることなんてほとんどないからと、購入をためらっている人も少なくありません。

しかし、実はMTBは街乗りにもピッタリの性能を持っているのです。街中でロードバイクやクロスバイクを目にする機会も多いですが、それらよりMTBのほうが街乗りにはメリットが多いといえる点もいくつかあるほどです。むしろ選び方によっては、街乗りならMTBが最強とさえいえる点も少なくありません。

ではなぜマウンテンバイクが町乗りに向いているのでしょうか？機能や性能からその理由を見ていきましょう。

ロードバイクやクロスバイクといったスポーツバイクとMTBを比較して大きく異なる点に、サスペンションの有無があります。サスペンションとは悪路においての地面からの衝撃を吸収するクッションのことで、オフロード走行を目的とするMTBでは欠かせない機能です。ロックなどの機能を使えば、自分好みにカスタムすることもできます。

MTBのフロントやリア、サドルなどに装備されていることが多いのですが、街中で歩道に乗り上げたり降りたりする際に衝撃を吸収してくれます。また、石畳やアスファルトの継ぎ目や凸凹などにも対応して、安定した乗り心地を与えてくれます。

MTBでは、ロードバイクはもちろんママチャリと比べても太いタイヤが特徴的です。タイヤ幅が広いほど安定性があるので、街中でも走りやすいです。また、タイヤ内の空気が多いので、クッション性や乗り心地に優れています。

ロードバイクなどの細いタイヤでは、パンクを恐れて歩道に乗り上げるときなど縁石に非常に気をつかいますが、タイヤが太いとそんなリスクも減ります。さらに、空気を入れる頻度が少なくて済むのもメリットのひとつでしょう。状況に応じてタイヤを入れ替えて太さを変えるなど、カスタムできるのもMTBならではです。

ディスクブレーキは、ホイールの中心部分にある「ローター」というパーツを挟み込んでホイールの回転を止めますが、雨天時でも制動力が安定しているのがメリットです。泥水の中などを走る機会の多いマウンテンバイクにはディスクブレーキが適していることから、多くの車種で制動システムにディスクブレーキを採用しています。

通勤や通学など日常で自転車を使用していると雨に降られることもありますが、そんな際でもしっかりとブレーキングできるのは非常に安心感が得られます。また、ディスクブレーキは軽い力で高い制動力が得られるため、ストップアンドゴーの多い街中では手にかかる負担が減り、ポタリングも楽になります。