ロードバイク冬用インナーの選び方とおすすめ7選!冬のライドを快適に!

ロードバイク冬用インナーの選び方とおすすめ7選!冬のライドを快適に!

冬のライドで注意しなければならない重要な点にウェアがあります。特にインナーウェアは素材や厚さのほか、機能性に優れているかどうかでライドの良しあしが左右されるほどです。ここでは、冬のライドを快適にするインナーの選び方とおすすめを紹介していきましょう。

記事の目次

  1. 1.ロードバイクにインナーは超重要!
  2. 2.冬のインナーの種類
  3. 3.冬のインナー選びのポイント
  4. 4.夏用インナーとの組み合わせもOK
  5. 5.冬用インナーおすすめ7選
  6. 6.高性能インナーで寒さ対策を

ロードバイクにインナーは超重要!

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インナーは1年中大活躍

1年を通して、サイクルジャージの下に着るインナー(ベースレイヤー)は非常に重要な役目を果たします。インナーの性能によってライドの快適性が大きく左右されるので、なるべく高機能なもの、そしてできれば自転車専用のインナーがおすすめです。

ロードバイクは汗をかく

特に冬のウェア選びはなかなか難しいもの、ロードバイクで走っていると真冬でもすぐに暑くなり、汗をかくこともしばしばです。そんなとき、ウェアがすぐに汗を吸収しその汗が乾かなければ体が冷えて体調を崩してしまうかもしれません。また、暖かい素材でなければ家を出発するときに寒くて仕方がないといった事態にもなりかねないでしょう。

高機能なインナーがおすすめ

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サイクルウェアの中でも肌に直接触れるインナーは最重要アイテム、すぐに汗を吸収して乾燥させるだけでなく、寒さを感じさせない暖かい高機能なインナーが必要です。自転車専用以外でもスポーツ用インナーなら、ライドの際に必要な機能と共通するものも多いのでおすすめです。

冬のインナーの種類

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冬のライドの寒さ対策の鍵をにぎるのがインナーです。インナーは、生地の素材や厚さによって性能や特徴が異なります。まずは、市販されているインナーの主な種類を紹介しましょう。

①生地の素材

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メリノウール

保温性や抗菌性があること、吸湿することで素材自体が発熱するので暖かいことや肌触りがいいことなどがメリットです。天然素材なので化学繊維と比較すると速乾性には劣りますが、化学繊維と混紡しているスポーツメリノならさほど差はありません。

化学繊維

多くのインナーで使用されているのが化学繊維です。最大のメリットは、速乾性に優れている点です。保温性はウールのほうが優れていますが、最近ではウールに劣らない製品も増えています。

②生地の厚さ

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ライトウェイト(薄手)

薄めの生地なので動きやすく速乾性にも優れています。オールシーズンにわたって使用できますが、真冬はさすがにこれ1枚では寒いので、ほかのインナーと重ね着するといいでしょう。

ミドルウェイト(中厚手)

動きやすさもあり、極寒時でなければ対応できる適度な厚さです。秋冬ライドで最も汎用性が高いので、1枚は持っていたいアイテムです。

ヘビーウェイト(厚手)

かなり暖かいのがメリットですが、運動量の多いロードバイクでのライドにおいては速乾性や放熱性に問題があるかもしれません。極寒時や強度の高くない冬のポタリングや街乗りなどに適しています。

綿素材の下着やユニクロのヒートテックのアンダーウェアといったものはNGです。綿素材は汗の吸収はいいのですが速乾性がない、ヒートテックは暖かいけれども汗抜けが悪いといった理由から汗冷えの原因となるため、スポーツの際の着用はおすすめできません。

冬のインナー選びのポイント

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特にロードバイクで初めての冬を迎える人にとって、インナー選びはなかなか難しいものです。種類も多く価格もさまざまですが、しっかりポイントを押さえて選ぶことをおすすめします。

ポイント①サイズ感

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フィットしたものを選ぼう

ロードバイクのサイクルジャージをはじめとするサイクルウェアは、走行中の空気抵抗を抑えるためにタイトフィットが基本ですが、インナーもやはり体にフィットしたものを選びましょう。

冬は肌に密着することが大切

サイクルジャージの下に着るのだから空気抵抗は関係ないのでは?と思うかもしれませんが、冬の場合は肌に密着してしっかり汗を吸い上げることが目的です。また、密着していないとその部分に汗が溜まってしまう恐れもあります。

自分のサイズを知ろう

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自分の身長や胸囲のサイズを知っておくことも必要です。MやLといったサイズ表記で購入しがちですが、メーカーによって寸法が異なることもあります。タイトフィットなら、自分のサイズピッタリのインナーでなければ意味がありませんからね。

ポイント②使用する季節や状況

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冬でも寒さはいろいろ

冬といっても初冬と真冬、さらに晩冬とでは気温は大きく異なります。また、ポタリングなのか、トレーニングなのかといった自転車に乗る状況によって運動強度が変わります。これらの条件によって、インナーの厚さを選ぶことが必要です。

防寒対策が優先

素材選びは、好みに合わせていいでしょう。着心地を優先するならメリノウール、さらっとした肌触りがいいなら化学繊維がおすすめです。また、予算の関係もあるでしょうが、一般的にメリノウールより化学繊維のほうが安く手に入ります。

ポイント③冬でもメッシュはアリ

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メッシュ生地というと夏のイメージがありますが、スポーツバイクのインナーとしては冬に着るのもアリです。メッシュ生地は吸水・速乾性に優れているので汗冷えを防いでくれます。また汗をかいても肌にひっつきにくく快適性を保ちやすいことから、特に汗をかきやすい人は冬のライドでも着用することをおすすめします。

④なるべく高級なものを購入する

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高級なものの方が防寒性能は高い

予算の都合もあるので無理強いはできませんが、冬用インナーはなるべく高級な製品を買うことをおすすめします。インナーをはじめサイクルウェアの多くは価格と品質が比例、つまり値段が高いほうが品質も高いと考えましょう。

高コスパを探そう

特に冬用インナーの品質や性能はライド中の快適さに直結します。寒さで震えながらのライドはしたくないものですよね。もちろん価格は手ごろで品質もいいコスパに優れたものもないとはいえませんが、見つけるのはなかなか大変です。冬のサイクルウェアへの出費は、できるだけ惜しまないほうがおすすめです。

夏用インナーとの組み合わせもOK

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重ね着で防寒

冬は季節が進むにつれ、寒さに応じてインナーやサイクルジャージを厚手に交換したり、ウインタージャケットを重ね着していくことで対応するのが基本です。冬用インナーは1枚だけで着用しますが、夏用のドライインナーやメッシュインナーを冬用インナーの下に来ておけば、汗をかいても快適に過ごしやすくなります。

夏インナーで寒さ対策もできる?

かいた汗はドライインナーやメッシュインナーだけでなく冬用インナーに2重に吸収されるので、より汗冷えが抑えらえます。夏用インナーは暑い季節だけと限定せず、うまく工夫して使用すれば1年中活用できますよ。

冬用インナーおすすめ7選

①パールイズミ 198サーマフリースロングスリーブ

パールイズミ 198サーマフリースロングスリーブ

参考価格: 6,980円

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サイクルウェアの定番ともいわれる人気のブランド パールイズミの冬の定番インナーです。表面を緻密に織り上げて防風性を持たせ、肌面はフリース加工の起毛が暖かさを逃さない、霜が降りるころから使える5℃対応タイプです。

裏起毛で暖かい

透湿性能や耐水性能にも優れ、極寒期でもムレずに暖かさを実現します。ストレッチ性も高く体にフィットしやすいです。また、首元からの風の侵入を防ぐハイネック仕様となっているため、より暖かさをキープできます。

②パールイズミ ヒートテックセンサー ハイネック

パールイズミ ヒートテックセンサー ハイネック

参考価格: 8,507円

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0℃対応の極寒期に適したアンダーウェアで、前面に防風素材を二重に重ねて前からの冷気をブロックします。吸った汗をすぐに乾かす速乾性に優れると同時にムレを逃します。伸縮性にも優れ、体の動きにしっかりフィットします。

発熱する生地

「ヒートテックセンサー」という素材を生地に使用することで、体から出る汗などの水分を吸収して発熱する発熱し、さらに2層構造生地の空気層に熱を溜め込むので暖かさが持続します。一般的な防寒サイクルウェアより4~6℃ほど暖かいという特徴があります。

パールイズミの秋冬インナーには、気温に応じた基本コーディネイトができるように15℃から0℃まで5℃刻みのラインナップがあり、それぞれタグで色分けされているのでわかりやすいです。

③カペルミュール 長袖サーモアンダーウェア

カペルミュール 長袖サーモアンダーウェア

参考価格: 7,480円

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カジュアルなサイクリングウェアで人気のカペルミュールの長袖インナーウェアです。速乾性が高く、繊維自体が保水しない疎水性素材なので汗をすばやくアウターウェアに移動させることで汗冷えやムレを防止します。熱伝導性が低いので外気温の影響を受けにくく体温を一定に保つ効果もあります。

薄手でも寒さを感じにくい

伸縮性に優れたストレッチ素材は体の動きにスムーズにフィットします。また、薄手で肌触りがよく柔らかいので、極寒期の重ね着でもストレスを感じにくい点もメリットです。

④アンダーアーマー コールドギア アーマー クルー

アンダーアーマー コールドギア アーマー クルー

参考価格: 5,280円

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高密度なマイクロファイバーを細かく編み込んだ、暖かさと快適さを実現する冬用インナーです。起毛生地が体との間に薄い暖気の層をつくるので1枚でも暖かさを感じます。

コンプレッションが効果的

吸汗・速乾性に優れ、汗をかいてもすぐにアウターに発散させるので体は常にドライを保つことできます。伸縮性も高く、抗菌効果もあります。アンダーアーマーのインナーはコンプレッションフィットなのでタイトフィットより締め付けを強く感じますが、体力の消耗を軽減する効果があるのが特徴です。

⑤おたふく手袋 ボディタフネスパワーストレッチ

おたふく手袋 ボディタフネスパワーストレッチ

参考価格: 797円

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とにかくコスパが高いと大人気なのが、おたふく手袋が販売する冬用インナー「ボディタフネス」です。おたふく手袋のインナーは夏、冬を問わず非常に高品質かつリーズナブルとコスパの高さで多くのライダーに支持されています。

コスパの高さで大人気

遠赤加工プラス裏起毛で内側から暖かさを実現しています。肌触りがよく保温効果の高い生地を使用し、肌にしっかり密着して適度な圧力の「パワーストレッチ」が体をサポートしてくれます。一般的なブランドの冬用インナーと比べて1/3や1/4程度の価格で購入できるのですから、非常に高コスパといって間違いありません。

⑥モンベル ジオライン M.W. サイクルアンダーシャツ

モンベル ジオライン M.W. サイクルアンダーシャツ

参考価格: 6,500円

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アウトドア製品で有名なモンベルのサイクル用インナーです。アウトドアギアでの技術や経験が活かされ、軽量で速乾性に優れています。伸縮性もよく薄手なので、サイクルジャージとの重ね着でもストレスを感じません。

アウトドアで大活躍

風を受けて冷えやすい前面部と肩から腕部分を暖かい生地、脇の下や背中といった汗をかきやすく蒸れやすい部分を速乾性の高い生地で作られているのでライド中も快適です。また背中側の丈が長めなので前傾姿勢をとっても背中が出にくいなど、ロードバイク乗りに親切な設計がうれしいですね。コスパに優れている点もおすすめです。

⑦ファイントラック メリノスピンサーモ ロングスリーブ

ファイントラック メリノスピンサーモ ロングスリーブ

参考価格: 9,130円

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自転車専用でなくアウトドア用にも、高機能なインナーはたくさんあります。このアウトドアブランドファイントラックの冬用ベースレイヤーもそのひとつです。雪山登山やスキー、スノーボードなど寒い中で行うアクティビティに対応しているので、運動量の多いロードバイクでもしっかり機能を発揮してくれます。

さまざまな機能で快適に

天然ウールなので保温性に優れ、極寒期でも暖かさをキープします。また、ウールながら吸汗速乾加工を施した高機能ポリエステルで繊維の外側を覆うことで高い吸水性・速乾性を実現し、汗をかいてもムレにくく臭いもつきにくくなっています。

高性能インナーで寒さ対策を

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サイクルジャージやウインタージャケットなど「外側」に気が向きがちですが、冬のライドではインナーにこだわりましょう。アウターと比較して価格は高くないにもかかわらず、体への影響はインナーによって大きく左右されます。「インナーを制する者が冬のライドを制する」ともいわれるので、コスパの高い優れた製品を探して、冬のライドを快適に過ごしましょう。

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S.ジャイアン
ライター

S.ジャイアン

週1ペースでライド、ポタリングに出掛けています。記事を通して多くの方と自転車の楽しみを共有できればと思っています。

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