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フェルトのロードバイク VRシリーズ
ロードバイクに乗る理由として、とにかく速く走りたいという人もいれば、リラックスしたツーリングを楽しみたいという人もいます。また、ダートを含むアドベンチャーライドを求める人もいるでしょう。そんな多様化したニーズに応えるのがVRシリーズです。
VRシリーズおすすめ⑥
⑥ VR Advanced 105
VRシリーズのバイクは、ハイスピードなトップレースやオフロード以外のダウンヒルといったさまざまな状況に1台で対応できます。タイヤクリアランスが広く設定してあるので、太めのブロックタイヤを装着すればオフロードを、ハンドルを下げて23Cタイヤを装着すればレースに対応することも可能です。
ロングライドにうれしい装備
コンポーネントはシマノのフル105で性能や信頼性は問題ありません。ブレーキもシマノ105の油圧ディスクを採用しています。フレームとフォークにカーボンを使用しているだけでなく、シートポストにもカーボンを採用しており衝撃吸収に優れるので、特にロングライドの際などには非常にありがたいです。
VR Advanced 105のスペック
- ブレーキシステム シマノ 105 油圧ディスク
- タイヤサイズ 700×28C
- カラー アクアフレッシュ(青系)
ミッドナイトブルーフェード(濃紺系) - 価格 298,000円(税抜)
VRシリーズおすすめ⑦
⑦ VR 40
わずかに寝かせたヘッドアングルとロングホイールベースによって、ロードバイクにありがちなふらつきを解消するエンデュランスロードジオメトリーを基本にしているため、安定性に優れています。その上で、ロードバイクらしいキビキビした反応性は十分に持ち合わせています。
中級者向けのティアグラモデル
フレームはアルミ、フォークはカーボン、テクトロ製の機械式ディスクブレーキ採用のエンデュランスロードバイクです。ブレーキ以外のコンポーネントは、シマノティアグラです。これもシートポストにカーボンを採用しているので、乗り心地を快適にしてくれます。
VR40のスペック
- ブレーキシステム テクトロ 機械式ディスク
- タイヤサイズ 700×28C
- カラー クリムゾン(赤系)
- 価格 158,000円(税抜)
VRシリーズおすすめ⑧
⑧ VR 60
VRシリーズはロングライドやアドベンチャーライドに対応するため、ディスクブレーキが標準です。それに伴い、シートステーをトップチューブと一体化しているのが特徴です。そのおかげで、フレーム全体の垂直方向の柔軟性が12%向上し、路面のグリップパワーを逃さずに振動吸収を実現してくれます。
おすすめ価格のエンデュランスロード
アルミフレームにカーボンフォーク、ブレーキはテクトロ製のディスクとVR40と同様のスペックですが、コンポーネントがシマノのクラリスになっています。ただ、そのおかげでエンデュランスロードにしては非常にお買い得な金額になっています。
VR 60のスペック
- ブレーキシステム テクトロ 機械式ディスク
- タイヤサイズ 700×28C
- カラー ヴェイパーブルー(薄青系)
- 価格 108,000円(税抜)
フェルトのロードバイク BROAMシリーズ
オンロードの軽快性能はもちろん、タフなオフロード性能にも重点をおいて設計されたのが、アドベンチャーバイクBROAMシリーズです。数日間にわたるグラベルロード走行において、キャンプ道具一式を積んでも、頑丈で安定したライディングを可能としてくれます。
BROAMシリーズおすすめ⑨
⑨ BROAM 30
オンロードメインでツーリングを行う場合は、最大700×45Cまで、重い荷物を積んでオフロードメインでのツーリングなら650B(27.5)のワイドタイヤが装着できます。また、多くの荷物を積むためのラックマウント用アイレットや天候への対応が可能なフェンダーマウント用アイレットが装備されるなど、ロングツーリングへの対応がしっかりとられています。
オフロードに最適なモデル
BROAMシリーズは30をはじめとして3種類ありますが、11速ギアや油圧ディスク、チューブレスレディタイヤを採用した30が、オフロード走行には最も適しているといえるでしょう。
BROAMシリーズのスペック差
- BROAM 30: シマノGRX 2×11速、シマノ油圧ディスクブレーキ
チューブレスレディタイヤ 700×40C
価格 198,000円(税抜) - BROAM 40: シマノGRX 2×10速、機械式+油圧ディスクブレーキ
クリンチャータイヤ700×40C
価格 148,000円(税抜) - BROAM 60: シマノ2×8速、テクトロ機械式ディスクブレーキ
クリンチャータイヤ700×40C
価格 118,000円(税抜)
フェルトのロードバイク グラベルロード
近年、近年グラベルロードの人気が高まっていますが、常にぬかるみや未舗装を走るグラベルバイクオーナーは数少なく、普段は舗装路を快適かつ速く走ることも求められます。そんな希望に応えてくれるのが、フェルトのグラベルロードBREEDです。
グラベルロードおすすめ⑩
⑩ BREED 30
BREED 30には650Bタイヤが採用されていますが、グラベルはもちろん、アスファルトの道路において大きな安心感を与えてくれます。700Cのタイヤに対応するクリアランスがあるので、一般的なロードバイクとしての楽しむこともできますが、最も得意なのはグラベルです。
グラベルに適した装備がうれしい
採用されているコンポーネントは、ダート・グラベル専用の「シマノGRX」です。ワイドレシオのフロントシングルは、あらゆる坂道に対応してくれるでしょう。また、リアディレイラーGRX812はスタビライザーを内蔵しているので、安定した走行を可能とします。
⑩ BREED 30のスペック
- 変速 シマノGRX812 11速(シングルスピード)
- ブレーキシステム シマノ油圧式ディスク
- タイヤサイズ 650B×47C
- カラー サテンドーヴグレイ(灰色系)
- 価格 218,000円(税抜)
まとめ
フェルトの過去のモデルには、本格的エアロロードとして人気のARシリーズがありましたが、最新の2020年モデルではラインナップされていないため、エアロバイクが欲しいという人は、型落ちモデルを探してみるのもいいでしょう。また、現行モデルに青や赤、白など、好みの色がない場合も、2019年など型落ちモデルをチェックしてもみることをおすすめします。ドイツらしい「質実剛健」で真面目なロードバイク、それがフェルトです。
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