【giant escape rx3】の魅力解説！R3とどっちが良い？

ジャイアントの「ESCAPE（エスケープ） RX3」は、クロスバイクの基本とまで言われる超人気モデル「ESCAPE R3」のワンランク上のグレードになります。RXは1～3まであり、3はシリーズの末弟的存在で価格が最も安いモデルです。クロスバイクはマウンテンバイクとロードバイクの中間的な位置づけなどと言われますが、RX3はどちらかといえばロードバイク寄りのクロスバイクです。

ESCAPE RX3は全国の「ジャイアントストア」のほか、「サイクルベースあさひ」などの正規販売店で購入できます。ジャイアントはネット通販を一切行っていませんので、購入は実店舗に限られます。特にサイクルベースあさひにはジャイアントとコラボした限定のクロスバイクもありますので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。（下記の販売店一覧を参照ください）

ここではジャイアント・ESCAPE RX3の2021年モデルの魅力を、詳しい特徴（スペック）や注目ポイントを交えて紹介します。

ESCAPE RX3には上位グレードのアルミフレーム「ALUXX SL」が使用されています。ALUXX SLはロードバイクにも採用されているほど、軽量で重量剛性比の高いフレームです。それによってESCAPE RX3はペダルを漕いだ力を逃さず確実に伝達しますので、漕ぎ出しが軽くスムーズに加速してくれます。

ESCAPE RX3はジャイアントの高度なフレーム成型技術によって、衝撃吸収性に優れた作りになっているため、乗り心地がよいと評判です。緩やかなカーブを描くシートステイやサドルに近づくにつれて細く絞ったような形状のトップチューブは、剛性を落とさずに軽量化を図り、衝撃吸収性も向上させるという難易度の高い技術です。

ジャイアントの独自技術「D-FUSE」のシートポストも装備されています。RX3はD型断面に成型したシートポスト を後方にしならせてさらに衝撃吸収性を高め、座り心地のよいコンフォート系のサドルを採用することで、快適性を向上させています。

RX3では2021年モデルも前年に引き続き、シマノの「2×9速」のコンポが組み込まれています。従来のクロスバイクはフロント3速が基本ですが、サイクリングや通勤などでは一番軽いギアの使用頻度が少ないため、RX3はそこを省いて2速にしています。それによって操作性がシンプルになり、軽量化も図られ、28cのタイヤを活かすべくスピード性が向上しています。

RX3のサドルは「ユニクリップシステム」に対応していますので、テールライトを始め、泥除けやサドルバッグなどを後付けしやすい仕様です。また、エンド幅が130mmのため、高性能なロードバイクのホイールにカスタムが可能です。

ここではESCAPE RX3のユーザーさんのレビューなどを参考に評価を紹介しますので、購入時の参考になさってください。

RX3は上質なアルミフレームにロードバイク仕様のパーツを組み合わせ、キビキビした走りと快適さのバランスに優れています。自転車で走る楽しさを教えてくれつつ、通勤などの普段使いもできる実用性も十分のため、ママチャリを卒業し初めてスポーツバイクに乗る方が、RX3を購入したというレビューも目立ちます。

RX3は軽量で推進力（前に進む力）が強いため、軽い力でペダルを漕ぐだけでグイッと前に進んでくれます。この感覚は従来のクロスバイクよりも、RX3がロードバイクに近い資質があるからこそ味わえるものであり、ユーザーレビューからもそれが伝わってきます。

RX3はペダルを漕いだ分だけ前に進んでくれるので、余計な脚力を使うことがなく疲労がたまりにくいです。また、クロスバイクにしてはスピード走行を得意としているため、距離を稼ぎ出してくれます。そのため、通勤やサイクリングなど中～長距離を走る用途に使用しているレビューが多く見られます。

RX3はフレームの所々に厚さの異なるチューブを使用したり、ワイヤー類をフレーム内蔵にするなどの技術が駆使されています。これらは走行性能をアップさせるためですが、スタイリッシュでかっこいいデザインになるため、RX3は見た目の評価も高いです。