フロントシングル化とは?ロードバイクでのメリット・デメリットを解説

フロントシングル化とは?ロードバイクでのメリット・デメリットを解説

ロードバイクのカスタマイズの方法の一つにフロントシングル化があります。フロント変速を1速に変更することでのメリットやデメリット、フロントシングル化が適している状況などのご紹介をしていきます。要点をおさえて、フロントシングル化に挑戦してみましょう。

記事の目次

  1. 1.フロントシングルとは?
  2. 2.フロントシングル化のメリット
  3. 3.フロントシングル化のデメリット
  4. 4.フロントシングル化の注意点
  5. 5.シングルフロント化をおすすめできる方
  6. 6.ロードバイクをフロントシングル化してみよう

フロントシングルとは?

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この記事では、フロントシングル化のロードバイクにおけるメリット・デメリットを解説していきます。ただ、そもそも、ロードバイクにおけるフロントシングル化というのはどういうものなのでしょうか?まずは、フロントシングルについての説明をしていきます。

通常のロードバイクの変速

出典: https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/duraace-9000/FC-9000.html

フロント2速変速が主流

普通のロードバイクのフロントギアの変速は2速変速に対応しています。フロントを2速変速に対応することで平坦な道から上り坂など幅広い範囲の状況に対応できています。また、フロントギアの変速を行うために、フロントディレイラーが取り付けられています。基本的に2速変速対応のフロントギアとフロントディレイラーはセットで取り付けられています。

フロントシングル化

出典: http://www.intermax.co.jp/products/sram/force1.html

フロント1速変速にする

フロントシングル化は言葉そのままの意味で、フロントギアを2速変速から1速変速に変更することをいいます。フロントギアを1速変速にすると、フロントのギア変速が必要なくなるので、おのずとフロントディレイラーも不要になります。そのため、フロントシングル化では、フロントギアを1枚とフロントディレイラーの2つを外すことができます。

フロントシングル化のメリット

フロントのギア変速を1速にしてしまうのがフロントシングル化ですが、どのようなメリットがあってギアを1速変速にするのでしょうか? フロントシングル化を行うメリットをご紹介します。

メリット①リアの変速だけに集中できる

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フロントシングル化していない普通のロードバイクではリアの変速に加えて、状況に応じてフロントの変速も行わなければいけません。しかし、フロントシングル化を行った場合はフロントの変速の必要がなくなるので、リアの変速にのみ集中することができます。いちいちフロントの変速を行わなくてもいいので、ストレスも軽減するでしょう。

メリット②チェーントラブルが少なくなる

フロントシングル化を行うと、チェーントラブルも少なくなります。フロント変速が2速変速では、フロント変速を行うときにチェーンが落ちてしまうリスクがあります。フロントシングルでは1速変速なのでフロント変速による変速が必要なく、チェーン落ちするリスクを大幅に少なくすることができます。

メリット③メンテナンス性が良くなる

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フロントギアが2速変速ではフロントギアの変速を行うディレイラーの調整が必要ですが、フロントシングル化を行うと、リア変速の変速調整のみで済むようになります。また、洗車を行ったりするときにも、フロントディレイラーやフロントギアが1枚なくなることで洗いやすくなります。このようにメンテナンス性の向上にもつながります。

メリット④軽量化につながる

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フロントシングル化を行うと、フロントギアが1枚少なくなって、フロントディレイラーを取り外せるので、ロードバイク自体の軽量化につながります。また、チェーンの長さもフロントギアが2速変速のときと比べると短くすることができるので、さらに軽量化につながります。さらには、フロントディレイラー分の金銭的なコストも抑えられる場合もあります。

メリット⑤見た目がすっきりとする

フロントシングル化では、フロントディレイラーやその周囲のワイヤーなどが不要になるので、全体的に見た目がすっきりとした自転車に仕上がります。特に、ワイヤーが内装されていない自転車であれば。ワイヤーがなくなることでハンドル周りの見た目がスタイリッシュになります。

フロントシングル化のデメリット

一見メリットが多くて魅力的なフロントシングル化ですが、デメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか? デメリットは少ないですが、全くないわけではありません。次にフロントシングル化を行う上でのデメリットのご紹介をします。

デメリット①ギアが足りなくなる可能性もある

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ロードバイクはフロント変速を2速変速にすることでさまざまな状況に対応できるようになっています。しかし、フロントシングル化を行うと、リアの変速だけに頼らないといけないので、状況によってはギアが足りなくなってしまうということも可能性としては考えられます。

デメリット②ギア比を計算して使う必要がある

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さまざまな状況下でフロントシングル化したロードバイクを乗っていくためには、ギアが足りなくならないようにギア比の計算も行う必要がります。適切なギア比を計算できればギアが足りなくなってしまうこともないですが、慣れていない間はどの程度のギア比がどのような環境に適しているか分かりにくいです。

デメリット③場合によっては軽量化の効果が薄れる

ギア比を計算して、上り坂にも対応できるようにスプロケットを大きいものに変更した場合には、スプロケットの重さが重くなってしまいます。そういった場合では、せっかくフロントディレイラーを外して、軽量化ができても、スプロケットの重さによって軽量化の効果が薄れてしまいます。

デメリット④パーツの買い替えが必要になる

新しい自転車でフロントシングル化を行うときは、フロントディレイラーなどを購入しなくてもいいため、コストを抑えられますが、今乗っているロードバイクをフロントシングル化するためには、クランクやチェーンリングの買い替えが必要になります。そういった場合には、新しくパーツを購入しなければいけません。

続いて、フロントシングル化の注意点やおすすめの方を紹介します

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フロントシングル化の注意点

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