東京都内・近郊のサイクリングロード6選！自転車で走れる場所は？

東京都内や近郊には多くのサイクリングロードがあります。その多くは河川に沿うようにコース取りがなされており、季節を問わず気持ちよく走れるコースばかりです。今回はおすすめのサイクリングロード6つとその周辺で楽しめるおすすめスポットをご紹介します。

まず最初に紹介するおすすめサイクリングロードは、一級河川荒川に沿って走る「荒川サイクリングロード」です。「荒サイ」という呼び名で親しまれる人気コースでもあります。荒川が東京湾にそそぐ江東区・江戸川区を起点に、埼玉県の武蔵丘陵森林公園までを結ぶロングコースで、およそ90kmあります。道幅が広くて心地よく走れる区間が多いですが、交通量の多さやたびたび現れる車止めには注意が必要です。

葛西臨海公園は、荒川サイクリングロードの起点付近にある公園です。園内の観覧車は東京湾や関東平野を一望できます。春には潮干狩りスポットとして賑わいます。園内には、珍しい水生生物やショーを楽しめる水族館「葛西臨海水族園」もあるので、自転車デートに組み込んでみてはいかがでしょうか。

赤羽にある公園で、国道17号の戸田橋よりやや下流の右岸側にあります。園内にある池には水鳥を始めとした水生生物がいます。春には桜の名所として賑わい、お花見ポタリングにもおすすめです。園内各所にベンチや、レジャーシートを広げられる芝生もあるので、お弁当を持って訪れてもよいでしょう。

「榎本牧場」は埼玉県上尾市にある牧場で、乳牛や豚、ウサギなどを飼育しています。ここのおすすめは、イタリアンジェラートです。夏の暑い日のライドの休憩で食べる冷たいジェラートは、まさにオアシスで、さらに場内では乳しぼりやバターづくり体験などができます。

多摩川サイクリングロードは、多摩川沿いを走るサイクリングコースです。起点となる羽田の多摩川河口から終点の羽村までを結ぶ自転車道を総称して「多摩川サイクリングロード」「多摩サイ」と呼ばれています。多くの幹線道路や鉄道各線と交差する箇所が多く、アクセスのよさもあるため人気の高いサイクリングコースです。休日はサイクリストやランナーが特に多いコースなので、安全に注意して走るよう心がけてください。

目の前で離着陸する旅客機は、その大きさや轟音が大迫力です。夕方には、夕日に染まる旅客機と、空港の照明や東京湾内の夜景の美しさに息を飲むことでしょう。風向きや天気によって、離着陸の方向が変わるので、事前に調べておくことをおすすめします。

武蔵阿蘇神社は羽村市にある神社で、多摩川サイクリングロードの終点に位置しています。境内には樹齢1000年ともいわれるご神木の椎の木があり、その大きさと偉大さに圧倒されることでしょう。羽田にある羽田神社や、そのほか道中にある寺社仏閣を訪れる御朱印巡りポタリングにもおすすめです。

「CROSS COFFEE」は東京都稲城市にあるカフェです。軒先にはスポーツバイクを駐輪できる自転車ラックがある、サイクリスト向けのお店です。道中の疲れを癒す美味しいコーヒーやスイーツのか、サイクルアイテムの販売も行っています。カフェ巡りポタリングなら、はずせない場所でしょう。

江戸川サイクリングロードは、千葉県の舞浜を起点に、千葉県と東京都・埼玉県の境を走る自転車道です。総延長は64㎞あり、終点はそのまま利根川サイクリングロードに繋がっているので、100km越えの超ロングライドに挑戦することもできます。また、葛西臨海公園の東岸を起点に旧江戸川を通るルートもあります。

「寅さん記念館」は東京都葛飾区にある施設で「男はつらいよ」の寅さんの記念館です。館内には撮影に使われたセットや、劇中に登場する家屋のジオラマなどが展示されています。ファンはもちろん、寅さん映画を見たことがない方でも楽しめるスポットです。

矢切の渡しは、東京都の柴又から千葉県側を結ぶ渡し舟です。江戸時代初期から続く渡し舟で、木造舟を船頭さんが熟練の技で操船します。大人200円の安価で渡し舟を体験でき、休日には観光客が多く訪れる観光名所です。ちょっと自転車を置いて、東京スカイツリーを眺めながら川の流れに癒されるのはいかがでしょうか。