「尾根幹」とは?ロードレーサーの聖地ともいわれるコースをご紹介!

「尾根幹」とは?ロードレーサーの聖地ともいわれるコースをご紹介!

首都圏の自転車好きがこぞって集まる南多摩の名サイクリングコースである尾根幹線。2020年の東京オリンピックのロードレースのコースにも選ばれ、ロードレーサーの聖地です。尾根幹線で、ロードバイクで走りたいコースを紹介!尾根幹線でロードバイクデビューしよう!

記事の目次

  1. 1.尾根幹とは
  2. 2.尾根幹線サイクリングコース①
  3. 3.尾根幹線サイクリングコース②
  4. 4.尾根幹線のグルメ
  5. 5.尾根幹線へのアクセス
  6. 6.尾根幹線ルートからつながっている峠
  7. 7.まとめ

尾根幹とは

南多摩の誇るサイクリングコース

尾根幹とは、町田市から多摩川に沿って稲城市までのコースの通称で、正式名称は「南多摩尾根幹線道路」です。一般道ではあるのですが、路肩が広いため、南多摩のサイクリングコースの中でも、ロードバイクを買ったばかりの初心者のヒルクライムデビューコースとしてちょうどいいコースでもあり、プロも走る南多摩で有数のサイクリングルートです。総距離は12.1km、標高差は110mで、アップダウンに富んだコースです。

尾根幹線サイクリングコース①

コース①稲城から町田へ

稲城をスタートとして、町田に到達する尾根幹線のサイクリングコースは、首都圏の自転車練習コースとして人気です。基本的にまっすぐなので、地図を気にしなくていいところも人気の理由です。比較的信号は少ないのですが、アップダウンの谷間に設置されていることが多いので、赤信号に捕まってダウンヒルの勢いがなくなってしまえば、助走なしで坂を上っていかなければならなくなります。

スタートの集合場所はローソンで

尾根幹の集合場所としてよく使われるのが、稲城市の矢野口交差点にあるコンビニエンスストアの「ローソン」です。ここのローソンは、駐輪スペースが広いため、集合しやすい場所になっています。合わせて、飲み物や食べ物の最終調達ができるのも、集合場所として選ばれる理由です。

一つ目の坂

ローソンを出発して、坂を登りはじめ、少し緩くなると最初の信号があります。この信号を超えた後は、直線の坂を1.5kmほど登っていきます。ここはまだギアをアウターで登っていきましょう。緩やかな右カーブの下り坂では、下りのスピードに乗ってぐんぐん進んでいきましょう。

二つ目の坂 バーミヤン坂

次は前方にファミリーレストランのバーミヤンが見えてきます。二つ目の坂は、バーミヤンの前にあるので、通称「バーミヤン坂」と呼ばれています。バーミヤン坂は、500mほどの短い坂ですが、勾配6%程度あります。ここでギアを落としてしまうと、スピードが落ちてしまうので、タイムを縮めたいのであれば、ギアを軽くしすぎずに進んでいきましょう。

アップダウンの連続区間

出典:https://pixabay.com/ja/

バーミヤン坂からの長めの坂を下りきると、次はアップダウンが連続する区間が5km程度続きます。タイムを気にするのであれば、ここは多少無理をしてでも、坂で勢い付いたスピードを殺さないように維持していくことがポイントです。

大妻女子大のヒルクライム

アップダウンの連続区間で最後の長めの坂を下った後は、大妻女子大前の600m程度のヒルクライムがあります。大妻女子大の辺りは、春は沿道のツツジが、秋には紅葉がキレイで季節感があります。横目で景色を楽しみながら、登っていきましょう。

ぐりーんうぉーく多摩前のヒルクライム

大妻女子大のヒルクライムの後は、しばらく平坦が続きます。そのあとは坂を下り、巨大複合施設である「ぐりーんうぉーく多摩」の前に500mの最後の坂があります。ここが尾根幹線の最後の坂です。坂を下るときについたスピードを上手につかって、登り切りましょう。

ラストの直線

出典:https://pixabay.com/ja/

ぐりーんうぉーく多摩前のヒルクライムを登りきると、最後は直線です。道幅が広くなりますが、交通量は多くないので、猛スピードで走りぬけることができます。トンネルの手前までが、尾根幹のサイクリングコースになっています。これまでのアップダウンを乗り越えてからの直線をロードバイクで一気に走り抜けるのはとても心地が良いです。

尾根幹線サイクリングコース②

コース②小山田周回コース

多摩川沿いの同じルートを往復するだけではなく、違うルートをとって周回するルートです。Instagramの地図のコースが小山田周回コースという一般的な周回のルートですが、行きと帰りで同じ道だと飽きてしまう人にはおすすめです。周回できれば基本的にはどのルートでも大丈夫なので、自分で地図を見て、周回できそうなルートを見つけてみましょう。

次は、「尾根幹線のグルメ」と「尾根幹線から繋がる峠」を紹介!

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尾根幹線のグルメ

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