「椿ライン」ってどんな道路?箱根ある有名な道の概要をご紹介!

「椿ライン」ってどんな道路?箱根ある有名な道の概要をご紹介!

椿ラインは、神奈川県の湯河原町と箱根町の間にある、景色が綺麗なワインディングロードで、自転車でも走りやすいロケーションとなっています。今回の記事では、椿ラインの場所や名前の由来、魅力や自転車で走る際の注意点、危険な車の取り締まり状態などを紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.椿ラインとは
  2. 2.椿ラインの魅力
  3. 3.椿ラインを走るときの注意点
  4. 4.まとめ

椿ラインとは

場所

椿ラインは湯河原~箱根の間にある

神奈川県の湯河原町と箱根町の間にある県道75号湯河原箱根仙石原線のうち、温泉街から山道の入り口から箱根関所南交差点までが椿ラインと呼ばれている道路です。直線距離なら3km程度しかないのですが、とても曲がりくねったワインディングロードなので、その全長は13km程度になります。

名前の由来

フリー写真素材ぱくたそ

道沿いに咲いているたくさんの椿

椿ラインはその名前があらわしている通り、道沿いにたくさんの椿が咲いています。椿ラインは平成6年度に「かながわ花の名所100選」という花の名所の指定を受けているほどで、満開の時期になるとおよそ5,000本の椿が咲いている道の中で、サイクリングなどを楽しむことができます。

椿ラインの魅力

景色

椿のある景色

Photo byNennieinszweidrei

椿ラインの魅力は景色にあると言えるでしょう。特に名前の由来でもある椿が満開の時期に走りに行くと相模湾や伊豆の島を遠めに見つつ、真っ赤な椿に囲まれた絶景を見ることができます。自転車でなら、途中で休憩がてら景色を眺めたり、風を感じながら景色を楽しむこともできます。

絶景大観山

椿ラインの終着点には大観山があります。ここでは天気がよければと言う条件はつきますが、芦ノ湖と富士山を眺めることもできます。また、大観山の山頂にはスカイラウンジがあるので、食事や水分補給などもすることができるので、椿ラインをサイクリングする際には是非ゴールとして設定することをオススメしたいスポットです。

走りやすさ

Photo by Robert Thomson

勾配はきつくない

椿ラインの平均斜度は大体5パーセントくらいなので、自転車の初心者であっても比較的走りやすいコースとなっています。途中で一部7パーセントくらいまできつくなるところもありますが、全体的には緩やかな上り坂が続いています。距離はあるので、無理のないペース配分を心がけましょう。

舗装されている

道がしっかりと舗装されている点も椿ラインが走りやすいと言えるポイントです。また、舗装の状態も良いところが多いため、ハンドルなどを取られてしまう危険性が少ないのが特に初心者でもオススメとなるポイントです。とはいえ落ち葉などで滑ってしまうこともあるので、そこには十分注意する必要があります。

椿ラインを走るときの注意点

スピードを出す車も多い

Photo byOpenClipart-Vectors

椿ラインは車やバイクがたくさん走っているわけではないのですが、その分スピードを出して走っている方も多いようです。取り締まりが昔より厳しくなっているので少なくはなっていますが、走り屋が走っていることもあります。できるだけ端の方を走ったほうが安全です。毎回ではないですが警察がスピード違反の取り締まりをしている場合もあります。

見通し

カーブが多い

Photo by ume-y

とてもカーブが多く、見通しはかなり悪い区間が多いです。スピードを出してカーブに突っ込んできたり、ドリフトのようなことをしている危険な車やバイクが来ないとも限らないので十分に警戒をしてください。自転車で疲れてくると周りが見えなくなることがあるので、この手の運転者の取り締まりについてはもっと厳しくして欲しいところです。

まとめ

Photo byJarkkoManty

椿ラインは、春には椿を、それ以外の季節であっても絶景や自然を楽しめる魅力的なロケーションです。また、とても走りやすい道なので自転車初心者の方でも手軽に挑戦することができます。週末にちょっと自然が綺麗な場所に自転車で出かけたいという時に行ってみることをオススメします。自転車専用道路ではないので車には十分気をつけて是非楽しんでください。

koba8492
ライター

koba8492

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