ろんぐらいだぁす！の聖地をご紹介！引地川・境川・飯田牧場など！

ろんぐらいだぁす！は、自転車初心者の女子大生が、実際にある関東地方のサイクリングロードを中心に、サイクリングの楽しさや厳しさを体感する漫画で、アニメ化もされています。神奈川県大和市のつきみ野が舞台です。なお、アニメでは、つきみ野ではなく、「ほしみ野」として、登場しています。ろんぐらいだぁすに出ていた実際のサイクリングロードを聖地巡礼する人も多く、この記事では、聖地となったコースを紹介していきます。

アニメや漫画で見ていた景色が実際にあって、そこを登場人物と同じようにサイクリングするなんて素敵だと思いませんか？ろんぐらいだぁすは、実際の景色を詳細に描写している部分が多いので、アニメや漫画の景色と見比べるのも楽しいでしょう。つきみ野駅とほしみの駅の違いなどのように実際とアニメの中で違うポイントを見つけるのも、聖地巡礼の醍醐味です。ぜひろんぐらいだぁすを読み直してから、聖地巡礼に繰り出しましょう。

境川サイクリングコースは、ろんぐらいだぁすの第1話に登場し、倉田亜美がハンガーノックになったコースです。国道246号から江ノ島入口までがコースで、総距離は24.5km。ほとんど平坦なルートなので、初心者でも快適に走ることができます。第1話では、大和橋より北にある境川水道橋がスタート地点でした。緑豊かな境川遊水地公園や飯田牧場、江ノ島などの風景も気軽に楽しむことができる初心者でも安心なルートです。

境川遊水地公園は、令和元年7月にオープンした県立公園で、自然豊で、水生生物の観察などができるビオトープもあります。鳥の棲み処にもなっているので、バードウォッチングも可能です。また、噴水もあるので、暑い日にはここで涼むのもありです。サイクルスタンドもあり、お弁当を持ってきてここで食べたりと、ゆっくり休憩することもできます。

飯田牧場では、飯田牧場でとれた新鮮な牛乳を使ったアイスを食べることができます。大きな駐輪場もあるため、境川サイクリングロードを走る多くのサイクリストがここに立ち寄ります。ハンガーノックにならないように、ここで糖分を摂取しましょう。開店時間内でもアイスが売り切れることがあるようなので、早めの時間に行くことをおすすめします。

江ノ島は、言わずと知れた観光名所です。ろんぐらいだぁすの舞台が神奈川県なので、よく登場するスポットでもあります。由比ヶ浜海岸や稲村ヶ崎など、景色抜群のサイクリングロードです。レンタサイクルができるお店がたくさんあるので、自転車を持っていない人も、江ノ島沿いの海岸で聖地巡りができます。

引地川サイクリングロードは、境川のサイクリングロードが途切れた場所から西へ行ったところにあるサイクリングロードです。整備中であったり、工事中の場合が多く、あまり利用されませんが、引地川親水公園より下流は繋がっており、道は細いですが、境川サイクリングロードよりも空いているので、快適なサイクリングコースです。

三浦半島一周コースは、ろんぐらいだぁすで、初のロングライドに挑戦した、コースです。アニメでは、京急電鉄の浦賀駅まで輪行し、江ノ島がゴールでした。神奈川県南東部にある三浦半島の一周コースは、首都圏から近く、車もそれほど多くなく、海沿いを走れるということで、とても人気のサイクリングルートです。ろんぐらいだぁすの聖地を巡りつつ、観光地も巡りましょう！

三浦半島を一周する過程で通るであろうポイントの8か所にマイルストーンが配置され、一種のチェックポイントになっています。マイルストーンは、ツツジやヨットの形など、場所によって形が違い、記念撮影ができます。マイルストーンが置かれている場所には、ロードバイク用の自転車ラックや展望デッキがあり、休憩にもぴったりです。

江ノ電は、江ノ島の象徴とも言えます。鎌倉高校前は、海と江ノ電の両方が望める撮影スポットです。ここで休憩がてら江ノ電が通るのを待ってみましょう。

相模湾ゾーンというエリアでは、江ノ島がある相模湾を再現した巨大な水槽があります。クラゲファンタジーホールも新江ノ島水族館の目玉ポイント。球型の水槽は、クラゲを幻想的でロマンチックに演出しています。

ロードバイクに目覚め、チーム・フォルトゥーナを結成し、長野県で開催される100マイル（160キロ）を走破するセンチュリーライドに出場し、なんとか完走するというストーリーもありました。長野県は山が多く、ヒルクライマーにとっては聖地になっています。碓氷峠や乗鞍岳という難関の激坂に果敢に挑み、一歩一歩成長していく姿に、難関に挑戦する素晴らしさに気付かされます。

ろんぐらいだぁすの第7巻で、夏休みの自転車合宿先だった木崎湖は、夏は、キャンプ場として人気があります。木崎湖は、小さな湖で、20分もあれば自転車で一周できてしまいます。「おねがい☆ティーチャー」というアニメの舞台でもあります。自転車合宿で亜美たちが登った山もご紹介します。

木崎湖のキャンプ場のすぐ近くの道から小熊山へいくことができます。総距離は7km程度です。平均勾配は、6%程度で、場所によっては結構急な箇所もあります。頂上では木崎湖が見下ろせ、良い眺めです。初心者でも登頂可能なレベルなので、木崎湖と小熊山の2つの聖地を制覇してみては？

国道406号線を進み、木崎湖から青木湖を越えたところにある嶺方峠は、木崎湖からは少し距離がありますが、行けない距離ではありません。実は、嶺方峠は旧称で、現在は、白沢峠が正しいようです。嶺方峠の見どころは、北アルプスの山々の雄大な眺望です。初春の時期など、少し雪が被っている時期に行くと、なお一層きれいな景色を拝めます。

ろんぐらいだぁすの第8～9巻で、江の島から直江津までの日本横断のルートの途中で挑戦した碓氷峠は、総距離14km、標高差600mですが、平均斜度4％と、初心者向けのヒルクライムコースです。道中には、碓氷湖や、めがね橋、廃線になった鉄道遺構などの観光スポットもあり、楽しめるサイクリングコースです。

ろんぐらいだぁすの第8巻で、亜美が今までの経験を活かして、なんとか乗鞍の急坂をクリアしようとする姿に感動した人も多いのではないでしょうか。乗鞍岳は、自転車乗りにとっては、ヒルクライムの聖地です。ロードバイクで舗装路を走れる日本の最高地点で、標高は2700mにもなります。山の麓と頂上では、温度差が大きく、山特有の天候の変わりやすさもあり、防寒対策の装備は必須です。

ろんぐらいだぁすを読み直したくなってきたのでないですか？乗鞍岳や碓氷峠は難易度が高いかもしれませんが、境川や引地川サイクリングロードは初心者向けです。ロードバイクを持っている人はさぁ、聖地巡礼に行きましょう！ロードバイクを持っていない人も、この機会にロードバイクの趣味を始めてみませんか？