自転車で四国一周のすすめ!1000kmの代表的なルートや注意点を紹介!

自転車で四国一周のすすめ!1000kmの代表的なルートや注意点を紹介!

近年、日本各地でサイクリングルートが整備され増えています。そんな中で、自然とグルメが楽しめると自転車での四国一周が人気です。四国一周を自転車でぐるっと回ると約1000km、ローカルの魅力を味わいながらのサイクリングを楽しんでみませんか。

記事の目次

  1. 1.自転車で四国一周へ出掛けよう
  2. 2.四国一周サイクリングの魅力
  3. 3.四国一周サイクリングルート詳細
  4. 4.自転車四国一周1000kmへのチャレンジプロジェクト
  5. 5.四国一周サイクリングのホテルや宿情報
  6. 6.自転車で四国一周する際の注意点
  7. 7.まとめ

自転車で四国一周へ出掛けよう

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今、自転車に注目が集まっている

近年、地球環境にやさしい乗り物として自転車が見直されています。また、健康志向の高まりもあり、体への負担の少ない運動としてもサイクリングに注目が集まっています。運動不足の解消目的に、自転車通勤を始めたという人も少なくないのではないでしょうか。

自転車を取り巻く環境が変化

こういったことから、国や各地の自治体でも自転車に対する認識が変化してきています。新しく自転車専用レーンを設けたり、車道に自転車レーンを設置するなど、日本各地で自転車が走りやすい環境の整備が進んでいます。

「サイクルツーリズム」が盛んに

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また、長距離にわたるサイクリングルートを設けることにより、県内外からのサイクリストを呼び込んで「町おこし」や地域活性化を図っている自治体がたくさんあります。こういった取り組みは「サイクルツーリズム」といわれ、今や日本各地で増え続けています。

四国をロードバイクで疾走!

たとえば、瀬戸内の「しまなみ海道」や滋賀県琵琶湖一周の「ビワイチ」、静岡県浜名湖一周の「ハマイチ」、兵庫県淡路島一周の「アワイチ」など数多く挙げられます。四国一周もそのうちのひとつです。四国一周、通称「シコイチ」は自然や景色、ノスタルジックな街並み、グルメなどが楽しめるサイクリングコースとして人気があります。

ロードバイクもママチャリもOK

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こういったコースのサイクリングはロードバイクなどのスポーツバイクだけの楽しみと思っている人も少なくないようですが、普通の自転車でもOKです。ロードバイクで海岸線などを疾走するのもいいですが、ママチャリでゆったりと美しい景色を眺めたり、地元の人との出会いを楽しんだり、美味しいグルメを味わうのもサイクリング旅の醍醐味です。

四国一周サイクリングの魅力

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愛媛県自転車新文化推進協会が主催する、愛媛県、香川県、高知県、徳島県の4県にまたがる四国一周サイクリングは、すべて廻ると約1000kmにも及びます。そんな四国一周サイクリングの魅力をチェックしてみましょう。

魅力①台湾一周と同じ距離

台湾は自転車王国として有名です。そんな台湾においては自転車での国内一周を「還島(ホァンダオ)」と呼ばれ人気です。日本から「還島」に訪れるライダーも少なくありません。実は台湾一周の距離は約1000kmで、四国一周とほぼ同じです。日本に居ながらにして、台湾一周サイクリングの距離を体験できるというわけです。

魅力②各県の持つ独自の景色や文化

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四国一周といっても、それぞれの県によって景色や文化、さらには気候も異なります。瀬戸内海側を走るときと太平洋側を走るときでは、印象も変わるでしょう。四国4県それぞれのバラエティの豊かさを感じながらサイクリングができるので、1000kmという長い距離であっても飽きさせることはありません。

魅力③出会いやおもてなしに触れる

四国というと「四国八十八か所お遍路巡礼」を思い浮かべる人も多いでしょう。四国ではお遍路さんへの「お接待」や「おもてなし」といった精神が根付いています。地元の人たちとの出会いやコミュニケーションも地方サイクリングの魅力ですが、出会いを大切にする四国の人たちにと触れ合う四国一周ならさらに実感できるでしょう。

四国一周サイクリングルート詳細

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ただ単にロードバイクで1000kmを走るだけでは、せっかくの四国の景色や文化、グルメなどの魅力を味わうのは難しいですし、地元の人との出会いなども期待できないでしょう。主催者側によって11日間に分けて完走するモデルルートが設定されているので、予定作成の参考にしてみてください。

「シコイチ」は松山からがおすすめ

「シコイチ」のスタート地点は特に決まっていませんが、空港が近いなど交通の便のよさや自転車を解体せずにそのまま持ち込んで乗車できる列車やバスが運行されるなど、サイクリストに優しい愛媛県松山市からがおすすめです。

モデルルート1日目:松山~今治

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走行距離は47.1km、獲得標高214mです。休憩ポイントとして、ルート上に1か所道の駅があります。今治市内には「GIANT STORE今治」があるので、ロードバイクのトラブルなどの際には利用するのもいいでしょう。

モデルルート2日目:今治~観音寺

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距離は99.7km、獲得標高419mで、休憩ポイントとしてルート上の途中に3か所道の駅があるほか、ルートを少し離れても3か所の道の駅があるので、ゆっくり休憩をとりながら走ることができます。

モデルルート3日目:観音寺~高松

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距離は65.2km、獲得標高346mで、ルート上に2か所の道の駅があります。瀬戸中央自動車道がルートとつながっているので、途中からのアクセスや参加も容易です。

モデルルート4日目:高松~徳島

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距離は96.4km、獲得標高542m、休憩ポイントとしての道の駅は2か所しかありませんが、おすすめの食事処などがルート上に点在しています。

モデルルート5日目:徳島~穴喰

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距離は91.3km、獲得標高609m、ルート上に道の駅が3か所、少し離れた場所にも4か所あるので、休憩には困らないでしょう。

モデルルート6日目:穴喰~室戸岬~高知

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距離は130.2kmとモデルコースの中で最長で獲得標高は518kmです。穴喰から室戸岬までは休憩ポイントとしての道の駅がないので要注意ですが、それ以降は4か所が点在しているのでうまく休憩をとりながら走ることができるでしょう。

モデルコース7日目:高知~土佐久礼

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距離は58.6kmとモデルルート上最短、獲得標高は515mなので、前日の長距離ライドのリカバーにもってこいです。道の駅は1か所ですが、食事処などが2か所あります。

モデルルート8日目:土佐久礼~中村

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距離は106.7kmと長く獲得標高は981mですが、途中4か所の道の駅や2か所の休憩スポットがあります。

モデルルート9日目:中村~足摺~大月

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距離は97.6kmで獲得標高1162m、道の駅も1か所しかありませんが、「海の駅あしずりジョン万次郎資料館」に立ち寄ったり「足摺黒潮市場」で海の幸を味わうのもいいでしょう。

モデルルート10日目:大月~宇和島

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距離は75.8kmで獲得標高773m、ルート上に道の駅が5か所、その他にも休憩スポットが点在しています。

モデルルート11日目:宇和島~松山

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距離は105.6km、獲得標高は800m、道の駅はルート上に4か所、ルートを離れた場所にもたくさん存在しています。

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