自転車のクランクってどこの部分?その役割や種類や選び方を解説!

自転車のクランクってどこの部分?その役割や種類や選び方を解説!

クランクが、自転車のどこに使われているパーツか知っていますか? クランクは、自転車の部品としてはあまりカスタマイズされない部分ではありますが、自転車のペダリングに重要な役割を持つパーツです。クランクの種類や選び方、そして交換方法までご紹介します。

記事の目次

  1. 1.自転車に使われているクランクの役割とは
  2. 2.自転車に使われるクランクの選び方
  3. 3.自転車のクランクの種類
  4. 4.おすすめの自転車のクランク
  5. 5.自転車のクランクの交換方法
  6. 6.まとめ

自転車に使われているクランクの役割とは

Photo by Sig.

クランクとは、チェーンの近くにある部品で漕ぐたびに回転している部分です。左右のクランクは、ペダルを取り付ける柄のパーツです。右のクランクは、スプロケットとセットになっています。自転車の推進力を生み出す上で、重要な役割を果たしています。

自転車に使われるクランクの選び方

Photo byijmaki

クランクを買う時には、クランクアームとチェーンリングを別々で買って自分で組み合わせるか、あらかじめクランクアームとチェーンリングがセットになっているクランクセットを買うか、の2パターンです。クランクを選ぶ時のポイントは3つあります。そのポイントをそれぞれ説明していきましょう。

クランクの選び方①長さ

クランクは、ペダルをつける部分なので、クランクの長さが合っていないと、自転車が漕ぎにくい状態になり、膝を痛めてしまったりする可能性があります。165m,170mm,172.5mm,175mmの規格があり、短いクランクにすると、膝や関節部分への負担軽減が期待できます。逆に、長いクランクにすると、ヒルクライムの時に体重をペダルにかけやすくなり、登りが楽になります。

クランクの長さの選び方

  • 基本的には、自分の身長の1/10の長さのクランクを選ぶといいです。ただし、ロードバイクの初心者の場合は、1/10の長さのものよりも5mm程度短いクランクを選んだ方が、漕ぎやすいです。

クランクの選び方②軽量化

やはり、自転車のパーツは、軽量化が重要です。頑丈さも大切ですが、速さを求める以上、軽量なクランクの中から選んでみてもいいでしょう。

クランクの選び方③性能

今までのものもJIS基準に沿った範囲内のものを使用していましたが、漕いだ際の力分散が少なくなるよう、より振れ精度の高いメーカーのものへと変更するといいでしょう。

クランクの選び方④歯数

フリー写真素材ぱくたそ

クランクとセットになっていることが多いチェーンリングの選び方ともいえるのですが、歯数が多いとギアが重くなり、歯数が少ないとギアが軽くなります。ギア比の調整はクランクではなく、スプロケットですることがおすすめです。

コンパクトクランク

エントリーグレードのロードバイクには、歯数が50-34のコンパクトクランクが使われていることが多いです。小柄な人にもこのタイプのクランクがおすすめです。

ノーマルクランク

歯数が53-39で、ギアは、コンパクトクランクよりも重くなりますが、ギアを少し大きく変えることができるため、レース中に素早く変速することができます。

セミコンパクトクランク

歯数が52-36で、変速も素早くでき、坂道を登る時にも軽く登ることができる最もバランスのとれたクランクです。ミドルグレード以上のロードバイクなら、セミコンパクトクランクがおすすめです。

自転車のクランクの種類

クランクには、穴の形状によって、いくつか種類があります。現在出回っているものは、紹介する上の2つですが、今お持ちの自転車に使われている可能性があるので、古い種類のクランクも紹介します。クランクを交換する時に参考にしてみてください。

クランクの種類①コッタレスクランク

ロードバイクからママチャリまで、大半の自転車に使われているオーソドックスな種類のクランクです。穴の片方が四角になっており、クランクを裏側から覗いて、ボトムブラケットの軸が四角であれば、コッタレスクランクを使用していると判断できます。よく出回っているので、ボトムブラケットの長さをカスタマイズセットすることも簡単です。ただ、重量は、他のクランクと比べて重たいです。

クランクの種類②ホローテッククランク

シマノが製作しており、ボトムブラケットの軸がなくなり、片方の穴に中空シャフトが付けられているのが特徴のクランクです。ミドルグレード以上のロードバイクやマウンテンバイクに採用されています。

クランクの種類③ISISクランク

10個の切り込みが入っていることが特徴のクランクです。現在は、ホローテックタイプという形式に変わってはいますが、入門クラスのロードバイクの完成車に使用されていることが多いです。シマノ以外の会社で採用されていました。

クランクの種類④オクタリンククランク

8個の切り込みが入っていることが特徴のクランクです。こちらも、現在はホローテックタイプという形式に変わっています。シマノが採用していたタイプのクランクで、古いロードバイクに取り付けられていることがあります。

おすすめの自転車のクランク

さまざまな会社がクランクを発売しているので、おすすめのクランクを紹介します。初心者の方には、クランクの長さが短いものがおすすめです。ギア比が軽めに設計されているため、ペダリングが軽く、クライミングもやりやすいです。

おすすめのクランク①シマノ 105 FC-R7000

SHIMANO/シマノ 105 ホローテックII クランクセット FC-R7000 シルバー 50×34T 165mm 11S IFCR7000AX04S 自転車 コンポーネント

参考価格: 13,696円

出典: 楽天
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楽天13,696円

やはり最大大手の自転車パーツメーカーであるシマノのクランクは、価格帯も手が届きやすく、おすすめです。クランクの長さを選ぶことができるので、低身長の方も使うことができます。コンポーネントは、シマノのパーツであることが多いので、クランクがシマノでない場合は、コンポーネント全てをシマノで統一すると、ベストな変速性能で使うことができます。

おすすめのクランク②Sugino(スギノ) Mighty Tour 901D

SUGINO(スギノ) MIGHTY TOUR 901D (マイティーツアー901D) シルバー CBBAL-110 BB付属 [クランク] [ロードバイク] [チェーンホイール] [PCD110]

参考価格: 49,115円

出典: 楽天
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Mighty Tour 901Dは、クラシックなデザインのシルバーのクランクです。外観がかっこよく、それでいて性能も優れています。ただ、他に紹介したクランクほどクランクの長さのラインナップはありません。

おすすめのクランク③DIXNA(ディズナ) ラ・クランク 47×31T BBなし

【ポイント3倍】DIXNA(ディズナ) ラ・クランク 47×31T BBなし 10/11段対応 ブラック 162.5mm ブラック 162.5mm

参考価格: 26,838円

出典: 楽天
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楽天26,838円

ラ・クランク 47×31Tは、日本のパーツメーカーが日本人の体格に合わせて作ったクランクです。しっくりくる長さのクランクが見つけられない、という方は、ぜひ一度DIXNAのクランクを試してみてください。クランクの長さはたくさんラインナップされており、子どもから大人まで使うことのできるクランクです。

おすすめのクランク④FSA SL-K LIGHT

fsa エフエスエー 自転車 自転車の部品 クランク fsa sl-k-light-abs

参考価格: 72,900円

出典: 楽天
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FSA SL-K LIGHTは、あらゆるメーカーのロードバイクに使うことのできるクランクです。中空構造で、エアロダイナミクスが意識されており、カーボン製なので軽量であることもポイントの高いクランクです。

続いて、自転車のクランクの交換方法を紹介!

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自転車のクランクの交換方法

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