【女子中学生向け】初めての自転車選びのポイント5選！

通学用は「通学用モデル」から購入するのが一般的で、通学用以外はシティサイクルを購入する人がほとんどです。ここでは通学用モデルとシティサイクルの特徴を解説します。また、人と違った自転車に乗りたい中学生のために、おしゃれな街乗り自転車として「ミニベロ」についても紹介します。

通学で使用する場合は、校則で指定された条件を満たした自転車を選ぶ必要があります。「通学用モデル」は、必要な条件を全て満たしているので、そのままで乗っても問題ありません。仮にシティサイクルを通学用に使用すると、前カゴなどの装備条件を満たしていない、色も派手過ぎるとの理由で許可されない可能性があります。

普段使いの自転車として購入するのはシティサイクルが一般的で、ご家庭にも多い自転車です。通学用モデルと比べてデザイン、カラーとも多彩で、女の子向けの自転車も多く発売されています。価格は通学用モデルよりも安く、量販店では2万円台で販売されている自転車もあります。

ホイールのサイズが20インチ以下の大人用の自転車を「ミニベロ（小径車）」と呼びます。比較的に低い身長でも対応しているモデルもあることから、中学生でも十分乗ることが出来ます。人と違ったおしゃれで、スタイリッシュな自転車に乗りたい人におすすめです。

自転車はタイヤが回転して前に進めばよいというわけではなく、荷物を運ぶこともあれば、長い距離を走ることもあります。大切なのは安全に、快適に走れる自転車であることです。購入してから後悔しないように、自転車に取り付ける装備を事前に知っておくことも必要です。

中学生にもなると何かと荷物が増えるものです。荷物の運搬に便利な前カゴ付きを選ぶのが無難です。また、重くて大きい荷物は前カゴに置くとハンドルが不安定になり危険なので、後ろに荷台がついた自転車を選べば安心です。特に通学用自転車については、前カゴと荷台つきであることが校則で定められている場合も多いです。

LEDライトの自動点灯タイプがおすすめです。昔ながらのダイナモ発電のライトは、走行中タイヤが重くなるのでとても疲れます。その点で、LEDライトはホイールの軸に発電機が組み込まれていて、走行中重くなることはありません。点灯と消灯の操作が不要なLEDの自動点灯タイプがおすすめです。

変速機は内装3段と外装5段の2種類があります。内装3段とは3段ギア、外装5段は5段ギアのことです。普段使いであれば内装3段で十分ですが、自転車を使う機会が多く、上り坂が多いコースを走る人は外装5段にすれば楽に走ることができます。起伏のある通学路の場合は、変速機付きの自転車がおすすめです。

長く自転車に乗っているとブレーキをかけたときに「キキー！！」と大きな音が鳴ることがあります。ブレーキの劣化から起こる音で、制動力（止まる力）にも関わるため、購入時には「ローラーブレーキ」と呼ばれる、制動時に大きな音が鳴らないブレーキをつけた自転車を選ぶのがおすすめです。現在では、有名メーカーの自転車であればほとんどローラーブレーキですが、店員さんに確認してから購入すれば間違いありません。

パンクはいちばん多い自転車トラブルです。パンクすると走行が難しくなり、近くに修理できる自転車ショップがなければ、車で回収に来てもらうか、ひたすら押して歩くはめになります。パンクのリスクを減らすためにも、耐パンクタイヤを採用した自転車を選ぶのがおすすめです。

自転車のスタンドは「片足タイプ」と「両足タイプ」の2種類があります。通学で使用する場合は、安定性がよい両足スタンドを選びましょう。片足スタンドは少し触っただけで倒れてしまうので、駐輪場でドミノ倒しになる可能性があります。倒れにくい両足スタンドであれば安心です。通学用では両足スタンドを指定している学校がほとんどです。

量販店では価格が2万円台の安い自転車も販売されています。自転車に乗る機会も少なく、近所の買い物くらいであれば、安い自転車でも問題ありません。しかし、中学生になると行動範囲も広くなり、自転車に乗る機会も増えるので、品質が高い自転車を購入するのが正しい選び方といえます。ここからは、女子中学生向けのおすすめ自転車を紹介していきましょう。

使用目的が通学用か普段使いかで、選ぶ自転車が違ってきます。通学用であれば、装備が充実した自転車が必要となりますが、近所に買い物に行くだけの自転車であれば、自由に選ぶことが出来ます。しかし、用途は違っても、安全に乗るための装備はみな共通です。安全を第一に考えて、ライフスタイルにあった自転車を選びましょう。