自転車ナビとは
ひと昔前であれば自転車で遠出する際、出発前に地図で確認したり、看板や通りかかりの人に道を尋ねて目的地まで走っていました。しかし、現在では目的地を設定するだけで自動的にナビゲーションを行ってくれるアプリ等が開発されたためスムーズに目的地に到着するためには必要不可欠なアイテムとなっています。
どんな自転車ナビがおすすめか
自転車ナビといってもさまざまなタイプがあります。基本的にどのアプリも目的地を設定するだけで、時間や距離、道順を自動的にナビゲーションしてくれる点では特に大きな違いはありませんが、有料か無料か、とにかく最短ルートを案内しようとする、坂道などしんどい道を回避してくれたりとナビによって色々な特徴があるので自分にあった物を探すのがよいでしょう。
おすすめ自転車ナビ4選
おすすめ自転車ナビ①Googleマップ
グーグルが開発したナビです。マップ上のお店の情報をユーザーが書き込みできる機能もあるため、行く前に現地の情報を調べることが出来るのが便利です。ナビゲーションは基本的に最短ルートで選択してくれますが、それ故に変なタイミングで細い脇道に案内されたりもするので、あらかじめルートを確認しておくとよいです。また、日本版はなぜか自転車モードがないため、歩行者モードで代用できますが、階段がある道に案内される事もあるため、基本的に大通りを走るようにランドマークを設定すると走りやすいです。
Googleマップの特徴①お気に入り登録
まず、お気に入り地点を登録しておくことができることとしてあります。また、知り合いの家や自分のお気に入りの場所などジャンルごとに登録できる上に、登録した地点は常に地図上に表示されるため、自分だけのおすすめ観光地集をつくる楽しみもあります。
Googleマップの特徴②衛星写真
通常のモードではグラフィックとして街の様子が表示されますが、衛星写真のモードに切り替える事でストリートビューが使用できます。これは、現地の写真を見ることができるので、事前に周辺の様子を調べることが出来ます。
Googleマップの特徴③周辺スポット検索
そろそろご飯を食べたい、そんな時に周辺スポット検索を使います。目的地の検索欄に、「ラーメン」や「カレー」などキーワードを入れて検索すると、一定の距離内に点在する近場のお店の一覧を表示してくれます。ちなみに何が食べたいかわからない、という時は「昼食」や「飲み屋」など、大雑把なワードで検索しても問題ありません。
おすすめ自転車ナビ②Yahoo!マップ
東京都に本社を構え日本を代表する大企業、Yahooがサービスしているアプリです。現在、1500万ダウンロード数を誇る、大人気アプリで純正カーナビに劣らない情報量がウリのアプリとなっています。2019年4月にアップデートされ、Apple CarPlayにも対応されたことで自転車だけでなく、車でも使いやすくなりました。
Yahoo!マップの特徴①イラスト
目的地が近場でない限り、必ずどこかで道を曲がる必要があります。しかし、場所によっては道の構造が複雑でどこで曲がればよいのかわかりにくいことが多いですが、Yahoo!マップでは曲がり道に差し掛かった際、拡大図のイラストを表示してくれるため、非常にスムーズに道を曲がることができます。また、イラスト上にも矢印があるため、見やすいです。
Yahoo!マップの特徴②案内が早い
走行中にマップ画面を見ると事故のリスクがある為、可能な限り、音声を頼りに走行します。Yahoo!マップは他のアプリと比較すると、早い時間から曲がる事を伝えてくれます。運転手側としてもゆとりを持てるので、心理的ストレスを感じずに安心して走行することができます。
Yahoo!マップの特徴③道がわかりやすい
道順を選択するのはAIが自動で行ってくれます。googleマップは早い代わりに、裏路地を細かく進むため、イマイチ自分がどこを走っているのかよくわからなくなってしまいますが、Yahoo!マップは大通りなど覚えやすい道を優先的に選択してくれるため、走りやすく、位置関係もわかりやすいので次のルートも予測しやすいです。
おすすめ自転車ナビ③自転車NAVITIME
自転車NAVITIMEは、自転車乗りの中では有名なナビアプリです。数年前に「ハァ~イ♪ナビタイム~!」と陽気な人物がCMをしていましたね。機能は優秀なのですが、課金制であるため、機能ごとに無料か有料かでわかれています。
NAVITIMEの特徴①ルート検索のバリエーション
NAVITIMEはルート検索において、推奨ルートの他に、距離優先や坂道の有無、裏道優先などルート検索のバリエーションが豊富です。自動車と違い、自転車は坂の有無によっても到着時間に大幅な差がでるので、ユーザーを考慮したシステムであると言えます。また、有料版にアップグレードすれば経由地の設定も可能となります。
NAVITIMEの特徴②走行ログ
実際に走行したルートや距離、時間、おおよその消費カロリー等のデータを記録、閲覧することができるため、サイクリング後にも楽しく振り返る事やダイエットに使用することができます。また、地図上では速度によってルートを示す線が色分けされるため、どこが走りやすかったかなども振り返る事ができます。しかし、有料コンテンツとなるため、課金が必要となります。
NAVITIMEの特徴③サイクリングロード特集
自転車用に使用することが想定されたアプリのため、おすすめのサイクリングコースの情報を閲覧することができます。現状、ちば里山若葉コース、ちばベイサイド美浜コースなど都内付近のコースを中心とした情報しか掲載されていませんが、自分の行きたい場所の情報を得るには便利な機能であるといえるでしょう。
おすすめ自転車ナビ④auナビウォーク
携帯会社であるauがサービス運営をしているナビアプリです。最近では有名俳優たちが日本昔話に登場する有名キャラクターに扮してCMに登場しています。auが管理しているので当然、auユーザーに対しておすすめできる機能がついているので現在、au携帯を使っているという方は必見です。
auナビウォークの特徴①ARルート案内
Googleマップのストリートビュー同様、実際の道の写真を見ることができます。しかし、Googleマップよりも太い矢印で目的地までの道のりが表示されているため、非常にわかりやすいです。また、Android2.1以上の端末でしか対応していないので注意が必要です。
auナビウォークの特徴②屋内ルート案内
地下鉄など複雑に入り組んだ屋内の案内も可能です。地図上ではわかりやすく細分化されているため、自分の現在地も把握しやすい上に、トイレやエスカレーターなどランドマークとして使いやすい場所もきちんと示されているので、迷いやすい地下鉄でも最短ルートで移動が可能です。
auナビウォークの特徴③ナビマイレージ
アプリの利用特典として、「ナビマイレージ」が貯まっていく機能があります。主に電車の混雑状況のレポート報告や朝7時~10時限定で最寄り駅からひと駅手前で降りて歩いた場合にマイレージが貯まるようになり、目安としては1200歩で5マイレージとなります。このマイレージを貯めてできることとしては、1マイレージにつき1pontaポイントに交換することができます。
おすすめ自転車ナビまとめ
今回は、おすすめの自転車アプリについて紹介しました。どのアプリも優秀な機能がついており、各々、特徴があります。自分はどの機能を使いたいか、などを考えた上でアプリを使っていけば、より快適で楽しい自転車旅ができます。それでは良い自転車ライフを!
出典:https://map.yahoo.co.jp/