自転車のチェーンの調整方法!たるみの直し方や上手な張り方を解説!

自転車のチェーンの調整方法!たるみの直し方や上手な張り方を解説!

長く自転車に乗っていると、チェーンが外れやすくなったりすることがありますが、それはチェーンのたるみが原因というケースが多々あります。チェーンのたるみの多くは張り調整で解決できますよ。今回は、自転車のチェーンがたるむ理由と、チェーンの調整についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.自転車の異音
  2. 2.自転車はチェーン駆動
  3. 3.チェーン調整は必要?
  4. 4.チェーンのたるみをチェック
  5. 5.チェーンはなぜたるむ?
  6. 6.チェーンのたるみは修理可能?
  7. 7.チェーンの張り方
  8. 8.チェーンをたるませない為に
  9. 9.まとめ

自転車の異音

皆さんは、ふだん自転車に乗っていて、たまにシャリシャリシャリという異音を聞いたことがありませんか?また、異音を気にせずそのまま乗り続けるうちに突然チェーンが外れて、困ったことはありませんか?その異音は、チェーンのたるみが原因です。今回は、チェーンのたるみと直し方などについてご紹介します。

自転車はチェーン駆動

筆者提供

自転車は、一般的にチェーンによって駆動力を車輪に伝えて走らせる乗り物です。ライダーがクランクを回し、クランクがチェーンを通して、後輪を回します。チェーンが切れたり外れたりすると動力が伝わらず、走行することができなくなります。チェーンは自転車にとって最も重要な部品の一つです。

チェーン調整は必要?

自転車のチェーンは金属製で、とても堅牢なものですが、時折メンテナンスを必要とします。チェーンのメンテナンスといえば清掃と注油がメインですが、張りの調整も必要となります。

チェーンの張りによる影響

自転車は、人の脚力だけで進む乗り物です。脚力を動力に変えるためにチェーンが使われています。チェーンの張り方一つで、動力に変換する効率に大きな影響が発生します。また、チェーンの張り方はそれだけではなく、チェーンの外れやすさ、耐久性など、自転車の乗りやすさにも大きな影響を与えます。

チェーンが張っている

チェーンが張っていると、ペダルの漕ぎ出しのレスポンスがよくなりますが、チェーンへの負荷が大きく、チェーンを痛めやすくなります。また、走行時の抵抗が増えることもあります。同時に、スプロケットも消耗しやすくなります。

チェーンがたるんでいる

チェーンがたるんでいると、急な漕ぎ出し時にチェーンが外れやすくなります。またチェーンが左右にぶれやすく、チェーンが傷みやすくもなります。チェーンがチェーンステーに接触して、自転車に傷をつける恐れもあります。

チェーンのたるみをチェック

チェーンの張り調整が必要かどうか確認するために、チェーンのたるみをチェックしましょう。

チェック方法

Photo by Got Credit

修理を行う前に、まずは、チェーンのたるみをチェックしましょう。チェーンのたるみを簡単にチェックするには、チェーンとチェーンステーの隙間を確認するのがよいでしょう。明らかに伸び切ってたるんだチェーンは、チェーンステーに接触するくらい垂れ下がっていることもあります。

必要な道具

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ぱっと見でチェーンのたるみがよくわからないときは、チェーンチェッカーを使用してチェーンの伸びを確認することで、チェーンのたるみをある程度正確にチェックできます。

適度なたるみは?

チェーンにとっての適度なたるみ具合は、駆動効率、チェーンの耐久性を考慮すると、チェーンを上下させて1~2cmくらいの遊びが発生するくらいがちょうどよいと言えるでしょう。

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チェーンはなぜたるむ?

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