自転車を趣味にしませんか?
自転車は通勤通学だけの移動手段だけの乗り物ではなく、娯楽としても使える乗り物です。楽しみ方は多くあり、スポーツ目的から遠出のトラベルツーリング、カスタマイズなど、自分に合った楽しみ方を見つけましょう。これから自転車の魅力、始め方から楽しみ方を紹介していきます。
自転車の魅力
魅力①自転車は1人でも楽しめる
1人でも楽しめるのが自転車です。球技スポーツなどは1人で楽しむのは難しいですが、自転車は道さえあれば1人でも楽しめるスポーツです。集団が苦手な方や気遣いをしたくない方、1人で何かに没頭したい人にも自転車は十分に楽しめます。
魅力②自転車での有酸素運動・フィットネス
自転車は健康管理に適していて有酸素運動は普段の運動不足解消になり、ダイエットにも効果的です。ランニングやウォーキングでは膝を痛めやすいですが、自転車は体を痛めにくいので、楽しみながら運動ができます。
魅力③自転車はストレス解消にも効果的
サイクリングはストレス解消・発散にも効果的です。サイクリングで程よい運動をし、自転車で風を感じながら青空の下を走り、変わる風景を楽しむことにより日常生活でのストレスを軽減できます。
魅力④自転車のカスタマイズ
スポーツ系のバイクを購入して、楽しくなってきたらカスタマイズする楽しみ方もあります。ホイール、ハンドル、コンポーネント(変速機、ギア、シフターなど)、サイクルコンピュータなどを変えるだけで自転車の見た目もかなり変わり、自分好みの自転車を作れます。
自転車を始める前に種類を知ろう
自転車には普通自転車・シティサイクル(ママチャリ)以外に大まかに分けて三種類あります。クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイクなどです。これから三種類の自転車の解説をしていきます。
自転車の種類①クロスバイク
クロスバイクはロードバイクとマウンテンバイクを掛け合わせたような自転車です。フレームはロードバイクと似た形状になっており、ロードバイクまでとはいかないが速く走れ、またタイヤ幅も太めを履かせることで、ちょっとした段差と未舗装でも走れる自転車です。前かごなども装備できるので通勤、通学、お買い物にも適しています。
自転車の種類②ロードバイク
ロードバイクは長い距離を最速で走るために作られた自転車です。自転車の重量は軽く、体を前傾姿勢にすることで空気抵抗を最小にすることで速く走れます。最近ではグラベルロードバイクなどが流行っており、砂利道でも走れる用に太いタイヤをはかせれるモデルも発売されています。
自転車の種類③マウンテンバイク
マウンテンバイクはありとあらゆる場所に行ける自転車です。ロードバイクやクロスバイクのように舗装路での走破性能は劣りますが、山道、砂利道ならハンドルがとられず走り抜けることができます。また、タイヤの空気圧は低く、太いタイヤをはかせているのでパンクのリスクも少なく安心して走ることができます。
電動アシストのE-BIKEもある
E-BIKEとは電動自転車のことを言います。坂道でも電動モーターがアシストしてくれるので、坂道でも楽々と走ることが可能です。最近のE-BIKEは、クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイクなど種類も豊富で、バッテリーの持ちもいいので最長で200キロくらい走る性能があります。高価ですが予算に余裕のある方は購入を検討してみるのもいいですね。
自転車の始め方【最低限必要なこと】
自賠責保険に必ず加入しよう
自転車を始める上で自賠責保険には必ず加入しましょう。自転車は軽車両で、事故になると被害者にも加害者にもなる可能があり、保険に加入せず加害事故を起こしてしまい高額な慰謝料に対応できないケースも報道されています。自転車の自賠責保険はコンビニなどからでも加入できますし、年間5000円以下程度で加入できるので自賠責保険には必ず加入しましょう。
ヘルメット必ずかぶろう
自転車を乗る際はヘルメットを必ずかぶるようにしましょう。自転車は2輪車です。バランスを崩せば容易に転倒します。2輪車の転倒はどう転ぶかわかりません。その際に頭をケガすることもあります。ヘルメットをかぶっていれば大したことないことが、かぶってないばかりに脳にダメージを与えてしまうかもしれません。安いヘルメットでもいいので必ずかぶるようにしてください。
おすすめの自転車の楽しみ方
自転車の楽しみ方には、週末サイクリング、ツーリング、ロード競技、サイクルイベント、ポタリング、輪行サイクリング、山道などがあります。次に楽しみ方について紹介します。
楽しみ方①週末サイクリングを楽しむ
普段の日に自転車に乗られない方でも、週末にサイクリングをしてみましょう。家の近くを走りるのもいいですし、少し遠くに足を運んでみるのも楽しいです。あらかじめ付近のサイクリングコースを下調べしておき、気のむくまま寄り道するのもおすすめです。急がずゆっくりと疲れない程度に走ることで、普段の運動不足やストレスの解消にもつながります。
楽しみ方②自転車ツーリングをしよう
自転車でツーリングに出かけましょう。目的地や走る距離を設定し、自転車で出掛けると楽しいですよ。ツーリングには一人で走るソロツーリング、集団で走るグループツーリングがあります。ソロツーリングは自分のペースで走れ、気の向くままに走ることができ、グループツーリングでは仲間同士で走ることにより、長い距離やきつい坂道でも走りきれたりします。
ツーリングをする際は目的地の設定を
自転車ツーリングをする際は目的地を決めるとより楽しくなります。30m先にあるカフェや道の駅といったところに行って買い物やご飯を食べるという目的を設定することにより自転車をより楽しくかんばって目的地に行くことができます。しんどくなれば途中でコンビニ休憩を取ったり、少し寄り道しゆっくり行くのも楽しみ方の一つです。
楽しみ方③キャンプツーリングに行こう
最近はキャンプブームもあり、自転車にキャンプ道具を積載しキャンプツーリングする楽しみ方があります。自転車にリアキャリアを装着すことでキャンプ道具を積載できるようになります。キャンプ道具を積載すれば、遠くへ旅することが可能になります。おすすめの自転車はロードバイク(グラベルロード)、マウンテンバイクがおすすめです。
コンパクトなキャンプ道具を購入しよう
自転車にキャンプ道具を積載するにはバックパックにキャンプ道具を詰め込み、フロントキャリア、リアキャリアに取り付けます。できるだけコンパクトな物を購入するようにしましょう。一人用テント、テント内の敷物、シュラフ、クッカー、ガスコンロ、テーブル、チェアなどが必要です。最近ではコンパクトに設計されているものがあるので予算に合ったものを購入してください。
楽しみ方④ロード競技に参加しよう
ロード競技には種類があります。一般の道を長距離走り一番を競うロードレース、高い山を自転車で上りタイムを競うヒルクライム、周回コースを何周も走り一番を競うクリテリウム、制限時間いっぱい走り周回を競う耐久レースなどがあります。
自転車競技は面白い
ロード競技は誰かと競ったり、自分の脚力をしることができるので面白いです。自転車が楽しくなってき、長距離を走れ出してくるとそれなりに脚力がついているのでどのくらい力がついているのか腕試ししてみるといいでしょう。おすすめのレースは初心者でも参加しやすいヒルクライムです。
初心者がロード競技に参加するならヒルクライムレースがいい
なぜ初心者の方でロード競技に参加するならヒルクライムがいいかというと、スピードが出にくく比較的安全な競技だからです。ヒルクライムは基本的にずっと坂を上るのでスピードがでにくく、人との接触が少ないです。ロードレース、クリテリウム、耐久レースは集団で走ることが多いので人との接触がする可能性あります。初心者の方が参加するならヒルクライムレースに参加することをおすすめします。
楽しみ方⑤サイクルイベントに参加しよう
サイクルイベントに参加するのも楽しいです。全国で色々と開催されており、有名な大会でしまなみ海道を封鎖し走る大会や淡路島を一周する大会などがあり、その土地のご当地グルメなどのもてなしがある楽しいポイントです。短い距離から長距離まで自分の脚力にあった大会に参加しのてみましょう。大会ではたくさんの人が走るので一人でいかれる方でも、安心して楽しく走れますよ。
楽しみ方⑥ポタリングをしよう
ポタリングとはしんどくない程度の速度で走り、散歩感覚で自転車の楽しみ方があります。自転車は街中の色々な場所に行けるので、カフェをはしごしたりするのもいいですね。海沿いを走ったり、山などを走り紅葉など季節を楽しみゆっくり走り、休憩をとるそんな楽しみ方もあり、ストレス解消にもいいですよ。自転車はどの種類に乗っても大丈夫です。
楽しみ方⑦輪行サイクリングに出かけよう
輪行サイクリングとは自転車を電車などに積んで持ち運んで移動し、移動先で自転車に乗る楽しみ方があります。自転車をある程度分解し、袋に入れて持ち運ぶことにより電車などの公共交通機関を利用できます。例えば東京から大阪まで自転車では中々いけませんが、大阪まで電車を利用し自転車を持ち運べば、長い時間現地を自転車で散策でき楽しめます。
楽しみ方⑧山道を上って下ろう
マウンテンバイクなどで山道を走る楽しみ方があります。普段いけないような場所にマウンテンバイクを使用することで悪路を走るのは楽しいです。ですが山を走れるといっても他人の山の私有地を荒らさないよう注意してください。最近ではマウンテンバイクのために作られているコースもあるので、そういうところで走るのもいいですね。マウンテンバイクがおすすめです。
自転車で遠出する際に身内など連絡しておく
自転車が楽しくなってきて1人で遠出をしたくなった時には、必ず行き先を身内または友達連絡しておきましょう。どこで事故に巻き込まれるかわかりませんし、自転車が故障し自分では直せない状況になった際にあらかじめ連絡を取れる人を見つけておくと何かあった時には対応してもらえるので安心です。
自転車で楽しもう
自転車は健康にもよく、楽しい乗り物です。通勤通学にはもちろん、普段のストレス解消にもなります。自転車を漕げば車とは違い変わる季節を楽しみ、仲間とツーリングに行きおいしものを食べるのもいいですし、自転車競技楽しくなればストイックに練習するのも楽しいですね。楽しみ方はたくさんあるので自身に合った自転車の楽しみ方を見つけてください。